「最後の流れが最高だった」ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow レンさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の流れが最高だった
あくまで個人的な意見であることをご承知ください。
○良かった所
第1に楽曲、OP、EDを含むすべての劇中歌がとても素晴らしく作詞作曲もちろんAqoursやSaint Snowのパフォーマンス全てにおいて目と耳で感じることが出来ました。
2つ目、Aqoursの成長を感じられた所です。
1年生の「3年生に頼らず頑張っていくんだ!」という自立の芽生えを感じられました。ほんと感動ものです。
そして、やっぱり3年生の凄さというものを再確認されられました。株爆上げです。
3つ目、Aqoursの未来についてです。
ここは今作の重要なターニングポイントだったのではないかと思います。3年生がいなくてもAqoursは続けていく。そこが無印とは違う点で、良き点でした。最後のライブでいなくなった3年生の掛け声が聞こえた場面は感動不可避、泣かずにいられるかよ!!って感じました。そしてエンドロールがでできた時、「あぁ、もう終わりなんだな…」と胸が苦しく感じ、画面に目を向けることが出来なかったほどです。
○悪かった点
まず言えるのは、話の展開が不自然だったことです。これは皆さんの共通認識と言って過言ではないものだと思います。具体的に言うと、
・月ちゃんサラッとイタリア来るんかい!!
・マリーマザーとの喧嘩の収束早すぎ!!
・予告でイタリア強調しといてイタリア編短くね?
・月ちゃん生徒会長なんて聞いとらんで〜
・てか、ライブ沼津駅前でやるなんて聞いてねぇよ!!
◎てか、話詰め込みすぎ!!!!
こんな具合でした。
色々と話が転々としてハードスケジュール過ぎたのがいけなかったのではないでしょうか。
尺を伸ばすか話を少し削るとか、やろうと思えば最高で最高の映画になったのに…と、少し残念な気持ちです。
○まとめ
あーだこーだ言いましたが結局この映画を見れてとてもよかったと思います。
見終わったあと、これでAqoursが終わりなんだと思うと何も考えられず、目の前が真っ白になりました。でもよく考えると、終わったように見えるけど実は彼女たちは新たにスタート地点に立っていること、終わりのようで始まりなんだと気づきました。
ホントのラストのシーン。もしかして3期の伏線!!?
なんて感じてましたが、監督の話だと入学希望者98人で達成できなかったけど、あの二人がその2人の枠を埋めてる演出で、あの瞬間で千歌達の目標を達成したんだ、という美しい演出だったらしいです。
3期の伏線かと思ったけど…これで終わ…
色々批判したりしましたがこの映画を見られて感謝感激、そして幸せでした。
もし続編があるとしたら彼女たちはどんなストーリーを歩んでいくのだろうか…
ラブライブ!サンシャイン!!最高!!!