「兵庫県伊丹市の在日韓国人家族を描く。 本人はその土地を買ったつもりらしいが、 結果的に伊丹空港近くの土地を不法占拠して焼肉屋を営んでいる家族6人。」焼肉ドラゴン ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
兵庫県伊丹市の在日韓国人家族を描く。 本人はその土地を買ったつもりらしいが、 結果的に伊丹空港近くの土地を不法占拠して焼肉屋を営んでいる家族6人。
動画配信で映画「焼肉ドラゴン」を見た。
2018年製作/126分/G/日本
配給:KADOKAWA、ファントム・フィルム
劇場公開日:2018年6月22日
真木よう子(静花)
井上真央(梨花)
桜庭ななみ(美花)
大泉洋(哲男)
大谷亮平(美花の男)
宇野祥平(店の常連)
根岸季衣(美花の男の妻)
李姃垠(おかあちゃん)
金相浩(おとうちゃん)
兵庫県伊丹市の在日韓国人家族を描く。
本人はその土地を買ったつもりらしいが、
結果的に伊丹空港近くの土地を不法占拠して焼肉屋を営んでいる家族6人。
長女、静花は美人で愛想が良くてにこやかで客たちにも人気がある。
脚が悪い。
びっこをひいている。
※びっこ。片方の足が不自由で、歩き方が不自然であること。
次女、梨花はいつも何かに怒っている。
ほとんど笑顔を見せない。
三女、美花は妻がいる男に夢中で他のことに興味を示さない。
店主はおとなしい男で、自己主張は控えめ。
20年以上この土地で必死に働いてきた。
店主の妻はこれは韓国人らしい特徴かもしれないがすぐに激昂し当たり散らす。
哲男も在日韓国人だが、
梨花と結婚してみたが上手く行かない。
哲男はずっと静花が好きなのだ。
梨花にもそれは判っていた。
梨花はやがて韓国人の男と恋仲になる。
梨花は結局、哲男とは別れることになる。
静花は在日韓国人の男と婚約したがその男とは結婚しなかった。
静花は哲男と一緒になった。
結局、すべては収まるべき所に収まったわけだ。
静花ほどの美人ならオレだって必死にモノにしたいと思うだろう。
在日韓国人家族の私的な物語だが、
元々は戯曲であり、
舞台で演じられていた話だ。
真木よう子や大泉洋らによって映画化されることになった。
おかあちゃん役の李姃垠は「パラサイト半地下の家族」にも出演しているらしい。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。