「かなりの良作!クライムドラマ」ザ・アウトロー ゆうまさんの映画レビュー(感想・評価)
かなりの良作!クライムドラマ
この作品は銃撃戦のシーンが凄いので話題になったりしていますが、全体尺としては多くはないです。しかし、掴みのオープニングと最後のクライマックスと要所に持って来ている為に緊張感と激しい撃ち合いの興奮で十分満足出来ました。
では、それ以外のシーンは何が描かれているのかというと強盗団の計画から私生活の一部まで、そして追う荒らくれ保安官の主人公とまたその私生活。
実は近い距離でバチバチしているのと、ジリジリと意識し合う2人がクライマックスまで溜めて最後正面からぶつかり合うまではスリリングでした。
垣間見れる強盗団側の私生活が充実していて、主人公側の荒んだ私生活の対比のような描写が印象的でした。
強盗シーンも「GTAⅤ」のようにハラハラ楽しめましたし、最後の対決の流れは「ボーダーライン」のような緊迫感もあり、最高でした。
最後に1つ惜しいと感じたのは、あれだけ対立となる2人の中心人物を主に描いて、ドラマ部分の為に長尺となっていたので"2人の決着"が最後ではなく別のオチを持ってくるのは作品がブレるような気がしました。
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