こはくのレビュー・感想・評価
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子の記憶
私が子の親になるときに悩んだのだろうか
あまり覚えていない
それほど真剣に悩んだりしてないように思う
結婚もそうだったが親になる事もその時の何となくの流れにあまり逆らわずに今まで来たように思う
仕事はいくつも変えはしたが結局元いた会社に再就職して人より遠回りして自分に合った仕事についたようです
違った、子供の話だった
ニュースなどで親が幼い子を叩いたり食事をやらなかったり水を掛けたりとバカみたいな世の中ですがこの作品は愛があるのではないかと
優しさは、時に残酷でどうにも行き場が無くなってしまう事がある
母もまた優しい
そう、あからさまではなく形は違うかもしれませんがこの作品は「優しさ」でできているのではないでしょうか
すみません
反省
たぶん、お父さんとの再会が最高のシーンだったと思うんだけど、どうしても鶴見辰吾とふたりが親子に見えずモヤモヤ💦💦💦
お父さん役は、年齢がそれなりにはなれてる役者さんにして欲しかったな~💧
※ちなみに10歳差でした。
良いお話だったから尚更。
最後のシーンで気持ちがついていけなかった~(>_<)
久し振りに見た遠藤久美子さんにびっくりでした!
退屈
エンクミ懐かしい
邦画は標準語の方が聞いてて楽でいい
九州弁に順応するのに少し時間がかかった
せからしか?マトリョーシカ?たぶんうるさいってことかな?
なぜアキラ100%は服を着ているのか?
俳優業だからか
上原亜衣になぜ服を着てるのかと質問するくらいの愚問か
それなら99人の壁でも服を着てほしかった
子どもの隣でシュールだった
横尾初喜監督作品は初めて観るがヘタクソ
観てると欠伸が出る
『青いパパイヤの香り』や『殯の森』に共通するなにかを感じてしまった
この作品でその2作品を連想したという事はそういうことだ
父との再会は人間なら感動するべきかもしれないが全く感動しなかった
桂小金治が足りない
あと赤ちゃんにも喪服を着せるんだな
堅いな
幼児は見たことあるけど赤ん坊は初めて見た
日常
生きているといろいろあるけれど、後でふりかえると全てこんなふうな日常に埋もれていくのかもしれません。
端から見ているだけではそれとわからなくても、いろいろな人がいろいろな人生を抱えているんだなと思わせる映画でした。
静かで優しい気持ちにさせてくれました。
アキラさん、お盆芸も好きですが、役者としてこれからもっと活躍して欲しいです。
何故、このタイトル?
小さい時に家を出た父を兄と一緒に探す話。自身も離婚をしており、二人の息子がいるが会っていない。父と自分を重ねながら話は進む。
本人が、どういった経緯で離婚したのか、何故、息子に会いに行かないのかが述べられてないので、父と自分をどう重ねてるのかがイマイチ理解出来ない。
危ない店に入っていって探偵のフリをするとか、探してる途中でイチイチ女性を口説くとか、このシーン必要?って場面が多い。
井浦新さんの演技はとっても良くて好き。
セピア色と琥珀色の違い・・・やぐらしか!
一緒だと思っていたセピア色と琥珀色。亮太(井浦新)の思い出はセピア色だった気もするのですが、琥珀色とはもっと明るく黄色やオレンジ色が強いらしい。彼の父親像は5歳の頃に両親が離婚し、正確な顔を思い出せないでいて、思い出のシーンでは常に自分の顔になっているのです。なんだか、ただ父親とそっくりなのだと感じてました。
「捨てられた」とずっと思い込んでいた亮太。父親探しに熱心だったのは兄の章一(大橋彰)のほうだった。怪しい情報ばかりで、たまに嘘を交えてしまう章一。母親と一緒に住み、定職にも就かずブラブラしていた兄。銭湯のシーンではアキラ100%だけにやはり股間に目が行ってしまう・・・
かなり直球勝負のストーリーなだけに伏線が良ければいい作品になったと思うのですが、やはりストレートすぎた。しかも偽情報によって余計なエピソードもいっぱい。嶋田久作って、何か意味があったのだろうか?それにしても鶴見辰吾と鶴田真由のツルツルコンビってトレンディドラマ全盛の頃に共演していた気もするけど、何も見つかりませんでした。『日日是好日』だけなのかな・・・
最後は思いっきり泣かされました。アキラ100%が呼吸困難みたいにぜーぜーしながら泣くもんだから心配になってしまいました。さーて、次は『長崎ぶらぶら節』でも見ようかな♪
優しさに 孤独まとわす ナラティビティ ※無季にて失礼!
ねぇ、私が生まれた時
パパはどんな気持ちがした?
遠くでおんなじ夕日を見ているの?
まぶしすぎて歩けない
突然の天気雨 世界中が反射する
歌いはじめるように
降るプラチナ 降るプラチナ
この胸に降り注ぐ
まだ孤独を まだ知らない頃に
こんな景色を予感していた
フイルムの夕日は銀の色
忘れていたやさしい日々
降るプラチナ 降るプラチナ
ただ人を愛したいだけ
いつ会えるの? いつ心に…
新居昭乃 / 降るプラチナ より抜粋
子供はどうしても母親の方になつく。
それは生まれて最初に接するのが母親だから。
多くは母親の腕に抱かれて乳幼期を過すのだから。
そして父親は金銭面や環境を整え、支える。
そんな当たり前なことなんですが
子供の頃は多分、
父親の役割をいまいち理解していなかったりして
ありがたみを感じたのはきっと、
自分が幾分か歳を重ねた頃でしょう…
そんな、家族における微妙な立ち位置であった
父親像を掘り下げて、横尾監督自身の経験をまみえて
作品に投影したのでしょう…
幼い頃のおぼろげな父の面影を
今の自分に重ねる主人公の男性
父に向けた嫌悪感が、罪悪感となり自身に向けられる
《人生での再開は、人生の再出発》
父を許すことで自分も救われる
そんなナラティビティが込もった作品
琥珀の宝石言葉 ・・・ 「誰よりも優しく」
「家族の繁栄」「大きな愛」
ナラティビティ(narrativity)・・・事実に基づく物語性のこと
アキラ100%こと大橋彰さんの人間臭い演技も好印象でしたが
やはり井浦新さんファンのわたしにっとては
アラタ100%堪能作品でした♪
難しかった。
所々記憶がなくなっている。(寝てしまったため)
上映終了後、号泣している人がいたので、何も感じられなかった自分は、心が荒んでいるのかもしれない。
自分が子供の時に家を出てしまった父親を、自分に置き換えて思い出すところが、観ていて混乱してしまった。
兄の章一の嘘に全く共感できなかった。自分が私立探偵だと言ったのはどうしてだろう?なんで、わざわざ自分達を危険なポジションに置こうと思ったんだろう?
それまで、幸せと言いながらも、どこか背負うものがあるような暗い亮太(前妻との離婚と子供を手放したという負い目)が、章一にキレたところも突然すぎてびっくりした。
大人である章一と亮太が、探していた父親に会えた時、子供のように泣きじゃくり、父親に抱きついたところが良かった。
【自分達を”捨てた”父を探し続ける息子達 父と息子の関係性を考えさせられる作品】
幼い頃、父に”捨てられ”、母親に育てられた兄弟が30代半ばになり、父を探し続ける姿を描く中で、父と息子の関係性を実に鮮やかに描き出している。
今作を見ている途中、屡々私と父との関係、私と息子の関係が頭を過った。
良好な関係を築いていると自分では思っているが、実は実家に電話した際に話す時間は圧倒的に母親の方が長いし、父とは一般的なやりとり”会社は順調か?子供は元気か?”でほぼ終わる。
息子とは世間的に言うと良好な関係なのだろうが(同僚達の話を聞くとであるが)、それでも彼が我が家に帰省した際、会話が弾むことは稀である。
まあ、そんなものだと思っている。
この映画の父と息子の関係性はもっと複雑だ。父は二人が幼い頃、”必ず、迎えに来る”と言いながら姿を消したまま30年近くが経とうとしている。
兄、章一(大橋彰)は現在の自分の境遇は父に由縁すると思い、口では恨んでいるというが幼い頃の玩具の列車を大切にしている。
弟、亮太(井浦新:この役者さんは矢張り素晴らしい)は父が負債を残した長崎ガラス細工の会社を忙しく経営する毎日。そして、彼には離婚した前妻との間に二人の息子がおり、再婚した妻から”子供が出来た”と告げられる・・。
彼らは亮太に新たな子供が出来たことや、章一が”父を見かけた”事から父親捜しを始めるが、その過程が良い。
章一のかなり好い加減な愛すべき性格や徐々に語られる父の姿。その言葉を聞いて、父に捨てられたと思っていた二人(特に亮太)が少しづつ思い出して来た風景、そしてそれに伴い父への思いが徐々に変わっていく過程。
父と逃げたと言われていた女性から告げられた真実。そして・・。
<父である人も、そうでない人もあのラストシーンはかなり心に響くのではないだろうか、と思ったほろ苦くも沁みる作品。私は落涙した。>
まったりした展開でもったいない❗
星🌟🌟🌟井浦新、大橋彰とも演技は良かったのにまったりしすぎの展開でちょっと退屈でした❗内容は悪くないのに…もうちょっとテンポ良くすれば良い作品になっていた気がします❗大橋彰…意外と上手い❗
可もなく不可もなく…
井浦新さんとアキラ100%の2人が兄弟役で出演。私は、井浦新さんが兄役、アキラが弟役…と思ったのですが、逆でした。思わず、実年齢を調べてみたら、なんと同い年なんです。もうダブルで驚きでした。しかも、井浦新さん、映画の中では、35歳。…無理がないかい?
長崎のお話なんですけど、何故、長崎だったのでしょう?監督の実体験を元に…とあったので、長崎出身の方なんでしょうか?でも、きっと、方言が分からない方もいたと思うので、長崎にこだわらなくても良かったのかなと思いました。まあ、あんなに簡単に父親が見つかるのは、都会では無理な話なんでしょうけどね。
俳優陣は、とても良かったと思います。アキラの演技は期待していませんでいたが、思っていた以上に、演技できてました。そして、嶋田久作さんの起用は、不思議でした。そんなに重要な役ではなかったので…。
ストーリーは、可もなく不可もなく…ってところでしょうか。ものすごく感動するわけではないけど、つまらないってほどでもない。映画でなくても、二時間ドラマとかでも良かったのかな…と思いました。
こんな中途半端な映画に出させられた井浦新が気の毒で
先に、主な俳優陣はよかったと言っておこう。井浦新もアキラ100%もエンクミも、魅せる演技でした。
ただそれを帳消しにしても足りないほどに、つまらない映画でした。
まず、父を探し出す動機が薄いし、探し方もグダグダだし、最後も「それでいいのか?積年の恨みは会えば消えるのか?」だし、とにかく脚本がつまらなすぎる。
そのついでに書いていくが、
・作り立ての肉じゃがが全然作り立てに見えず、画面から冷めて見える。
・アーケードのシーン、老若男女の歩くスピードが皆同じの不思議(歩かされてる感ぷんぷん)、しかも田舎には似つかわしくない混雑(今やどこもシャッター通りですよ)。
・長男でもないのに名前に「太」がつくのはなにかの伏線かと、要らぬ想像だった。(実はお前は友人の子で私たちが引き取ったのよ、とか)。名付けセンスなし。
・妻が妊娠してから出産まで、皆の服装が同じせいで季節が移ろう感がまるでなく、あっさりと子供が産まれてしまったように思える。
・産科で待合室の父親を呼ぶときに、ふつうはフルネームでは呼ばない。
・経営者が借金を作って逃げたなら、その会社は他人の手に渡るはずで、ましてや息子が後を継ぐのは不自然。だいたい、迷惑をかけられた従業員が息子と仲良くやれるとは思えない。
・職人の石倉三郎が若い職人にアドバイスをする台詞、ただ眺めながら「ああ、そこそこ」とか、素人かよ!とツッコみをいれてしまった。
・弟は、その時5歳で父の記憶まるでないと言いながら、顔はわからずともだいたいの記憶があるし。
・緊急入院し、もう先がないはずの老母が、案外元気に笑顔で話す不自然。
・葬儀場で、ロビーで立つ喪主の脇を、まるでかかわりのない他人のようにそっけなく通って帰ろうとする参列者たち。
・茂木に行く時に乗っていった車は誰の?まさか兄は持ってないよね?産科にはタクシーで行ったよね?
・・・
思い出しただけでこれ。もっと思い出しましょうか?
最後の違和感は、二人の父親があの役者だってこと。そりゃ違和感感じるわ、兄弟役が実年齢では同い歳なのはまあいいとして、その二人と父親役はたったの10歳違いではないか。父親にしては・・おや?という感覚は間違いではないわけで。
長崎弁がなにしゃべっているかわからないのはまだ良しとしても、なんですかこの映画?ただの雰囲気先行映画。熱演の井浦新が痛々しく思える。ちゃんと作り込め、ヘタクソな制作陣よ。
彰さんの演技、良かった
この映画の存在すら知らなかったけど、舞台挨拶があると聞いて鑑賞しました。
正直期待してませんでしたが(ごめんなさい)、予想に反して心動かされる素敵な映画でした。
キャストもピッタリ。
演技がうますぎてのめり込んでしまい、涙が溢れました。
特に彰さんの演技は、私が知ってる人じゃなかった。
おぼん芸やめて、こっちを本業にしたほうがいいかも。
巻いて欲しい場面が多過ぎると思いま💤💤
エンドロールでキャスト見てビックリ。
え、え、エンクミ?
なんか、笑顔だけで癒してくれる、無茶苦茶いい感じの女性になってるじゃないですか!
長崎生まれの身から言わしてもらいますが、これ、他県の人には、何言ってるのか分からんセリフ、多過ぎると思う。
話としても単純、緩急も無い、山谷も無い、映像美も無い、久作さんは無駄遣いするで。もう少し、盛り上がりたかった。が、何気にチラッと出てくる女子陣が魅力的で良かった。アパート、入れてくれるんだ。良いなぁ。
因みに、私は寝てません。
役者陣はとてもよかったのだが
エンクミがとてもいい。若い頃バラエティ番組に出演しているときから雰囲気のある女優さんだったが、ここにきて成熟味を増してきた。特にハスキーな声がいい。普段着のリアルな艶めかしさがある。本作品では女のやさしさに加えて母性愛が全開だ。流石に旦那が監督している作品だけあって、この女優のよさがすべて出ている。周防正行監督と草刈民代と同じである。
井浦新はこのところ映画でもテレビドラマでもよく見かける。達者な俳優で、最近では映画「止められるか、俺たちを」での若松孝二監督の役のエキセントリックな演技が秀逸だった。本作品では口数が少なく真面目に生きる男を好演。
アキラ100%には驚いた。自分に自信がなくて虚栄心とハッタリだけで生きているダメ男をうまいこと表現できていた。意外に存在感もあるし、役者としてなかなか面白い。次回作があれば試金石になりそうだ。
家族は近くて鬱陶しい存在である。鬱陶しさが限界まで高じると殺人事件に発展する。事実、日本国内の殺人事件の半数以上は親族の間で起きている。職場や学校で不愉快な出来事があっても帰宅して眠ればある程度は忘れることが出来る。しかし家庭にも問題があれば心が安まる暇がない。
本作品は家族の絆を描いたドラマである。エンクミの台詞「比べちゃうよね」に兄弟の悲しみが集約されている。父親がいない兄弟は、父親のいる子供と自分たちを比べてしまう。そして父親がいないことのメリットとデメリットを子供なりにぼんやり理解してきたことが窺える。しかし損得を超えた部分で父親のいない淋しさを抱え続けてきた。
子供の頃の淋しさは大人になってまで引き摺ることはない。しかし怒りや恨みの気持ちは何年経っても燻り続けることがある。SF作家の筒井康隆が、子供の頃に受けた理不尽な仕打ちを思い出して夜中に飛び起きて怒りに震えたことがあるといった意味の文章を書いていた。共感できる人は多いだろう。
本作品で製作者が表現したかったものが何なのか、よく解らない。何十年かぶりに父親に遭ったら殴ってしまうかもしれないと、恨みを覚えていた兄はそう考えていたが、実際に年老いた父親を目にすると、恨みも怒りもどこかへ消え去ってしまう。そういうところを描きたかったのだろうか。
しかしわだかまりはそんなに簡単に消えるものではない。複雑な気持ちのときは無表情になるはずだ。一方、父親とあまり関わらなかった弟は久しぶりに遭っても、こういう人なんだという感想はあっても涙は出ないだろう。登場人物はよく泣くが、観ているこちらはまったく泣けない。そういう映画の典型だった気がする。役者陣はとてもよかったのだが、製作者の思い入れが先行して、観ているこちらは置いてきぼりにされた感のある作品だった。
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