「ほっこり、ほっこり」カツベン! shioshioさんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこり、ほっこり
前半、ヒロインの母親が売春婦という設定で、もしや令和の「泥の河」?と少し身構えたのですが、全く違って、終盤のスラップスティックなドタバタはまるで「令和のドリフ」でした。他の方が、周防監督らしくない作品とコメントされていましたが、私も同感。エッジが効いていないというか、つかみどころが無いというか、今は無き時代へのノスタルジーという感じでも無いし。もしや周防監督、素敵な奥様と幸せ過ぎてボケが入ったか?
但し、127分の上映中、私はずっとほっこりした気持ちで居られたので少し得した気分。これはこれで良かったと思います。
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