ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談のレビュー・感想・評価
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イギリス映画的恐怖
最初は舞台で見たかった
どこかで見たようなオチではあるが
驚愕のラスト。得も言われぬ極上の恐怖体験!!
【賛否両論チェック】
賛:バラバラだった3つの心霊現象が、やがて繋がりを見せていく様は、ハラハラさせる中にも痛快さを感じさせる。ラストも1本取られたようで秀逸。
否:急に驚かせる演出が多いので、苦手な人には全く向かない。
超象現象否定派の教授が調査する、3つの怪事件。そのどれもが心底恐怖を掻き立てる内容で、ハラハラさせられます。
そして圧巻はそのラスト。不気味に散らばっていた不可解な全てのピースが符合し、驚愕のラストへと繋がっていく様は、まさに秀逸です。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは実際に観てみていただきたいです(笑)。
ホラー映画特有の、急に驚かせるような描写は勿論沢山あるので、苦手な人は観られないとは思いますが、上質な恐怖体験を是非ご覧になってみて下さい。
閉じ込み症候群
オカルトを否定し続ける教授でも説明の付かない怪奇現象ということで、どんなエキセントリックな事が起きるのかとワクワクしていたけど、かなり普通のオカルト現象だったので少しガッカリ。
一人目の夜間警備員のエピソードはなかなか怖くて感慨深いものもあって好きだけど。
3つのエピソードの、恐怖のクライマックスの後が気になる。みんな気絶して気付いたら朝になっていたオチなのかな…
と、普通にホラームービーを鑑賞する気持ちで観ていたら、後半は話がグッドマン教授に寄ってきて意外な結末になっていた。
時間と数字の繋がりやちょくちょく挟まれるカットの真実、オムニバス形式の見せ方もオチのアイディアも良いと思うんだけど、なんだか全てが弱い印象。
結末に向かってどんどん世界が小さく萎んでいくガッカリ感が強く、結構しんどかった。
元の舞台を観てみたい。
怖いけど色んなところに伏線が張り巡らされてる
舞台なら面白いのかも
単純なホラーではないけれど…
練られた話だと思うし映像もしっかりしていたけれど、結末がイマイチしっくりこない。とはいえ、ああいう終わり方だからこそ単純なホラーとは一線を画しているのだとは思うけれど、嫌な感じで終わった印象が強い。悪くいってしまえば、夢落ち的なニュアンス、まぁ個人的な意見でしかないし、夢落ちでもないのだけれど…
細かな表現で色々と嫌悪感を催して、結果、作品に入り込めなかったような気がする。真剣な恐怖を作り出そうとしていたにもかかわらず、結構笑えたし─
異次元の演出めいたところとか、かなり好きになりそうな要素もあったけれど、なんか嫌な作品。善し悪しではなく、嫌いという個人的な感情だけの評価でしかない。
何度か見て話のからくりが見えてくるような作品なのかもしれないけれど、二度は見たくないなー。
ホラーじゃないよ〜😩
好きなタイプの夏にぴったりな怪談話。
夏にぴったりの怖さ
これ、怖かったー&面白かったー
超常現象を否定するグッドマン教授は「解明できない3つのできごとの調査」を引き受ける
それまで、怪奇現象とは「ただのまやかし」だと思っていたグッドマン教授は、それらのできごとを調査しているうちに、奇妙なできごとを体験するようになる…
そもそも、この戯曲はロンドンでロングランヒットを記録した舞台劇だそうで、
これはその映画化
それが
ポルターガイストあり、お化けあり、悪魔ありで、怖い!!
時々、椅子にしがみついちゃうほど怖かった(笑)
その上で、この映画が良かったのは
「人はなぜ幽霊を見るのか」について、この作品なりの考えがあり
全ての現象が、それにのっとって描かれていること
さらに、その背景には、
家族間の不和や、人種問題、差別問題など、イギリスの社会が抱えてる様々な問題が描かれている
だからこそ、ただ怖いだけじゃなく
自分を振り返り、
これは自分にも起こりうる話ではないかと思えた作品だった
常に、私たちの周りには幽霊がいるのです…
怖い話が大丈夫!という人には、ぜひ、観ていただきたい作品
マーティン・フリーマンも、かなり良い味出しています
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