「格差社会に革命を起こして世界を変える壮大な物語(かもしれない)のプロローグ」アリータ バトル・エンジェル Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
格差社会に革命を起こして世界を変える壮大な物語(かもしれない)のプロローグ
原作『銃夢 GUNNM』(木城ゆきと)のOVA(前編・後編の全2巻『銃夢〜ラスティ・エンジェル』、『銃夢〜ティアーズ・サイン』)の実写映画化。
OVAをYouTubeで観たら少しエッチなシーンがあって驚きました。
原作漫画を電子書籍で途中まで読んだ感想は、1990年代に流行った絵のタッチが魅力的で、時々構図が抜群に良い場面があると思いました。
今作は、元になったOVAに"モーターボール"が追加されていて、登場人物の名前を変更しています。
『アバター』(2009年公開)で有名なパフォーマンスキャプチャーを使用し、主人公のアリータ(ローサ・サラザール)が特徴的です。
原作の格闘アクションの面白さを再現しています。
目の大きいビジュアルのアリータと、クリストフ・ヴァルツが扮するイド(優しそうに見えて実は変人)が好きなキャラクターです。
ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)が、子役時代の鈴木福(福くん)の顔に似ていると思いました。
ジェニファー・コネリーとマハーシャラ・アリの起用も嬉しいです。
意思のある人形が喋って動いて食事もする作品は新鮮味はありませんが、大迫力で良かったです。
メイズ・ランナー最後の迷宮で大活躍したローサ・サラザールが凄く可愛く大変身してアリータに扮している。この映画の魅力はアリータが全て(個人的には)。私も好きなキャラクターの1人になりました。
私、木城ゆきと先生原作漫画の「銃夢」のファンでして・・・原作ファンの間ではかなり評判の悪いOVAがベースになっちゃってた作品なので、期待外れだった印象がつよいです。マカク(敵)が脳筋すぎでまるで違うのです。
映像やアクションはとても良かったのですけどね。