劇場公開日 2018年6月8日

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万引き家族のレビュー・感想・評価

全692件中、101~120件目を表示

4.0期待しすぎたかも

2020年5月9日
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是枝監督の映画は大好きなのでちょっと期待しすぎたかもしれない。
似たストーリーの「ごっこ」と比べて要素が多い分一つ一つが少し薄く感じた。

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takantino

4.5パルムドールおめでとう

2020年5月8日
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鑑賞方法:映画館

是枝フリークの私は狙って撮ったなと感じる野心作でした。
初めて是枝映画を観る人にもわかりやすい構成になっていますし、キャスティングも完璧です。安藤サクラと松岡茉優という初起用ながら間違いない名女優二人を。リリーフランキーと樹木希林はもはや是枝作品に欠かせないメンバー。
さまざまな家族の形を描いてきた是枝裕和が勝負をかけた集大成ではないでしょうか?数々の是枝作品に出てきた樹木希林に関しては「これが最後かも」と予見していたのではないでしょうか?
安藤サクラが警察での取り調べの長回しのシーンは心震えました。新自由主義の格差社会をベースに人間の孤独と絆を描いています。

ケンローチ、ポンジュノ、是枝裕和新自由主義下の闇を描くこの三人の監督からは目が離せない。

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トシくん

4.0見終わった後

2020年5月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

見終わった後
さびしさと温もりが一緒に
余韻として残る映画でした。

さびしさは、
社会や元の家族の中で
疎外されたり虐げられたりした
登場人物の抱える境遇を
目の当たりにしたからでしょうか。
温もりは、
それでも誰かと繋がって生きていこうとした
登場人物たちが
肩を寄せ合った温もりを
感じ取ったからでしょうか。

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アツコ

4.0キャストが素晴らしい

2020年4月30日
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鑑賞方法:VOD

安藤サクラ、樹木希林の演技力、松岡茉優の自然な色気、子役二人の自然な演技に魅了される。日々流れる児童虐待のニュースを見る度に、血の繋がりや家族の意味を感じさせられる。

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masya

4.0家族とは

2020年4月24日
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鑑賞方法:VOD

家族とは、本当の愛とは何かを考えさせられる映画でした。こんな家族の形もあるのかと思いました。寄せ集めの家族で、貧乏で世間からは逸脱した家族ではあるが、そこには愛があった。

松岡茉優のおっぱいエロかった。

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わだっち

5.0想像以上に良かった‼️

2020年4月10日
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鑑賞方法:TV地上波

社会の底辺の問題を全てのキャラクターにのせて、しかもそれが見事なハーモニーとなって物語を織り成す。映像言語的にも過不足なく表現されており完成された作品であるが、それでいて常に視線の揺らぎを要求され、作品全体がまるで何か有機物のよう。全ての出演者が美事の演技で演出の極みを見た思いがした。

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mark108hello

4.5なんとも言えないが、記憶から離れない

2020年4月7日
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昔子供の頃、地元の小学校に貧乏なやつがいた。その頃はなんとも思わなかったが、今になってどんな家庭だっのだろうか、とかどんな気持ちだったのだろうか?と思ったりする。
そんなような昔の思い出と、自分を重ねて観ていたのか、なんとも言えない気分になり、記憶から離れないのである。

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ホワイトサンド

3.5家族とは何でつながっているものか、非現実的な人たちの生活を通して問うている。

2020年3月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

社会からはみ出した人物たちのセーフティネットとして万引き家族が機能していたというお話。

ドロップアウトしたからそこにいたのであって、元の場所に戻ってめでたしめでたし・・・とはならないんだなあ。

家族が何でつながっているかというやりとりで、

「普通はお金でつながっているよ」というねーちゃんの発言に対し、

「俺たちは普通じゃねえんだよ」と返すおっさん。

まああんまりテンションの上がるような作品ではないですよね。

たまにはいいかなあこういう系も。

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うに

4.0政治色は感じるがよくできた映画。

2020年3月22日
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鑑賞方法:映画館

家族役の6人(特に男の子役)の演技が無茶苦茶うまいと思った。左翼的な匂いは否定できないが脚本も良く出来ている。カンヌで賞を取ったのも伊達ではない。

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Yohi

3.0安藤さくらさん

2020年3月13日
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安藤さくらさんの演技がともて良かった!!

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shia

5.0これこそ現実

2020年3月9日
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鑑賞方法:映画館

オープニングのテンポ良い万引きシークエンスで一気に引き込まれる。

色々書いては消してと時間が経ってしまったので、とりあえず記録として残しとこう。

鑑賞後、シアター入口に貼ってあるポスターを思わず立ち止まってじーっと観てしまった。思い過ごしかもしれないが、そういう人が何人かいたような気がする。

思い出した作品は、私はダニエルグレイク。

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shinkato

4.0余韻

2020年2月28日
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いつか崩壊する、いつか捕まる、こんな家族長続きするわけない、と思いつつそれぞれが放ってはおけない微妙な擬似家族。本来はこうあるべきなのに、現実がそうはさせない。
貧困、ワープア、虐待など闇から逃れるために仕方なく集まった人々の切ない物語。
リンの最後は誰が迎えに来たのだろうか…。

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レイは!?★

5.0大圧倒…!

2020年2月27日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

興奮

幸せ

圧倒を超える言葉は何でしょう?
大圧倒?超圧倒?驚愕??
私の語彙力では、この映画の素晴らしさを表現出来ないのが悔しい。

低評価の人の理由も分かります。
悪い言葉を使うと「底辺の人間のドキュメンタリー」そのもの(そのものなのがすごいところだと思うのですが…)。それに興味なくて、おもしろさを感じないのかなと思います。

必要悪、100%悪い人間はいない…。それを実感する映画だと思います。
万引きという軽犯罪だから派手さはないけれど、この家族たちはひとりひとりが生きてる人間で、どういう人生を歩んで来たのだろうと想像したくなる種のようなものがたくさんあって、観賞後ひたすら考え込んでしまいました。

映画を観て思ったのは、映画に出てくるのはこの家族の一部分だということ。それが深いなと思いました。
「人間ってこんなことあったからこうなったと簡単に説明出来るものじゃない」というのを感じました。

幸せって難しいな。

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りりまる

4.5ホントの家族じゃなかったのね

2020年2月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ホントの家族じゃ無い話だったのだね。血の繋がりとは、とか色々考えてしまう。大して台詞の無い女の子の幸薄い感がすごい。演技だとしたら大したもんだ。

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あっきゃん

4.0ばーちゃん

2020年2月20日
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埋めるあたりぶっ飛んでるけど

死別に対して振り切れてる感じが

楽して生きるために必死な感じがいい

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さる

2.5ぬ〜

2020年2月13日
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鑑賞方法:VOD

何を考えて観ればいいのかわからなかった。

虐待されていた子を万引きした家族は本当に悪なのか。
決して褒められた生き方をしているわけではない家族だか、それぞれが、それぞれの思いを背負いながら生きていて生き方に正解は無いし、間違いもないのかなと思った。

少しずつ大人になっていく子供たち。弱い立場にいる方々、どうか強く生きてほしい。

空は青い。

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Apple

1.0話題だから見たけどダメでした

2020年2月10日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

難しい

教養なく犯罪を繰り返す家族の日常。見ていて鬱々とした気分になります。日本にこう言った問題があることの気付きにはなったけど共感は全くできませんでした。
見なくてもいいし、家族には見せたくないです。

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なめこ

4.0家族の「絆」って何?

2020年2月6日
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鑑賞方法:VOD

今更だけどようやく観賞。
家族の「絆」って何?
それはこの映画に答えが少しあるような気がする。
いや、そんな大仰なテーマでなくても「チーム」とは何なのか?どうあるべきかが描かれている映画。
最近はやれDNA鑑定だの血液型がどうだのと「数値」で家族を決めようとするが、実は昔の家族っていい加減な判断基準により決められたものだったのかなぁって思ったりする。
「養子」とか「病院での取り違い」とかもあるが、この映画で登場する偽装家族は終戦直後のどさくさで無理矢理成り立った「家族」というチームのような雰囲気を感じる。(実際そんなケースがあったか知らないが、その時代背景ならありえるようなきがする・・・)
とにかくここに登場する子役の演技が素晴らしい。昔から動物や子役は主役を食うとは言うが、とにかく印象に残る。
リリー・フランキーや柄本明はいつも通りな演技な感じだが、上手くハマってるのが流石。
柄本の台詞「妹にはやらせるな」はあんな顔して不思議と重みがある。
日本映画は地味な作品が多いが、「ROMA」が好きだと言う洋画ファンにこそこの作品は観てもらいたい。

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colt45SAA

4.0『家族の定義』は一つじゃない

2020年1月27日
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先日「選択的夫婦別姓」の国会における議論のニュースを見た。

主に保守層からは「伝統的家族感を破壊する」といって評判が悪い。

本作では、普通とは違う「家族」が描かれる。

でも「普通と違う」といっても、それ自体が間違ってるワケでもないし、悪いワケでもない。
(万引とか誘拐はダメだけど)

他の映画でも、例えば、
「アベンジャーズ」のメンバーは自分たちを「家族」と言っているし、
「ワイルド・スピード」のメンバーも同様。

その2作を見て「あんな『家族』は許せん」なんて言う人はいないでしょ。

同様に、「家族」はいろんな姿かたちがあって、本作も同様。

でも、「選択的夫婦別姓」に反対する人は、違うんだよね。

別に、「伝統的家族観」を実現したいのは理解できる。
そうなら、自分の家族はそうすればいいだけで、他人の家族にまで口出しするな、と思う。
「選択的」なんだから。
選択肢が増えることに反対する意味が分からん。

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みっく