ホース・ソルジャーのレビュー・感想・評価
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欲を言えばイーストウッドに撮ってほしかった。
個人評価:4.0
馬に乗っての戦闘シーンは大変迫力があり、これが実際に行われた戦術と戦闘だと思うと鳥肌が立つ。反タリバンの部族の子供の民兵にまで強いる鉄の掟が恐ろしく、アメリカ兵とは違った覚悟を感じさせる。
12人のアメリカ兵は、この戦闘の勝利で平和な家族の元に帰れるが、現地の民兵達はこの場所で、これからもさらに戦いが続くと思うと、英雄視され讃えられる彼らを横目にやり切れない思いになる。
本作はエンターテイメント性もあり、非常にアメリカ的だが、911直後のアメリカの初動を伝える映画としては、とても優れている。
欲を言えばイーストウッドに撮ってほしかった。
【9.11直後のグリーンベレー12人 VS 5万人のタリバン兵を主としたアフガ二スタンでの闘いを描いた作品。】
ー「9・11直後に行われたテロとの戦いに身を投じたアメリカ陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の隊員たちの活躍を描いた実録戦争ドラマ」というフライヤーを見て、即劇場へ。ー
・予想を上回るグリーンベレーの闘い方に魅入られた作品であるし、実話とは俄かに信じ難い作品でもあった。
・マイケル・シャノン演じるハル・スペンサー准尉の漢気に涙し、マイケル・ペーニャ演じるサム・ディラーの熟練の技に頼もしさを感じ、家族思いのミッチ・ネルソン大尉を演じるクリス・ヘムズワースの不可能と思われる任務を全うしようとする強固な義務感にも心を動かされた作品。
<ジェリー・ブラッカイマーの映画製作の手腕が十分に発揮されている作品である。>
<2019年10月29日 劇場にて鑑賞>
やっぱり空爆で勝負ついてた
現代の戦争は空爆で叩く先制攻撃が主流。この映画を観ても馬で戦うカウボーイなんかじゃなく、座標を的確に連絡して9千メートルの上空から爆弾を落とすのが主な攻撃。壊滅状態にしてから殴り込むのだ。
ヘムズワースにしてもマイケル・ペーニャにしても、いつもの映画とは違った一面を見せてくれるが、一番光っていたのはアフガニスタン北部の軍閥ドスタム将軍だった。死なんて恐れない、仲間の死だって悲しまない、そんなユニークなキャラだったのに、彼に「アメリカが来たから勝てるぞ!」というクサい台詞は似合わない。
結局のところアメリカ万歳映画でしかないわけだが、兵士の数はともかくハイテク戦闘機とか技術面では圧倒的なのに、これだけ勇者として崇めてもいいものだろうか・・・。まぁドスタム将軍が英雄なのは理解できるが。
男気溢れる12人
実話を元にした映画ということだが、
『9.11直後、敵勢5万人対し、たった12人で戦いに挑んだ米軍騎馬隊』
このコピーはいただけない。
敵が5万人いたかどうかは別にしても、実際には空軍と連携しての空爆と、反タリバン勢力200人も一緒に戦ったわけで、まるで米陸軍特殊部隊12人のみで戦ったかのような、誤解が生じる表現はマズイだろう。
それでも、空爆あり、ロケット砲あり、激しすぎる銃撃戦ありのド迫力の戦闘シーンは圧巻である。
主人公の大尉をはじめ、勇敢で漢気溢れる12人は素直にカッコイイ。
しかし、この手の映画を観ると、毎回同じことを思うのだが、たとえ大義があろうと任務であろうと、所詮戦争は人殺しに他ならない。
やっぱり戦争はよくない。
そして戦士にも家族がいることを忘れてはならない。
妻や子供たちがどんな気持ちで、夫を、父親を送りだしているのか。
どんな気持ちで帰還するのを待っているのか。
出征前夜の家族とのシーンは、複雑な気持ちにさせられる。
それにしても、不運にも重傷を負ったひとりを除いて、12人全員が無事帰還を果たしたのは奇跡的だとしか言いようがない。
あんなに激しく銃弾が飛び交う中、ヘルメットすら被っていなかったのだから。
戦争ものが嫌いでない方には、是非ご覧いただきたい作品だ。
9.11後、初の反撃
9.11の仕返しのため、アメリカ軍特殊部隊12名がアフガニスタンに派遣される。
目標はアルカイダに協力するタリバンの幹部で、反タリバン勢力を使って殲滅しようとする。
実話なので戦闘シーンの迫力は半端なく、とても怖い。
良い感じの戦争映画
アメリカ万歳映画
実話ん元にした逸話
とにかく勇ましく頼もしい男たち
vs5万が、ピンとこない。
最後の戦いきみかっこぅいーねー!
中東などの部族問題は難しい・・・
本作品大変に迷ったあげく見に行ってきました。
まずは、クリス・ヘムズワースって、本当に現在ノリにのっていますね。
後を追うようにマイケル・ペーニャもノリにのっていますね。
本作品、ニコライ・フルシー監督で、本作品がデビューぽく、デビュー作品としては大変に良く出来ていました。
まずは、宣伝と内容とは少しずれているとは思いますが、あの911の事件から極秘で行われたとしても、凄い案件ですね・・・・
タリバン側の考え方なども表現されていますが、やはり、自分本意な行動とい少しムッとします。
中東などの部族問題は、やはり考え方の違いによるモノだと思いますが、しかし、あれだけ凄いと、戦争を知らない日本人の私にとっては凄い衝撃かな・・・
ま、見方によれば、今の日本人が持っていない、国を想う闘争心など、考えさせられるかな・・・・
私的には、主人公達のような考え方にはなかなかなれないよな・・・・
2時間10分の映画でしたが、時間が短く感じる程大変に見応えのある映画でした。
しかし、中東やアフリカは、ある意味、難しいのでしょうね・・・・
本来なら、争い事のない世界を望みたいですね。
ここでもキャプテン
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