水面のあかり
劇場公開日:2021年11月20日
解説
自分の前世を知ってしまった主人公の姿を通して、過去を知ることで現在や未来は変わるのか、過去に安息を求める現代人がそこに何を見るのかを問いかける人間ドラマ。医療業界紙の記者・森下あかりは幼いころに父親を亡くし、未来にも希望を見いだせずにいる。ある時、取材で催眠療法の権威である松本教授の退行催眠療法を受けた彼女は、自分の前世が桃山時代に慶長伏見地震で亡くなった娘だったということを知る。その前世の記憶が真実かどうか確かめるため、ひとり京都の山崎を訪れたあかりは、歴史資料館の職員・早川の協力を得て、夢の記憶を頼りに調査を進め、そのことで現在の自分とも向き合っていく。脚本・監督はこれが劇場映画第1作となる渡辺シン。主演は新鋭・加藤千果と、カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映された「ONODA 一万夜を越えて」など数多くの作品で活躍する津田寛治。
2017年製作/70分/日本
スタッフ・キャスト
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2021年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
映画の価値を、こういう事で判断していいのかどうかわからないが、いや、自分でもこれは初めの経験。
映画が始まり、主役のヒロインが言葉を発した途端、「あ、ダメ、生理的に受け付けない」と思ってしまった。彼女の声質が自分にとって苦手なもの、はっきり言うと嫌いな声質だった。
そのせいで、彼女が演技を頑張っていたとしても、すべてが「あー、いやいや、だめだめ」という感情しか湧いてこない。
それでも何とか最後まで見たのは、70分という短い映画だった事。舞台が、自分のほぼ地元ともいえる山﨑だった事。そして好きな俳優である津田寛治が出演しており、上映終了後には舞台挨拶があるとの事だったので、なんとか我慢して最後まで見終えた。
映画の内容としては、うーん。
ストーリーも特にすごいひねりがあったわけでもないので、「素晴らしい」とか、「心に残った」とか、「感動した」とかはなかった。
ましてや「ヒロインの女性が美しい」なんて、全く思うわけもない。(もっと綺麗な女性は、一般人でもいる。津田寛治は舞台挨拶の時、彼女の芸名を覚えてなかったくらいだ(笑))
とにかく終始、彼女の声質に悩まされた。
ま、それでも無理やり感想をひねり出すとすれば、
子供の頃に慣れ親しんだ山崎駅が何度か映る度に、感動ではないがノスタルジックな気持ちに。
山﨑駅。駅前。昔と変わらず静かな雰囲気を保っているのが嬉しかった。
俳優としては、堀内正美と津田寛治。
堀内正美はまだ71歳なのか。子供の頃から観てるから、もっと年齢いってるかと思ったけど。
そして、やっぱり津田寛治がいい。
仮面ライダー龍騎の頃から観ているけど、いつまでも若いわ~。
(堀内も若いけど70歳超えてるから、相応かな)
舞台挨拶は、津田寛治と監督との2人トークで進んで、笑える所満載。
彼は劇中のセリフで、「山崎の合戦があったところです」と言っているにも関わらず、「江戸時代のお話ですよね」とか頓珍漢な事を言ってて「えぇ??」と思った(笑)
今回の星付け。映画の内容としては1かな。
だけど山崎が舞台+津田寛治の起用。
これで2つUPとします。
舞台挨拶では質問できる機会はなかったが、もし出来ていたら津田寛治に訊きたかったことがある。
「(僕の地元)山崎をどう感じましたか?」と。
テレビ放送はないやろうなぁ...
でも、あっても見るかどうか、分からない。
それ位、微妙な映画だった。
2021年11月21日
iPhoneアプリから投稿
2021年11月21日
Androidアプリから投稿
自身の前世をみてルーツを追う、父親への後悔を抱えた女性の話。
医療雑誌記者の女性が前世療法という催眠療法を被験して文禄5年(1596年)7月13日の京都大山崎にいる自身の前世をみて巻き起こっていくストーリー。
何で第三者視点?というツッコミどころも忘れてしまう程ご都合主義全開だけど、それすらどうでも良い程伝わって来ない。
これは自分の理解力不足ですかね?
主人公は何を求めてそんなに必死になっていたのか?そして何で急に晴々しい表情になったのか?父親のこととの繋がりも???
何がしたいのか何をみせたいのかまるで理解出来なかった。
2021年11月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館