「何のための戦争か…」30年後の同窓会 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
何のための戦争か…
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いつの時代もアメリカは他国で戦争をしている。核兵器があるから、テロを企てているから…理由は最もらしく国が言う。国のために戦ったのに、何があるのだろうか。国の嘘を気付いたとき、何が残るのだろうか。戦死、事故死も名誉の死として扱われるが名誉の死って、何なのだろうかと深く考えさせられる。テーマは重いのだが、かつて共にベトナム戦争を戦い、30年ぶりに再会したオヤジ3人の名優たちの掛け合いにより、暗くなり過ぎず、笑えるシーン、しんみりするシーン、ほっこりするシーン見応えあった。親として息子の死の真実を知りたい、しかし、戦友の真実の死はその母親に伝えられないなど、リアルだった。何と言っても3人の名優が好演している。
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bloodtrailさんのコメント
2021年4月29日
ケイさんへ
ブッシュ政権下で始まったイラク戦争の米軍兵士の犠牲者は、おおよそ4,000人。その40%以上の、約1,700人は「IED」と総称される簡易爆発装置によって命を落としています。直接の戦闘行為じゃないんですね。ドクの息子さんのケースは、少数派では無いんです。哀しいですよね…