「心なき映画」愛しのアイリーン Masayaさんの映画レビュー(感想・評価)
心なき映画
こんな酷い映画(原作)はない!不快の極み!
国際結婚でのドタバタで笑わしてハッピーエンドのつもりが、あらゆる罵倒暴言が凄惨さに拍車を掛ける。こんな映画が昨今は好まれる?
トランプを批判しつつ、人種に対する偏見を根強く持つ日本人の本音が、姑の「屑、ゴミ!」という言葉に表れる。その真ん中に置かれ、訳の分からない国に蔑まれるアイリーンの哀れ。
私自身、過去にフィリピーナとの結婚経験もあり、彼女達の家庭事情や日本男性に求める物(本音)は愛ばかりではないと言うことは少しは分かっているつもりです。それでも、この映画の様な政略結婚ばかりではないし、日本女性が男性に求める事に変わりはないのです。
そういう自戒を込めて、またこの作品が誤解や差別を生まない事を願い、自分の中で”今年最低の映画”としました。
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