ザ・アウトローのレビュー・感想・評価
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漢たちの流儀
刑事vs強盗団。
手垢が付きまくったプロットを、今時珍しいくらい何の肉付けや捻りもナシにドストレートに。
ここまで骨太なクライム・アクションは『ヒート』を彷彿。
勿論オマージュや意識はあるだろうが、本作は本作で見応えあり。
48分に一回、銀行強盗が起きる街、LA。
主人公刑事、ニック。素行や言動は悪いが、強盗団逮捕に命を懸ける。熱く男臭いタフガイはジェラルド・バトラーのハマり役。
強盗団のリーダー、メリーメン。元海兵隊特殊部隊。出所したばかりだが、早速次の作戦を計画。
3000万ドルの巨額強盗。大胆だが、キレ者で緻密な作戦を練る。
その情報を得、ニックも対策を講じる。
メリーメンの仲間や家族が集った場に、大胆にも偶然を装って接近。
挑発するニック。火花がバチバチ。
本戦の前にも両者の睨み合いやアクションを挟んでスリリングを盛り上げ、
強盗決行。決戦の時。臨場感たっぷりの銃撃アクション!
シンプル過ぎる故、140分がちと冗長に感じるのが玉にキズ。
何もかも予定調和ではなく、どんでん返しも用意されている。
強盗団の仲間の一人、ドニー。メリーメンと同じく元海兵隊で、強盗時はドライバー。
普段はバーテンダー。ニックは彼に近付いて情報を。
ニックとメリーメンの板挟み。気の毒な若者…と思いきや、実はキーキャラ。
『ユージュアル・サスペクツ』のケヴィン・スペイシーのポジション…と言ったらネタバレか?
激闘の末、決着は付いた。
が、“黒幕”を取り逃がした。
“黒幕”は新天地でまた“バーテンダー”をしながら次の計画を練る。
続編『アウトローズ』を見る前に、まだ見てなかった本作も併せて。
クライム・アクション好きには堪らない作風だが、ただシンプルなだけじゃない。
刑事として、(犯罪だが)強盗団として、プロフェッショナル。
漢たちの流儀に惚れろ。
【ポンコツ同士の騙し合い】
ラストに明かされるトリックを知った瞬間、結局この物語は「間抜け同士の騙し合い」だったのだと気づかされる。それを痛快と取るか、脱力と取るか。
それにしても、ジェラルド・バトラー演じる主人公はいったい何なんだろうか。
私生活は荒れ放題、捜査手法も暴力と横暴の極み。そんな破綻したボスに、部下たちがなぜ命を賭けてまで従うのかは最後まで違和感が残った。殉職した部下たちは、一体何のために命を落としたのか……。
法執行組織としては到底認められないアウトローな保安局と、正義も義理もない盗賊団。
クライマックスの大渋滞の中で繰り広げられる銃撃戦自体は見応え十分だが、「一般市民がこれだけ巻き込まれている中で、警察がここまで派手に撃ち合うか?」という疑問も残る。
ミリタリーアクションとしての迫力は買いだが、冷静になるとツッコミどころ満載な一作。
暑苦しいだけじゃなかった
ジェラルド・バトラーが相当に暑苦しいけどティモシーシャラメとか細美形全盛のハリウッドにおいて久々のチャックノリスっぽい役柄でいいです
アメリカ事情は知らんけどジェラルド・バトラー扮する保安官ニックが率いるチームは全員粗野で暴力的で酒とタバコと女漁りばっかやってるトンデモ下衆野郎軍団。
そんな彼らがそこそこ有名な犯罪者メリーメンが出所して仲間と組んで何やら悪いこと企んでそうっていう情報を掴み彼らなりの荒っぽい方法で捜査。
但しメリーメン率いる連中は見かけによらず綿密な下調べと考え抜かれた計画で銀行強盗を計画、実行に。
多少のご都合展開はあるけど全然目を瞑ることが可能な程度、何より必要以上に人が死なないところと過ぎないアクションと何やってるか分かる程度の展開に見終わったあとスッキリ。
ジョンウィックやジェイソンステイサムと違って撃たれりゃ当たるし怪我するけどそれでも頑張るジェラルド・バトラーに感心です。
ジェラルド・バトラーたちのハードっぷり
ガンアクションが好きな人にはおすすめ
交わらない流儀
『ザ・アウトロー』は、一見すると銀行強盗団と刑事の攻防を描いたクライム映画に見える。
しかし本当に描かれていたのは、「自分の流儀から降りられない男たち」だったのかもしれない。
物語は、メリーメン率いる強盗団を中心に進んでいく。
だが最後に反転する。
本当の中心にいたのは、最下層に見えていたドニーだった。
ニックは敗北した。
それも最悪の形で。
彼はドニーを力で支配していたつもりだった。
殴り、脅し、追い詰め、自分の流儀で相手を掌握していると思っていた。
しかし実際には、最初から最後まで、ドニーの計画の内側を走らされていた。
その事実だけが、ニックの中に残る。
強盗団は死んだ。
ドニーは消えた。
連邦銀行は「事前に手を打っていた」と説明した。
事件は解決済みとして処理される。
だがニックだけは、そこに妙な違和感を覚えている。
アメリカンフットボールとフットボール。
写真の中にいたドニー。
下っ端のはずの男。
そして、説明がつきすぎている連邦銀行の発表。
本当に、札クズだけだったのか。
巨大組織は、負けを認めない。
たとえ奪われていても、「奪われていないこと」にする。
そのためにFBIもまた、組織の物語に整合性を与える。
つまり、真実は闇の中に消えた。
視聴者だけが、ドニーの回想によって、その全貌を知る。
タイヤの中の現金。
パナマ。
資金洗浄。
そしてロンドン。
ニックは永遠に、その答えへ辿り着けない。
だからこそ『アウトローズ』のニックには、異様な執念が宿っていたのだろう。
あれは単なる追跡ではない。
「自分は完全に読まれていた」という敗北感そのものだった。
この作品で興味深いのは、刑事と犯罪者が、実はよく似ていることだ。
ニックは家庭を壊しながら仕事に依存している。
強盗団もまた、「これで最後だ」と言いながら、また次をやる。
誰も、自分を制御できない。
家族を守りたいと言いながら、家族を顧みない。
子どもを愛していると言いながら、その愛を理由に暴力へ向かう。
立場が違うだけで、やっていることは同じ穴のムジナなのだ。
結局、人は自分の流儀でしか生きられない。
ドニーの流儀は、「完全な計画」。
そのためなら仲間も利用する。
裏切りですら、彼にとっては計画の一部に過ぎない。
一方ニックには、ニックの流儀がある。
それは泥臭く、不器用で、暴力的ですらある。
だが彼は最後に、自分なりの筋を通そうとした。
勝ったのはドニーだ。
だが、最後に少しだけ爽やかなのはニックだった。(アウトローズ)
人は、自分の見たいものだけを見る。
他人の正義など理解しない。
ただ、自分の照準を定め、自分の流儀を貫こうとする。
『ザ・アウトロー』とは、そんな人間社会そのものを描いた映画だったのかもしれない。
悪対悪対…悪…
匂い立つような男臭さ、人を逆撫でさせる憎たらしさ全開のバトラー。彼の部下も含めてどちらが悪か分からない。これくらいじゃないと凶悪犯とは渡り合えない。凶悪犯と幾度か接近し、やがて来るであろう対立までのカウントダウンの緊張感がたまらない。連邦準備銀行での強盗シーンはヒリヒリし、決戦の銃撃戦はHEATを思わせる。まさかの黒幕が分かるラストは圧巻だった。
君は最高だったぜ
こないだレンタルで観ました💿
強盗団を追うニックにはジェラルド・バトラー🙂
本当にアウトローな男で、刑事には見えない。
現場に残ったドーナツを口に放り込んだり、ことあるごとに喫煙したり😳
バトラーのガタイも相まって、ワイルドな役が似合いすぎますね👍
強盗団のリーダー、レイ・メリーメンにはパブロ・シュレイバー🙂
なかなかの切れ者で、終盤までうまくニックらの追跡をかわす。
感情を出さない様、真に迫ってました。
強盗団のドライバー、ドニーにはオシェア・ジャクソン・Jr🙂
早い段階でニックに目をつけられ、散々な目に😥
なんか可哀想ですが、周りに引きずられる感じがまた、ジャクソン・Jrの雰囲気とあってます👍
50セントもレイの側近として脇を固めてました🫡
140分という長尺ですが、クライマックスの銃撃戦はリアルで一見の価値あり。
ニックは型破りな捜査で実力はありますが、家庭は崩壊寸前というのもまた生々しい🤔
ここから次作の
「アウトローズ」
につながっていくのかと思うと、やはり今作を先に見たほうが良かったかなとも思いました😅
クライム・アクションというよりドラマよりな1本ですね👍
一般人大丈夫?
型破りな刑事ニックが、銀行強盗の計画を手に入れ、強盗一味と対決する...
型破りな刑事ニックが、銀行強盗の計画を手に入れ、強盗一味と対決するアクションサスペンス。
奥さんからも見放されるほど生活は自堕落ですね。。仕事は命張ってますが、やはりそれではダメな気が。銃撃戦はとにかく激しかったです!
おもろい!
M:I的 強盗「軍隊」vs 保安局「愚連隊」
個性がないし、他の作品と紛らわしいし、原題の意味とかすりもしないという
この酷い邦題を、配給プレシディオがつけちゃったから、
配給がクロックワークスに変わった続編も、タイトルを継承するしかなかったのね。
まあ、ジャック・リーチャーものの"One Shot"(2012)の邦題を「アウトロー」にしたパラマウントも、同レベルだけど。
そういうわけで「アウトローズ(Den of Thieves 2)」の宣伝をチラッと見たら、全然認知してなかった映画だとわかり、「1」を観てみた。
そしたらこれが、面白かったんであります。
単なる強盗vs警察ではなく、
強盗「軍隊」vs 保安局「愚連隊」。
警察は、ロス市警ではなくFBIでもなく、
郡保安局(sheriff:すなわち保安官の団体版)の重犯罪特捜班。
これがまさしく愚連隊。
かたや、のっけから強盗団の言葉遣いが、まるで軍隊。
そしてその「軍隊」の作戦は、全貌の予想がつかず、
どうやって達成するのか、ワクワク・ドキドキ
――ミッション:インポッシブル的感覚が面白い。
さらに、結末にビックリ。
「2」すなわち「アウトローズ」を観ようと思う人は、
まずこの「1」を、「2」のあらすじ等一切読まずに、
観るべきでありましょう。
(登場人物で、予想がついちゃうので)
ちゃんしたクライムサスペンス
ド迫力で圧巻の銃撃戦と腹の底まで響き渡る凄まじいサウンドデザインが最高にクールな骨太のクライムアクション巨編!
独特な色使いの重厚な映像、そしてメチャクチャかっこいいフレーミングで魅せる硬派なハードボイルドアクションに大満足
ジェラルド・バトラーさん演じる主人公の刑事ニックは捜査のためなら犯罪ギリギリの事までやる手段を選ばないヤバい刑事、暴言・暴力は当たり前、捜査中に酒呑みまくってたり、浮気相手へのテキストメッセージを嫁に送ってしまい離婚する羽目になったり、と人として かなり??が付くクズ男、一方で犯罪集団を率いるレイは元軍人で規律正しく行動し家族も含めたファミリーで食事をしたりする高貴なヴィラン、という「どっちが悪者だよ!」って突っ込みたくなるキャラクターの逆転と対比がすごく面白い
ジェラルド・バトラーさんは見た目が汚いし、そもそものルックが全然好みじゃなくてカッコよさは感じないけど、本作では徹底的に悪党どもを追い回す型破りで汚れた刑事っぷりがハマっていて まあまあカッコよく、そのおかげで気が散らず素直に作品に入り込めました
刑事側も強盗団側も家族が出てきたり(全般的に出てくる女性たちがメチャクチャ綺麗だったのも印象的)、とてつもない銃撃戦があったり、で全体的なイメージとしてはマイケル・マン監督の『ヒート』(1995)を思い出しました
ザ・アウトロー
とにかく長すぎる
とにかくわけがわからんラスト、つまらん離婚話は全くいらない
2時間半にする意味がわからん。こんなもん90分で仕上げろ馬鹿垂れ
計画が無茶苦茶でどんでん返しすれば受けるだろ的なごみ映画
どうしてもマイケル・マン監督の『ヒート』(1995)と比べてしまう...
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