「過去のディストピア映画の詰め合わせ感もあるが…」アリータ バトル・エンジェル regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
過去のディストピア映画の詰め合わせ感もあるが…
ロバート・ロドリゲスが監督したせいか、想像以上に壊しまくるわバラバラになるわと、そりゃレイティングがPG-12になるわなと納得するほど、切株しまくり放題。
最初こそ、目の大きいアリータのビジュアルはどうなんだろうと思っていたが、観ていくうちに自然と可愛く思えてくるから不思議。このあたりは『アバター』のネイティリと同じ。
原作未読だが、あらすじ自体はディストピアものにありがちな展開。
ティストピア物の第一人者になりつつあるニール・ブロムガンプ、もっといえば、海外でも大ヒットしたあのジャパニメーション作品(はたしてハリウッド実写化はなるのか…)に近いかも。
ゆえに、過去のディストピア映画の要素を詰め合わせたような印象もなくはないが、ちょっとギョッとする終盤の展開もロドリゲスっぽいといえるし、何よりアリータが魅力的なのでOK。
ていうか続編を作る気満々なのが潔くていい。せっかくならヒットしてもらって続編製作にゴーサインが出てほしいもの。
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