「ステファノ・ベンニが描きそうな話」エンジェル、見えない恋人 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
ステファノ・ベンニが描きそうな話
爽やかな感動ファンタジーを予想していた俺は、開始3分で奈落の底へ。ベルギー人に期待した俺が馬鹿だったと、気持ちを欧州基準に切り替えて奈落から這い上がるも、「壮絶に前置きの長い官能映画」になった瞬間に死亡。なんなんだ、これ??? そこ、リアルじゃなくて良いから。
エロいシザーハンズ。若しくは、逆シェイプ・オブ・ウォーター。
心象を描く上で余計なモノを全て排除。ありのままを愛する、と言うメッセージに、実は一直線に突き進んでいたことに気づくのは最後の5分。
これを名作と評する人も、必ず居るだろう。と思う、チョイ変な映画。半分の時間で見せてもらえたら、拍手喝采もんだと思います。ラスト5分だけなら5☆なんだよなぁ。
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