水面のあかりのレビュー・感想・評価
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津田寛治ありき
映画の価値を、こういう事で判断していいのかどうかわからないが、いや、自分でもこれは初めの経験。
映画が始まり、主役のヒロインが言葉を発した途端、「あ、ダメ、生理的に受け付けない」と思ってしまった。彼女の声質が自分にとって苦手なもの、はっきり言うと嫌いな声質だった。
そのせいで、彼女が演技を頑張っていたとしても、すべてが「あー、いやいや、だめだめ」という感情しか湧いてこない。
それでも何とか最後まで見たのは、70分という短い映画だった事。舞台が、自分のほぼ地元ともいえる山﨑だった事。そして好きな俳優である津田寛治が出演しており、上映終了後には舞台挨拶があるとの事だったので、なんとか我慢して最後まで見終えた。
映画の内容としては、うーん。
ストーリーも特にすごいひねりがあったわけでもないので、「素晴らしい」とか、「心に残った」とか、「感動した」とかはなかった。
ましてや「ヒロインの女性が美しい」なんて、全く思うわけもない。(もっと綺麗な女性は、一般人でもいる。津田寛治は舞台挨拶の時、彼女の芸名を覚えてなかったくらいだ(笑))
とにかく終始、彼女の声質に悩まされた。
ま、それでも無理やり感想をひねり出すとすれば、
子供の頃に慣れ親しんだ山崎駅が何度か映る度に、感動ではないがノスタルジックな気持ちに。
山﨑駅。駅前。昔と変わらず静かな雰囲気を保っているのが嬉しかった。
俳優としては、堀内正美と津田寛治。
堀内正美はまだ71歳なのか。子供の頃から観てるから、もっと年齢いってるかと思ったけど。
そして、やっぱり津田寛治がいい。
仮面ライダー龍騎の頃から観ているけど、いつまでも若いわ~。
(堀内も若いけど70歳超えてるから、相応かな)
舞台挨拶は、津田寛治と監督との2人トークで進んで、笑える所満載。
彼は劇中のセリフで、「山崎の合戦があったところです」と言っているにも関わらず、「江戸時代のお話ですよね」とか頓珍漢な事を言ってて「えぇ??」と思った(笑)
今回の星付け。映画の内容としては1かな。
だけど山崎が舞台+津田寛治の起用。
これで2つUPとします。
舞台挨拶では質問できる機会はなかったが、もし出来ていたら津田寛治に訊きたかったことがある。
「(僕の地元)山崎をどう感じましたか?」と。
テレビ放送はないやろうなぁ...
でも、あっても見るかどうか、分からない。
それ位、微妙な映画だった。
保存状態良過ぎ
見て損はなし
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