カツベン!のレビュー・感想・評価
全210件中、61~80件目を表示
面白かった😁
松岡茉優ちゃんと共演したドラマを観て、また「人間失格」にも出演なさっていて、成田凌さんをなんとなく好きになってストーリーが面白そうだったので劇場で観ました。
成田凌さんの本気出して演じているのが伝わるような、また初主演作品として本作をものすごく大切になさっている様子とかがみてとれました!
成田凌さんの発声がとにかく大きくて凄かったですね。ビックリするほどでした‼️
メリハリ効いた演じ方で、ワクワクハラハラしながら前のめりで観ていたからあっという間にエンディングでした!
成田凌さんはとても背が高いので、とってもスクリーンに映えて見惚れました。
昔のチャリンコ?に全速力で爆走しているシーンは笑っちゃいました、
また成田凌さんを支える他のキャストの皆さんもホント良かったです☺︎
チームワークの良さが伝わるような雰囲気でした☺︎
ストーリーは大正時代なので趣があってとっても素敵でした。
セットも素晴らしく、手の込んだ作りでホントに素晴らしかったです。
キャスト・スタッフさんの良い作品にしようという意気込みを感じました!
是非、まだご覧になっていない方は大きいスクリーンで観ていただきたいです。
オススメいたします(๑˃̵ᴗ˂̵)
エンターテイナー!
活動弁士(カツベン)とは、サイレント映画隆盛の時代、スクリーンの傍らで、その画に合わせて内容を解説するエンターテイナーのこと。日本独自の文化で、現在でも活躍する弁士が十名ほどいるほうな。
それぞれが我流のワザを駆使する事で、恋愛物が三流コメディ映画に成り変わったりと、弁士の腕次第で作品の良し悪しが全く違ったものになるから面白い。
その昔、日本の無声映画は活動弁士ありきで作られていたそうな。今々観ると物足りなさを感じるのは当たり前のこと?
恋あり、笑いあり、アクションありと映画の楽しさがいっぱい詰まったゴージャスな作品。日本の古き良き時代をご堪能あれ。
鑑賞前に周防監督のインタビューを読んでおくと色んな知識が身について、より楽しめるかと思います。
口調
無声映画に声をあててたのは日本だけらしい。つまりは活動弁士って職業は日本にしか存在しないって事なのか。
さすがは難易度の高い言語を駆使する民族だと、不思議と納得する。
逆に言うと自由な発想を尽く嫌がるのだなぁと、この職業が発生した生い立ちにこそ興味が湧く。
作品自体はなぜだかボンヤリした印象だった。フレームが悪かったのかなぁ…音楽は好きじゃなかった。
滑り出しは楽しかったんだけどなぁ。
当時の撮影風景が映し出され、日が翳ったり乱入者がいたりで結構なハプニング続きだったんだけど、本編ではカットする所かそのまま使われてて、弁士が物語をこじ付けて上映するみたいな。かなりいい加減で苦笑い。
女優はおらず女形がやってたりと、馬鹿げた日本のルールというかルーツに嫌悪感を抱いてた。
なんか全編通して薄っすらとそおいう匂いを嗅いだりする。
監督は作品へのリスペクトはあるものの、作品を取り巻く環境へのリスペクトはあんまりないんだろうな、と。
そんな雑味が、なんとなくボンヤリとした印象って感想になったのかもしれない。
弁士の口調は流石な感じではあるものの、あまり映像とリンクして映し出される事はなく、効果をあまり感じられなかった。
ラストの追っかけっこも馬鹿みたいで、全然しっくりこない。やっぱ全体的にしまりがない印象が拭いきれない。
ヒロインの幼少期を演じた女の子が可愛かったなぁ…。
もっとこう活動弁士の歴史みたいなものを観れるのかと思ってたけど、そおでもなかったな。
黒島結菜可愛い
いやぁ映画愛に溢れた良い作品と思います。
活弁士という日本独自の文化が魅力的に描かれている。
駄作でも面白くしちゃう、そんな活弁士って凄いなぁ。今で言えば、ドラマで人気の副音声でしょうか?もちろん今のドラマは音声付きなのだから、元の音声で勝負して欲しいが、無音映画なら活弁士は立派な映画の一部ですよね。
ラストはハッピーエンドになって欲しかったなぁ。だって黒島結菜が可愛過ぎたから。あれでヒロインよりお世話になった映画館を取るなんて、男としては理解不能です笑
上白石萌音、城田優、山本耕史、シャーロットケイトフォックスが出演していたとは、、結構豪華な面々ですが気付きませんでした。劇中劇だったのでしょうか?
周防監督らしい小細工の無い昔風の出来
セットが主流で特にCG等の映像の細工は無く山田監督や三谷さんのような世界感!成田は端役でゲス役みたいな役ばかりだが初主演で紳士的な主役!!!もともと二枚目なので今後に期待したい!
成田凌の役者ぶりを堪能
キャスティングがいい。
それに応えて役者たちの演技もいい。
セットなどの美術も所々いい。
撮影も悪くない。
…なのに、何か物足りなかった。
周防監督の映画愛が結実した作品なんだろうか。
片島章三氏(経歴は存じ上げないが)が永年暖めてきた脚本らしいが、このお二人の意識にズレはなかったのか。
ドタバタ喜劇なら、それはそれでいいと思うが、だとすれば笑えない。
何かを伝えたかったのではないかと思うが、それが伝わらない。
自分の理解力のなさが原因かもしれないが。
例えば、山岡秋聲(永瀬正敏)が説明し過ぎる弁士を否定するような場面がある。
だが、クライマックスで山岡は「つぎはぎ活動写真」を作らせ、染谷俊太郎(成田凌)ならそれを上手く語れると言う。さらに、俊太郎が間に合わないと見るや自分が舞台に立とうとする。
ここに矛盾がありはしないか。
事件が起き、小屋の窮地を救うためだからポリシー云々は関係ない場面ではある。
ならば山岡がポリシーと流行とのギャップに苦しむ場面の意味は何だったのか。
俊太郎がそのポリシーを受け継いで花を咲かせるという訳でもないのだ。
よく知らないが、
当時の活動弁士は小屋付きとフリーランスの二種類いたのだろうか。
主人公俊太郎は、山岡秋聲の巡業を騙る窃盗団に加担する。
一方で、山岡を初めとした弁士たちはみな劇場との専属契約の様だった。
山岡は落ちぶれて小屋付きになったということか。
また、
映写技師が細切れのフィルムをコレクションしていたが、劇場で編集していたのだろうか。
フィルムは興業主が買い付けて所有するので、劇場どうしでフィルムの貸し借りをすることも昔はあった。(昔と言ってもこの映画の当時のことは知らないが)
でも、作り手が編集した完成品を買い付けていたはずだ。
当時は劇場が編集し直したりしていたのだろうか。
ただ、フィルムを編集している場面は「つぎはぎ」を作る過程以外には出てこない。
とは言え、見所は多い。
映画の冒頭で描かれる大正時代の撮影風景は、往時を想像させて面白い。
そこに主人公たちの幼少期が重なって、郷愁を誘う。
靑木館の3人の弁士は特色がハッキリしていて、良いキャラクターだ。
何より、主人公の成田凌と高良健吾は、語りの演技が見事だった。それなりのトレーニングを積んだのだろう。
最も残念だったのは、「つぎはぎ」上映の後のドタバタだ。
可笑しい場面もあったが、無駄に長く引っ張った印象だ。
これでは笑えるものも笑えなくなる。
ヒロイン梅子(黒島結菜)を絡めたラストのシークェンスは、セオリーと言えばそうなんだが、良かったと思う。
「終わり良ければ全て良し」に従うなら、冒頭も良かったし、及第点かもしれない。
口八丁
かつての映画は、活動弁士により命を吹き込まれ、人々を楽しませていた。その頃のことはよく知らないけれど、映画ファンとしてリスペクトしたいですね。周防監督らしく、面白いテーマ設定と、それを掘り下げながらしっかりドラマとして仕立てていて、見てて安心感あります。ちょっと時代がかったオーバーさもまた、その時代を忘れさせない演出なのでしょう。クレイジーキャッツばりのドタバタ劇は、久しぶりで楽しめました。若い人向けではないような気もしますが。
それにしても、成田凌。ここ数年映画にドラマに大活躍ですね。似合わない役もあるけれど、それなりにこなしてしまうところは、器用なのでしょう。「スマホを落としただけなのに」「さよならくちびる」「愛がなんだ」などなど、メインキャストで年5-6本は出てる印象。スケジュールどうなってるんだろう?
黒島結菜は、直近で「Sick’s」を見てたので、あ、普通の人間の役だと新鮮でした。若いのでこれから楽しみな女優さんですね。
永瀬正敏、竹野内豊、井上真央はじめ、豪華な役者陣が脇を固め、ベタベタな笑いのパターンをきちんと見せる、抜群の安定感です。派手なところはほとんどないけれど、活動弁士という題材をうまくあしらった、ほっこりした楽しい作品です。
映画愛・活動弁士愛は微笑ましいが、脚本のノイズが気になる作品。
活動弁士指導を担当された坂本頼光先生。
頼光先生の無声映画と「サザザさん」が好きで、先生のSNSで『活動弁士の映画が出来た!活動弁士に光が当たる!!』と大いに宣伝されていたので足を。本人も活動弁士役で出演、且つ指導対象の成田凌さんが見事に若手活動弁士を演じていたのを見て胸が熱くなりました。
頼光先生が、活動弁士にスポットが当たって良かったです。
また主役の成田凌は頑張っている。
その誠実な姿勢に物凄く好感が持てます。
「電柱みたいなヤツだな」と背の高さを話の世界になじませた上で、彼の成長期を、しかもキチンと成長した姿を明確に観ること出来る。その納得感の持たせ方にグッときました。
あと指導役の頼光先生っぽいな、という場面も散見され、芸の継承という片鱗が垣間見えて嬉しくなりました。
で、諸手を挙げて拍手喝采か…というと。
話の流れがガッタガタ。
途中意識がトんでいたのかと錯覚する程に『え、それ、いつやった!?』という下りが度々。
“ご都合主義”的な話の流れがノイズになり都度、現実世界に引き戻されました。
隠れキーマンであった池松壮亮が放った一言、『え、それ、いつやった!?スッゲー大事な部分じゃないの!!?』と度肝を抜かれました。
ダラダラした場面もタルいキツい。
冒頭の幼少期からタルい。
誰が明らかに悪い、という感じではなく、もう、このセクション自体が丸ごと悪い。
ネタ振りなのは分かるけど、分かるけどさぁ。
出鼻を挫かれ、早速に尻が痛くなる。このスタートダッシュ失敗が痛い。
敵役の体がデカい奴と銃バンバンする奴も無駄に長い。
終盤になればなるほどに『もういいよ、それ』と思うことが増えました。
あと竹野内豊。徹頭徹尾、キツかったです。
映画愛・活動弁士愛は微笑ましいが、脚本のノイズが気になる本作。
活動弁士が題材の映画は暫く無い、と思いますので、興味がある方、少し触れてみたい方は鑑賞してみては。
少なくとも成田凌は頑張っている。好感が持てます。
オススメです。
まとまりのある満足感
ちゃんとしてる
っていう印象が第一。
エンターテイメントとして充分な作品でした。
凝りすぎず、わかりやすく、おもしろく。
まま、粗が見えますが雰囲気が伝わればいいか程度にしているようで映画というよりは舞台的。
どこかわざとらしい誇張的演出や
ベタだけれど飽きのこない展開やオチも安心感。
奇をてらってまとまりのない話にはならず
しっかり伏線をはって回収して終わっていく。
安定感がとても心地よい映画でした。
なんか三谷化を感じる〜〜
まだ、映画がサイレント、
音がなくて映像だけだった活動写真に
音楽をつける楽士と、物語を語る弁士がいた時代のお話。
活動弁士たちが物語を語るサイレント映画は
この映画のためのオリジナルで
あれ?観たことある!
あれは朝ドラの〜〜とか
監督の奥さんの〜〜とか
以前に主演した〜〜よね、とか
見覚えのある人たちもチラホラ〜〜
周防作品の常連俳優、竹中直人や渡辺りえも
いい味出してて兎に角気楽に楽しめる作品です。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
活動弁士を演じた三人、
成田凌、永瀬正敏、高良健吾のお三方は
随分訓練したらしく、かなり堂に入った演技でした。
特に主演の成田凌はテレビでは少々ウジウジした
今時の青年を演じることが多い役者さんですが
今作ではかなり声を張った演技で堂々としてました。
ただ、周防監督の出世作
「Shall we ダンス?」や「ファンシーダンス」等の
センスの良いニヤニヤ感が大好きな私的には、
今作はちょっとドタバタが無駄に多い気がする。
高良健吾と成田凌のタンスの引き出しを挟んだあれや
まるで銭形のとっつぁんの様な直情型の竹之内豊とか
楽しいけど結構ドタバタ〜〜しつこい!
そのほか、多数の有名俳優がカメオ的に出てきて
ちょこと馬鹿な演技を挟んでくるこのこの感じは、
そう、まるで三谷幸喜作品みたい!
編集は周防監督ではないそうですが
もうちょっと思い切りよくカットして
整理して欲しかったな〜〜
@お勧めの鑑賞方法は?
映画愛の塊の様な映画です。
映画館で見て欲しいけど、途中で止めたり戻したり
サイレント映画の部分の俳優さんをチェックできる
配信やDVDも楽しいと思う。
レトロ感
目から入ってくるレトロ情報が心地よい作品です。(笑)
当たり前ですがどれもこれもその時代のもので
今を生きるわたしにとっては古いのに新しい、そして可愛くもあり。
物語もどんどん進んでいくので暇になることがなかったです。
成田凌くんは最後までズルい人だった!(?)
ハラハラドキドキ活動写真
今となっては観る機会のない活動写真の世界とそれに関わる人々、そして俊太郎さんと梅ちゃんの物語
まず驚いたのは成田凌!快活に明調子で語りまくる。〝愛がなんだ〟ではヌルっとした喋りだったのに笑
作品は本当に楽しかった。はじめからラストまで笑いとハラハラドキドキのしっぱなしだった。公開から時間がたっているのでお客さんは少なかったけどそれでもあちこちからクスクス笑い声が聞こえてきた
説明臭いセリフはなくとも活動写真と弁士の事がよく分かった気になれたし登場人物は悪役にすら愛嬌があり作品にのめり込めました。
しかしところどころに貧しさからの生活苦がみてとれた。生きるための汚れた大人の世界を連想してしまいそれがちょっと悲しくせつなかった。(梅ちゃんの境遇や過去など)
幼い頃から俊太郎さんと梅ちゃんにとって活動写真はキラキラ光り輝く世界だったのだろう。でもそんな世界にも汚い部分はあったのだけど…
いろいろあったけど汚れた大人の世界を懸命に生きる2人の人生の続編を心から応援したいと思いました
登場人物ほぼ全員好きなのだが…私は唯一あの監督が好きになれない。なんか嫌なんです笑
同じように感じた人いるかなぁ
こんな時代もあったのですか。。
ちょっと年配の方向きの映画で、私の年齢ではちょっと楽しむことは出来ませんでしたが、映画としては良い映画と思います。コメディー映画としてはあまり笑う場面がありませんでしたが、タンスの引出しシーンだけは笑ってしまいました。すごく面白かったです。ストーリーがもう少しハラハラしたり、ドキドキさせて欲しいです。途中寝てしまいそうになりながらダラダラ観ていて、終盤にやっと興味が出てきました。ただ観終わってあまり感想が残らない。記憶に残らないだろうと思います。役者さんの演技については良かったです。ただ誰一人パッとしないというか、目を引くビジュアルがなく、やはり満足に欠けてしまう。
映画の原点の歴史を雰囲気で楽しめる作品です。
昨年から観よう観ようと思ってたけど、なかなかタイミングが合わずに観れなかったのですが、年が明けて、やっと鑑賞出来ました。
で、感想はと言うと面白いのに…惜しい!
結構期待してたのでちょっと惜しいんですよね。
映画がまだ今の様な体を成してないサイレント時代に活躍した活動弁士を話を描いていて、ノスタルジックかつコメディチックに描いています。
何よりもとても映画愛に溢れていて、外国から来たまだ見ぬ異文化の芸術に誰もが夢中になった良い時代を丹念に描いています。
映画をテーマにした「ニュー・シネマ・パラダイス」や「今夜、ロマンス劇場で」「世界一と言われた映画館」を思い出しました。
目玉のまっちゃんこと尾上松之助さん、怪盗ジゴマと言った映画の歴史を紐解いていけば耳にする名前が挙がるだけで楽しい♪
今や少なくなった古き単館映画館の様子を見るのも面白いし、映写機や映写技師の苦労話を聞くの好き♪
映画好きがほんわかする好きな部分が一杯です♪
その中で活動弁士の話はやっぱり興味深いです。
今の声優の礎であり、歌舞伎や文楽の世界の流れから成り立った活動弁士の歴史はもっと世に知られてもよい業績を残したかと思うし、約半世紀近くの活動は日本の映画史を語る上では欠かせない重要な役割り。
現在でも活動弁士として活動されている方が若干おられますが、職業としては成立してるとは言い難い。
だけど、その技術の高さは台本を読む事以上にアドリブ力が試される。
成田凌さんや高良健吾さんがまさしく立板に水の如く、台詞を流れる様に連発され、生で見た事がなくても、活動弁士っぽいなぁとしみじみ思いましたw
だからこそ、惜しい!
全体的に良くまとまっているのにやっぱり惜しいのは全体的に無難にまとめ過ぎた感があるのと、細かい所の描写が薄い。
成田凌さん演じる染谷(国定)が弁士になるきっかけとなった憧れの山岡秋声が青木館に在籍してからは飲んだくれて、弁士として殆ど活躍せず。
ラストで染谷憧れの山岡秋声の弁士としての見せ場も無く、客が少ない青木館に愛想を尽かせての飲んだくれかとは思うけど、あまり理由もはっきりしてない。とか
高良健吾さん演じる茂木がいつのまにか青木館からタチバナ館に移ってるし。とか
染谷と梅子(松子)との恋愛もなんか中途半端だし、タチバナ館のオーナーの一人娘の琴江もいつの間にか茂木から染谷に鞍替えしてるし。とか
ラストのドタドタもなんか古い感じではあるし、敢えてそれを入れる必要があるのかな?と思うし、入れる事でチープに感じるんですよね。
細かい事を言い出したら切りがないけど、それでも気になる所はやっぱり気になって、良い所が少し曇る感じになるんですよね~
ノスタルジックな雰囲気を醸し出した作品だからこそ、その雰囲気を楽しむとしてと、いろんな部分がアンニュイではちと困りもんではありますが、雰囲気を楽しむと言う事では心地好いんですよね♪
モノクロ映画やサイレント映画を観たくなります♪
最盛期は全国で映画館が7,500館近くあったのも減少していき、一時期は2,000館を下回った時期もあったけど、現在は3,500スクリーン。上映数は盛り返してますが、映画館の数は全国で約600。やはり映画館自体の数は減少の一途を辿るばかり。
※追記
当初、映画館数を3,500と明記しましたが、正確には全国のスクリーン数が3,500になります。
一映画館で複数スクリーンを有する、所謂シネコンは10スクリーンを有した場合は10と計算されます。
現在は映画館と言う建物で計算した場合は全国で約600近くが存在してます。
ちなみにシネコンが全体の9割を占めており、単館系の映画館は残り1割で全国で約60館しかない事になりますが、都道府県によっては単館系映画館が存在しない地域も在ります。
訂正をさせて頂きましたが誤解を招く書き方をして申し訳ございません。
先日は有楽町の名門映画館「スバル座」も閉館し、好きな映画館が少なくなるのは寂しい。
勿論、映画館が増えていったお陰は様々なシネコンが出来てきたからであって、シネコンはシネコンでとても便利だし良く利用してます。
最近では小さな映画館でもいろんな趣向を凝らしていて、映画熱は上がって来てるし頑張ってると思う。
だからこそ、映画好きな映画人なら少しでも劇場に足を運んで観に行くのがせめてもの努めかとw
今の映像と音響の極致とは対極は当たり前ですが、古き良き時代の映画が至高の娯楽とされていた時代の思い出の様な作品で映画と言う文化が大切に感じられるし、それに触れられる作品ではあります。
そんな事を感じさせてくれる素敵な映画だからこそ、惜しいのは惜しいんですが、キャラメル程ではないけどw、後味の引く雰囲気は楽しめますよ♪
元日の昼間に最高の時間
元旦(映画の日)の為にとっておいて良かった。初日の出~スーパー銭湯~コレ。昼下がりには何とも気持ちの良い気分でボンヤリ出来ました。
主人公が優しい人どころか抜け作過ぎるのには少し辟易したのですが、多少なりとも強引なこの物語として考えれば、それも些末な事。映画黎明期に日本独自で花開いた文化を楽しむにはうってつけでした。何度拍手をしようとしたことか。出来たらもっと楽しかったのだろうけれど、正月という事もあり、笑い声等々が素直に上がってたのは、この映画には良いエッセンスだったのだろう。何せアッチのお客さん達ははしゃぎ倒してますからね(笑)。
成田くん、素晴らしかったのだけれど、今回に関してはずーーーっと「よゐこの有野さん」に見えてしまい、むしろそれで笑いが増長されたのは内緒です。
さすが周防組
たのしいかわいい!何も考えずに笑っていればいいと思う!
でもさすが周防組、竹中さんが強い強い!出ただけで一人でかっさらっていくアクの強さはさすがです。
こんな時代があり映画にはこんな様々な解釈で日本ではたのしまれていたのかと、その想像力の豊かさに感心しました。
今はすべてがそろいよりリアルを求めた映像に、個人の創造が入る余地がなくなってる気もして。。。どちらがいいとはないけれど、少し寂しくも思いました。
ありがとう
日本映画に活弁がいた。
知ってはいたけれどそれを文化として考えてことはなかった。
けれど、確実にそれは文化だった。
映画を作った人間とは別の表現者がそこにいて、お客に何かを伝えていた。
発見があり、感動があり、ハラハラがあり
映画として、素晴らしかったと思う。
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