「いつの間にか」パンク侍、斬られて候 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
いつの間にか
現代語や横文字のセリフや原作のト書きをそのままナレーションに使うなど、最初の方では「あー失敗した」と思うんだけど、後半に行くほどスピード感やカオス度が増して気がつけば物語の中に引っ張り込まれている。
クドカンのポップさに石井岳龍のアナーキーでパンクな作風が深みと色をつけていて、訳がわからないのに目が離せないカルト的な展開に。
面白いかと聞かれれば正直微妙だけど、今のご時世にこれだけの“奇作”を発表したのはスゴイと思う。
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