「食欲と性欲」食べる女 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
食欲と性欲
食好き女性たちが集う「もちの家」には恋する女性たちが集まってくる。どことなく普通の日本食をメインに、その食材と男との関係が繋がっていく。
食欲をそそられるような映像がなく、あくまでもシンプルな食材が多いといった全体的な印象。料理なんて人に食べさせるとか一緒に食べることで美味しくなるというテーマは伝わってくるのですが、美味しそうに感じたのはユースケ・サンタマリアが沢尻エリカ宅へ持ってくるタチウオ、アイナメ、コチなど。美味しそうに感じなかったのは鈴木京香の営む料理店での肉じゃが。説明だけじゃね・・・
幸せそうな雰囲気にも思えるエンディングだけど、どれもこれも長続きしそうにない男女の関係。食って、飲んで、セックスして・・・という一時の幸せだけの雰囲気には、この映画も一時だけなんだろうなぁ~と感じてしまう。
コメントする