「安田顕さん主演作」愛しのアイリーン M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)
安田顕さん主演作
ヤスケンこと、安田顕さん主演作品。
なんだか面白そう、、、と思ってみたのはいいが、
なかなかハード。
一言でこの映画の感想を言うのは難しいのだけれど、
これは好き嫌いが分かれそうな映画だなぁ。と思った
好きか?と問われると、素直にうんとは言えないけれど、決して嫌いなわけでもなく。
苦手かと言われると、そうでもない。
内容としては、愛情の物語なんだけれど、とても歪んでいて、なかなか共感しづらい。
主人公が、少しずつフィリピーノのお嫁さんに心惹かれいってる様は素敵だったのに、ある事件をきっかけに爆発。性欲に支配されたというか、どこかプッツンきちゃったというか。
なかなか理解しづらいの。
私自身が女性だからということもあるのかもしれないけれど、なんせキャラクターみんなにどこにも自分と共通できる部分を見出せない作品だったな。
主人公の岩男の母を木野花さんが演じられていましたが、これもまたなかなかの狂いっぷり。子離れできない親の醜さというか、執着している様をみるととても気持ちが悪い。見方を変えればそれだけ愛しているってことなのかもしれないが、私は無理ー!
純粋なんだけれど、どこかしたたかなアイリーンも、いろいろある中で大変だけれど、こちらも共感できず。
とにかく愛情というのは非常に複雑にもなり得ることを思い知らされる。ラブストーリーというジャンルにも振り分けられそうな本作でしたが、私にはなかなかハードルが高かったかなぁ。
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