劇場公開日 2019年12月13日

カツベン!のレビュー・感想・評価

3.6177
19%
52%
23%
5%
1%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

全177件中、1~20件目を表示

5.0周防監督、あふれんばかりの映画愛

AuVisさん
2019年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

無声映画に活動弁士が語りを入れるというスタイルが、日本独自の文化だというのは、恥ずかしながら初めて知った。単にストーリーを説明するだけでなく、作品を一層面白くしたり、場合によっては映像をまるで違う文脈に変えてしまったりと、活動弁士の魅力と創造的な要素が作中でもしっかり描かれる。

成田凌をはじめ、永瀬正敏、高良健吾ら弁士役のキャストは、相当な期間を発声や独特の話し方の訓練にあてて準備したという。おかげで、彼らの演技はもちろん、「声」そのものの響きや調子も耳で楽しめる作品になった。

周防正行監督が本作に注いだ情熱、映画愛も尋常でない。劇中に白黒映画が10本ほど登場するが、すべて今作のためにシーンを撮影。そこに出演するのも過去の周防作品で主演した草刈民代や上白石萌音というぜいたくぶり。こだわりぬいた映像に、表現力豊かな俳優の声もあわせ、ぜひ環境の整った映画館で鑑賞してほしい娯楽大作だ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 11 件)
AuVis

5.0サイレント映画の活弁士を描くならドタバタが定番?

2020年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ニューシネマパラダイス的な感動ノスタルジー作品と思うとドタバタ喜劇だか、結構ゆるい。

今回は周防監督と長年の組んでいた助監督の片島章三が脚本と監督補にクレジットされていて、結構部分を担当しているのでは?推測している。
ちなみに過去の周防監督作品は全て本人が監督脚本。

残念ながら微妙な予告編の印象そのままだったので、正直言ってちょっと残念。

良い点は、主役の成田凌と永瀬正敏の活弁士ぶりと声の使い分けが結構巧みで、以外にも竹野内豊の三枚目でドタバタを身体を張ってやっているところ。

酒に溺れて落ちぶれた永瀬正敏の役割をもう少し生かしたらもっと良かったと思う・・

ヒロインの黒島結菜も大正時代の衣装も似合いとても美しい。

劇中で上映される劇中映画も全て現在の俳優を使って撮影して作るなど中々手間をかけているので、映画愛には溢れている。

この手のギャグやコメディの日本映画を見ていつも疑問に思うのだが、もう少し笑いの部分をブラッシュアップ出来ないのか?と思う。

ギャグなどのお笑い部分をプロの芸人や作家に作ってもらって、そこから選択して取り入れればいいと思いのに。コントなどは、基本的に作りこむ物が多いはず。

今の日本人は、お笑いに対しては、目が肥えているはずだから。

良作な作品を監督している方だか、ちょっと引っかかるのは、「シコふんじゃった」までは、110分以内の上映作品だったが、近年の作品は全て上映時間長い。今作も127分あるので、それがダレと感じる。

でも楽しめます。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
ミラーズ

3.5映画のオリジンの楽しさ溢れる愛すべき日本映画

2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

片島章三が20年温めた企画、活動写真上映における日本的なエンターテインメントの歴史を探る映画愛の結晶体。練りに練った起承転結の鮮やかなストーリーと、キャラメル・蜘蛛・映画技師の宝缶など小道具の活かし方、そして追っかけ・探し物・格闘のドタバタコメディのルーティンの安定感。個性派俳優たちの適材適所のキャスティングの贅沢さも期待を裏切らない。子役たちの演技含め周防監督の丁寧な演出が何より観ていて心地良い。1915年から1925年の大正時代の背景造りも手抜かりなく、当時のサイレント映画の再現も大変興味深い。ヒロインが好きな映画が1911年のフランス映画で、怪盗の犯罪をふてぶてしく描いて社会問題となる「ジゴマ」とは!彼女の芯の強さを窺わせる設定になっている。100年の歴史で、サイレントからトーキー、カラーとワイド、そしてフィルムからデジタルと変遷している映画のオリジンの楽しさと可笑しさ溢れる、愛すべき日本映画。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Gustav (グスタフ)

4.0改めて実感する、映画の面白さ。温故知新のドタバタコメディ!!

2020年4月11日
PCから投稿

笑える

楽しい

知的

【賛否両論チェック】
賛:活動弁士の物語を通して、改めてそのスゴさや映画自体の面白さを気づかされる。超豪華なキャストにも注目。
否:かなりコメディタッチな展開なので、現実味はあまりなく、その辺りの好き嫌いは分かれそう。

 この作品を観てまず感じさせられるのが、活動弁士のスゴさです。声や音がないからこそ、同じ映画でも弁士の腕次第で、悲劇になったり喜劇になったりガラッと雰囲気が変わるのが、今の映画に慣れている身としては非常に面白く感じます。まさに温故知新といったところですね(笑)。そんな活動弁士を演じていらっしゃる、成田凌さん始め、永瀬正敏さんや高良健吾さん達の演技力も圧巻で、観ていて引き込まれてしまうようです。
 そして個人的には、劇中に登場するサイレント映画にも、よーく見ると上白石萌音さんやシャーロット・ケイト・フォックスさんが出ていたりするのに、思わず感動してしまいました(笑)。言わずもがな、キャストもとっても豪華です。その辺も注意して見てみて下さい。
 ストーリー的にはドタバタコメディに終始しているので、その空気感の好き嫌いはあると思いますが、映画の面白さ、素晴らしさを改めて実感出来る作品ですので、是非ご覧になってみて下さい。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
映画コーディネーター・門倉カド

4.0活動弁士。

2020年4月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

成田凌が無声映画時代の活動弁士の役を演じている。
弁士の命。口上の滑舌もしっかりと発声をして聞いていて気持ちがいい。
竹中直人や渡辺えりなど俳優人たちに助けられて成田凌がいきいきと輝いていた。
竹野内豊のコミカルな演技がおもしろかった。
ちよっと。ドタバタ感がありましたが楽しく観ることができました。

コメントする (コメント数 1 件)
共感した! (共感した人 1 件)
しろくろぱんだ

3.5リアル4DX

2020年3月27日
PCから投稿

後方の座席で観た。

座席前方から白黒のスクリーン、
舞台下手にカツベン師。

座席とスクリーンの境界が無かった。

観客の笑い声、
貴重な映画館体験だった。

みんなで笑う!

リアル4DX?感が素晴らしかった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
蛇足軒瞬平太

4.0今度はここにきたか周防監督

2020年3月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

社交ダンス、痴漢冤罪、医療過誤裁判、舞妓に続き周防監督がテーマとしたのは活動弁士。この着眼点に頭が下がります。周防監督はそのテーマの構想に何年も時間を要するために名監督と言われている割に作品数が少ない。そんな周防監督が満を侍してつくったのがカツベンです。主演が成田凌なんだけれど、マツケンに続くカメレオン俳優。この難役もこなしている。最近新境地を見出した井上真央ちゃんもはまり役。ヒロイン黒島結菜は昔顔だから戦前のドラマにはうってつけ。
活動弁士も当時は芸人みたいなポジションで人気商売というのがよくわかりました。周防監督は演出も脚本も文句のつけようもないですが取り上げる着眼点が凄い。

活弁士ってまだ存在していて坂本来光って人が孤軍奮闘しているみたいですよ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
トシくん

3.5幸せはキャラメルの味

2020年2月29日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
movie mamma

4.0日本映画ならでは

2020年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本版ニューシネマパラダイスといった意識だったんだろうか?
映画に対する暑苦しい想い、それらにまつわる光と影、そして時代背景。
周防監督と美術スタッフが凝りに凝りまくった装飾品は、
改めてどこかに展示して欲しいほど。

ハリウッドと違って日本にはサイレント映画は無かった。
なぜなら、彼らが居たからだ。

確かにそうなんだけど、相当、翻訳テキトーだったことも伺える。
まあ、それも良き時代。

クライマックスで竹野内豊さんが、銭形警部にしか見えなかったし、音尾琢真さんが相変わらずファニーな役柄で、
主演の成田凌を上手にフォローしていた。
ベテラン、怪物らが脇を固めると作品は本当に光輝いて、
キャスティングの巧妙さと、脚本の見事さに感心しました。

彼らがいたから、私たちはいま、こうして素晴らしい作品たちに出会えている。
ありがたいなぁ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
茉恭(まゆき)

3.5映画好き

トタ助さん
2020年2月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

萌える

活動写真の弁士を目指す青年の話。
ドタバタ喜劇で分かりやすいキャラ設定。
ルパンのような刑事とのやり取りに、めっちゃ可愛い黒島結菜。ドタバタがちょっとしつこいけど、ボーッと楽しめる。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
トタ助

3.5最高の娯楽映画!幸せはキャラメルの味!

2020年2月8日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ホシ☆ケン

4.0痛快なコメディー

2020年2月4日
iPhoneアプリから投稿

劇中のドタバタぶりもサイレント映画を思わせ、まさに作品テーマをよく体現してる。
演者さんたちも役者冥利に尽きる題材だからか、目一杯の芝居をしていて活き活きしてる。

これは、家でDVDやブルーレイで見るのではなく、映画館のスクリーンでこそ見るべき作品。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 4 件)
藤崎修次

4.5無声映画時代の話を楽しめた

toさん
2020年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

簡単には撮り直しができないので野次馬の子供が写り込んでしまった映像をそのまま使ってしまう、活動弁士が語り口で悲劇的な映画もコメディにしてしまう等、この時代を舞台にしなければできないような色々な場面を見れました。話にまとまりが無いという感想もありますが、色々大雑把な時代を舞台にした映画の雰囲気なのでまあいいのかな?という個人の感想。

劇中様々な無声映画が出てくるのですが、それらは全て新しく撮影されたものなのは良いと思いました。現代からすると昔の映画ですが、作品の舞台となった当時では最新の映画ですので。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
to

3.5上質のコメディ

Joさん
2020年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ようやく観ることができました。
公開されてすぐに映画館が軒並み冬休みモードになって、上映時間が限られてしまい観に行けなかったけど、この作品は映画館で観なくては!と思っていたのです。
しかし観に行った映画館がミニミニシアターだったのでスクリーンが小さく、DVDでも良かったかも?と感じるほどだったけど、映画は面白かった!
近年まれにみる上質なコメディで、さすが周防監督。
有名俳優を惜しげなく使っていて、たいそう気合が入っていたみたい。
主役の二人が役者不足だったのが残念だけど、周りが芸達者だったから作品全体としては、とても楽しめました。
終わり方も良かったです。

もっと上映館を調べておけば良かったな。
木戸銭が高い、と思ったのは久しぶり。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
Jo

4.0「活動写真」は「無声映画」にあらず。

yuiさん
2020年1月30日
PCから投稿

****
日本に映画というものが輸入されてから、「発声映画(トーキー)」が普及するまでのごく短い期間を全盛期とした活動弁士。映画は彼らの語りによって喜劇にも、悲劇にもなる。解釈の余地の幅があるからこそ、彼らが扱うのは「映画」ではなく、活動「写真」なのだ、ということを、楽しみながら理解させてくれます。
****

様々な小道具が画面内に凝縮していて、見ているだけで楽しめます。様々な道具の中には、時代考証に則った要素も、創作的な要素も含まれているのでしょうが、全体として統一観のある世界を構築しています。

同時代の映画産業の変遷を扱った作品としては、『アーティスト』(2011)があり、こちらもまた優れた作品ですが、サイレント映画の挽歌とトーキーの勃興を扱った『アーティスト』と比較して本作は、山岡秋聲の台詞を使って時代の移り変わりを示唆する場面はあるものの、あくまで活動写真の活き活きとした側面に焦点を当てています。

なお、成田凌さん扮する染谷俊太郎が頼りがいがあり過ぎて、永瀬正敏さん扮する山岡秋聲との師弟関係、そして成長物語としての要素がやや薄まってしまったように思いました。

既に全廃してしまったかのように思える活動写真ですが、現在も様々な劇場で公開されており、活動弁士として活躍している方も多数おられます。こうした実際の活動弁士の語りを聞きたくてたまらなくなるような作品でした。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
yui

4.0笑いあり

yumi catsさん
2020年1月28日
iPhoneアプリから投稿

面白かったです

所々に散りばめられたちょっとした笑い
こーゆーの大好きです

音尾くん良いですね〜
ハマり役です笑笑
褒めてるんです

成田君もすごくよかった
本当のアテレコを聴いてみたい、と思ってしまった

実物のカツベンを見てみたいです

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
yumi cats

4.0活動写真愛。

だいずさん
2020年1月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
だいず

4.0粗探しをしなければ楽しいよ!

kachasinさん
2020年1月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

面白かったですよ。私だけでなく周りの人たちも笑いが絶えない感じでした。
今、リアルに無声映画に活ベン!意外と見に来る人いるかもしれませんね。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
kachasin

5.0豪華!!

rinrinさん
2020年1月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

とにかくずっと面白かった‪w‪w‪w

しかもキャストが豪華で
めちゃくちゃ見応えあった

映画初主演の成田凌ももちろん良かったけど
黒島結菜ちゃんや井上真央が良かったな〜

深夜だっから私を入れて3人しか観客居なかったけど
1ヶ月以上の上映ありがとうございます
ずっと観たくてやっと念願叶いました(≧∇≦)

小屋の中のスクリーンと客席、活弁士
ちゃんと全体を見渡すにはテレビでは無く、是非とも大きなスクリーンで見るべき作品です!

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 6 件)
rinrin

3.0幸せの在処

2020年1月22日
スマートフォンから投稿

 先日、勝新さんの「座頭市」を、テレビで観ました。すでに多くの役者さんが、鬼籍におられますが、CG の無い時代、御見物を感激させんが為、文字通り、体を張っておられました。その魂魄溢るる勇姿に、圧倒されるばかりです。
 CG どころか、音声もない時代から、映画は、エンタメ産業。そこには、ガチで頑張ってるけど、ガチで滑稽な、活劇屋の珍道中が、あったようです。
 しかし弁士さん、すごいですね。本(シナリオ)が無いと云うか、弁士さんの数だけ、本があると云うか。咄家さんみたい。そして、弁士を極めたが故に、弁士の欺瞞に、うちひしがれる人までいたり。私達の物差しでは、測れない人の生態を、垣間見た気分です。
 そんな人たちだからこそ、幸せの在処も、それぞれ。でも、これでいいですよね?。だって人の幸せって、標準化できるものでは、ないのだから。
 ほとんど監督さんの映画愛で、構成されている作品なので、マニアックと云うか、かなりベタな展開。しかし、だからこそ、私達の映画愛が、試されるわけです。
 ここは私達の、新しき活動写真小屋、すなわちニューシネマパラダイスに、喝采を贈るのが、粋な御見物でしょう。
 帰りにキャラメル買うのも、忘れないでね。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
機動戦士・チャングム
「カツベン!」の作品トップへ