「人間の大切な魂が欠けてるのよ」レプリカズ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の大切な魂が欠けてるのよ
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映画「レプリカズ」(ジェフリー・ナックマノフ監督)から。
「人間の意識をコンピュータに移す実験」が始まったとき、
また制御がきかなくなり、大騒ぎになる・・
と思った矢先、やはり暴走した。
さらに、その実験が「善悪の判断を失いかけてる」と妻に諭されたり、
「いくら実験は可能だからって実行するかは別だ」と仲間にも指摘される。
それでも、こういったストーリーが好まれるのは、
やはり、未知の世界、禁断の世界に対する私たちの好奇心が
同じような作品を作り出す原動力になっているのだろう。
さて、作品冒頭、この実験がなかなかうまくいかないシーンで、
主人公は、悩む。
「動物の意識は転送可能だ、なぜ人間は?、何が足りない」
そして、試行錯誤の結果、気付いたことは
「人間の大切な魂が欠けてる」から、実験が成功しないらしかった。
「神経情報ほ抽出し、合成ボディに移す」試みに、
「魂」などといったデジタルでない部分の話が加わると、
話はややこしくなってきた気がする。
人間として、踏み入れてはいけない神の領域の題材は、
邦画だけど、映画「人魚の眠る家」に似てたかな。
P.S
エンドロール8分超えは、長かったなぁ。(汗)
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