「最低限の地歴を嗜んで臨まないと厳しいかな」軍中楽園 なべたくさんの映画レビュー(感想・評価)
最低限の地歴を嗜んで臨まないと厳しいかな
日本では戦後であっても、隣の台湾では植民支配を逃れた後もかくたる闇のトンネルから抜けられずにいたのだと実感。というかまだ消化できていない部分は多いのかもしれないけど。
キャラクター各人が其々事情を背負っているけれど、悲壮感漂うお涙頂戴形式にならず、カラっとした雰囲気を醸すのは台湾の気性ゆえか。
題材は人間のリビドーながら、描かれるのは人間の理性なのかも。
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