「誠実な映画化」愛しのアイリーン nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)
誠実な映画化
原作を読んでいたものですが、キャストも原作のイメージと合っており、濃密な人物やストーリーを誠実に映画化したものと感じました。
鬱屈した田舎町の日常描写に、暴力と肉欲、愛かもしれないものが混じり合う猥雑感が素晴らしく、何気に挿まれる滑稽感も丁度良いです。
俳優陣の演技もそれぞれに素晴らしかったと思います。
特に、木野花の激しい鬼ババアぶりは印象的でした。
原作で目頭が熱くなったものですが、映画でも目頭が熱くなってしまいました。
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