「「12人対5万人」は盛りすぎだが、悪くない戦争アクション」ホース・ソルジャー AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)
「12人対5万人」は盛りすぎだが、悪くない戦争アクション
近年は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズをはじめファンタジー・アドベンチャー系の製作が多くなっていたジェリー・ブラッカイマーが、「パール・ハーバー」「ブラックホーク・ダウン」(ともに2001年)以来久々に手がけた戦争アクション映画。
観賞前、米兵12人の騎馬隊がメインなら、ブラッカイマー印とも呼ばれるド派手な戦闘、爆発シーンは描きづらいのではと思ったが、心配無用だった。彼らは反タリバン勢力200人を支援する任務のため派遣されていて、米軍の爆撃機とも連携している。敵のタリバン勢も戦車やら車載ミサイルやらを持っていて、双方でドッカンドッカンと盛大にぶっ放す。だからまあ、コピーの「12人対5万人」というのは盛りすぎでよろしくない。
クリス・ヘムズワースの勇敢な知将、マイケル・シャノンとマイケル・ペーニャの個性的な隊員たち、彼らのキャラクターとやり取りでも大いに楽しませてくれる。
コメントする