「映画産業の凋落。」クワイエット・プレイス bashibaさんの映画レビュー(感想・評価)
映画産業の凋落。
夏から秋にかけて、殆ど観るべき映画がなかったので、久々のレビューになりました。さて、なにか観てみようかと思い立ち、色々と検索していたところ、好意的なレビューが多く見られたので、この映画を観ることにしました。
結論、エイリアンシリーズに家族愛をまぶしただけの、既視感に満ち溢れた映画でした。90分の上映時間、私は何度も時計に目をやりました。とにかく、冗漫なことこの上ない映画でした。そもそもの設定に無理があります。人工的な音を立ててしまうとエイリアンに殺される、なんですか、この、その場で思いついたような適当な設定!出来上がった映画はまさに噴飯物の作品となりました。もう、アメリカ映画も終わりですね。スターウォーズやエイリアンやハリー・ポッターと同様、シリーズ化も決まったようですしね。まぁ、かく云う私の母国、日本の映画界も学芸会の様相を呈していますから、大きなことは云えないのですが・・・。
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