「度を越しすぎたご都合主義と尺稼ぎで破綻しかけたストーリー」ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow SIGさんの映画レビュー(感想・評価)
度を越しすぎたご都合主義と尺稼ぎで破綻しかけたストーリー
とにかくツッコミどころが多すぎる
①映画の最初でスマホで写真を撮ってもいいコーナーがあり
嬉しいファンサービスだと思ったのですが、
ずっと止め絵で台詞のみ流れる仕様
もちろん何度撮っても同じ写真しか撮れませんでした
って意味あるの?
②曜の従姉妹の月
統合先の生徒で、事情通で、
前にイタリアに住んでいて道のこともよく知っていて
おまけにライブの撮影もとても上手という
ご都合主義にもほどがあるだろってキャラ
③統合先の学校
なんでもPTAなどが統合に反対だそうだが
それまで話題にすらなってないってあきらかにおかしいだろ
しかもボロの分校に通わされるだなんて
なら浦の星女学院の校舎を使わせればいいだろ
④イタリア
三年生が卒業旅行で行ったそうだが
行方不明になり見つけてくれとマリー母より依頼があり
行ってみてメールをすると道の画像だけの返事
あっさり三年生を見つけるも逃げられるが
ヒントが残されていてまたすぐに見つかる
なんでもマリーが結婚を勧められているそうだが
ライブを一回したら終了
⑤聖闘士スノー
やはり姉が卒業し、一人残され新たな相方探しも難航し
とても落ち込む妹ちゃん
でもラブライブ決勝をやり直したらあっさり復活
…などなど
なんかね、もともとご都合主義なところが多い作品だけど
この劇場版はそれがさらにすごくなっていて、尺稼ぎもあり
ストーリーがそれらを消化しきれずに破綻しかけているって感じです
あとパンフレットを買ったけど
値段のわりには内容スカスカで買って損した気分
ちなみにこれまで映画を見に行ったら必ず買ってますが
損した気分になったのは今回が初めてです
一作目も中の人の全身の画像が載ってますがまだマシで
今回のはそれがなかったけどテレビ版の画像ばかり
最後の数ページに監督のインタビューが載ってますが
それを除けば新規の話題と画像は、マリー母としいたけの子供ぐらい