「オヤジたちの再生に向けたロードムービーの佳作」30年後の同窓会 まっくん a.k.a. エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
オヤジたちの再生に向けたロードムービーの佳作
大好きな「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督作。
今作は30年ぶりに再会した男たちの再生に向けてのロードムービー。スティーブ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという三人の名優たちが、各々の個性をしっかりと刻んでいる。
彼らと同世代だからかもしれないが、やたら沁みまくった。そう、前作の「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」の異常なほどの同世代感で気づいたが、リンクレイターも私と同じ1960年生まれだった。
人生に見切りつけるのはまだ早いと…
ちなみに若い人が観るのは要注意。リンクレイターほど自分の目線で、そして同世代の目線で撮る人も珍しい。
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