劇場公開日 2018年6月8日

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万引き家族のレビュー・感想・評価

全691件中、661~680件目を表示

4.5荒川区

2018年6月3日
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鑑賞方法:映画館

83本目。
何だかんだで愛なのかな?
荒川区ってのがリアル。

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ひで

4.5音楽も最高

2018年6月3日
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鑑賞方法:映画館

この家族のそれぞれが、今後どのような道を歩むのか気にはなるが、映画が終わってモヤモヤ感はありませんでした。
寡黙なのに心に沁みる音楽も最高でした。

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yamachan2

3.5☆☆☆★★★ 6/14 2回目の鑑賞 1度目のレビューの後で、新た...

2018年6月3日
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☆☆☆★★★

6/14 2回目の鑑賞
1度目のレビューの後で、新たに感じた事を書き込みました。

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間違いなく良作なのに、簡単にはレビューがしにくい【何か?】が胸の奥にしこりとして残る作品。
感動を期待して観に行くと、するっと、はぐらかされてしまうのでご注意を。

以下、少しとりとめの無いメモ…。

《ゆり(じゅり):りん》と《亜紀:さやか》 この2人は、どことなく『空気人形』でのペ・ドゥナのキャラクターの影響が見て取れる…と、こちらが勝手に思ってはいるのですが。その理由として、松岡茉優の職業が…とゆうのも、多少は影響はしているだろうか。
孤独な男の、性のはけ口の対象…とゆう点も。
但し。客で有る池松壮亮との関係性が、中途半端なまま終わってしまっているのは何故?と言うよりも。寧ろ、「どうした監督?」…では有りました。
そして、佐々木みゆちゃんがビー玉で遊ぶ描写は、『空気人形』でも描かれていたところ。

終盤の接見場面では、『歩いても、歩いても』での ※ 1 「ちょっとだけ間に合わない」の台詞が。
更に、《祥太》が心の奥底で父親を欲しているのではないか?…との点でも、やはり『歩いても、…』との関係性を考えてしまう。
トウモロコシも出て来たが、今回は食欲をそそる料理は無し。万引きして生活しているだけに、インスタント食品やや多し。

この作品の中で。私が1番好きだったシーンは、リリーフランキーと安藤サクラが素麺を食べる場面。
2人は画面を見てハの字になるのだけれど。
この時の、カメラアングルと共に。2人の座っている位置関係は、いかにも成瀬好きの監督らしい構図だった。
これが小津作品だと、2人は対象的な位置関係になっていると思う。その(画面上のスッキリとした芸術性の)座りの良さが小津作品ならば。逆に成瀬作品だと、画面上に多数の人が居たとしても、全員は同じ向きにはならない。だからこそ、常に画面上には不穏な空気が漂う。
本作では、度々画面には家族全員が映りながらも、全員がそれぞれに別々の向き・行動によって一体感は無い。やがてこの家族関係が崩れる畏れを観客は絶えず気にする事になる。

素麺を食べる場面ですが、やがて2人は…。

『海街…』では原作コミックの影響も有るが。始まりは長澤まさみのベッドシーンからだった。
『海街…』こそは、是枝作品の中で1番と言える程に、生と死は(性と死は)表裏一体として描かれていた。そしてそれはこの作品でも同じ様に、 死 は突然にやって来る。

何だか書き込んでいても。どこをどう切り取り、どう伝えれば良いのか?…が、なかなか思いつかない。
是枝作品らしさ溢れる【疑似家族】を描いてはいるが。観客側からしてみれば、「最後にこの家族は、必ずや1つの家族となるだろう」…と絶対に思う筈。

だが現実には!

「俺達は家族だ!」…と言いながらもも。リリーと安藤は、2人になった時は樹木希林の事を「婆さん!」と言う。
この2人には秘密を共有した過去が有り。それゆえの深い繋がりが有った。
だからなのか?松岡と樹木には完全なる信頼関係を持ってはいない様に見受けられる。
〓 1 松岡はリリーに「いつするの?」…と問うが。それに対しては冗談で返すリリー。
松岡は彼女なりに、この【家族ごっこ】を楽しんでいる様に見えたのだが。本音ではどうだったのだろうか?
それまでの樹木希林の行動を知った時に、彼女は果たして「裏切られた!」…とゆう感情を抱いたのかどうか?
そして《りん》はこれで幸せに暮らしていけるのかどうか?

どうやら、〓 2 リリーと安藤には。2人の子役に対する想いを見ると、親と子との間に起こる、暴力的なモノに対する深い憤りの感情を持っている様に思える。
まだ1度の鑑賞の為に、作品の全体像を把握出来ていないのが本音。(お前に出来るのかよ?…ってのも有りますが💦)
冒頭に、胸の奥にしこりが残る…と書いたのだが。カンヌでグランプリを獲っただけに、観た観客には一体どの様に映るのだろう。

不思議に思った場面が1つ。
マンションの新築現場で。リリーフランキーが1人になった際に、ふっと漏らす「ただいま!」の台詞。
※ 2 あれには一体何の意味が有ったのだろう?

決して比べるべき事では無いのですが。今、日本映画には【家族】を描いた作品が2つ。
徹底的に【家族】を、「こう有って欲しい!」とばかりに。お伽話として描く山田洋次の『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』と。よりリアルな現在進行形として、日本の貧困を描く是枝裕和の『万引き家族』
この2作品が、奇しくも同時に公開されているのが、とても皮肉な事実として感じている。

個人的には必ずしも、過去の是枝作品と比べ最良とも思えなかったものの。過去の作品と照らし合わせて考察した訳でも無く。また不勉強の至りは免れず…で。全く自分の教養の無さを嘆く他ない(>_<)

※ 1 2回目の鑑賞の際に確認すると。ほんの少しだけ台詞か違っていた。

※ 2 おそらく父親として。「これだけの家を持ちたい…」との思いだったのでしょうね。

2018年6月2日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン5

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6/14 2回目の鑑賞

〓 2 「産まれて来なければ良かった…って思われたら、あゝは成らないよね!…人に優しくなんて…」

「普通な!」(りんに対する安藤とリリーの会話から。)

映画冒頭で、りんの腕に火傷の痕を見た2人は、互いの顔を見つめて小さく頷く。
そして映画の最後に安藤は言う。

「母親が憎かった」…と。

《疑似家族》では有るものの、安藤とりんには【虐待】の匂いが。
リリーと祥太には仮では有るが、(何となく)【父親の存在】の願望が。
樹木と松岡には、心の奥底に宿る【闇の心】が。
それぞれが対象と言える存在とも言える。
そして、安藤とリリーには。過去に起きた犯罪を共有した事による信頼が有るのが他の4人とは決定的に違うところ。

だからこそ、〓 1 松岡に「嘘くさっ!」と言われはするが、リリーは胸を叩き、「俺たちゃここで繋がっているんだよ!」と胸を張る。

他人同士が、社会から隔絶されながらも寄り添う様に暮らしている。
しかし、その一部始終は決して褒めらる暮らし振りでは決して無い。
終盤にリリーは言う。

「他に教えられるモノが何にも無いんです」

祥太は心を痛めていた。
それを如実に表していたのは、万引きをする前に行うおまじない。
だから時々は、廃車の秘密基地で心を癒す。(家の中では押入れ)小さな胸の痛みだったのだが。やまとやの親父に咎めらた時に、遂にピークに達した。
祥太自身は。台詞から、リリーと安藤の2人との出会いを何となく認識している様な感じがする。
映画を見れば明らかなのですが、祥太は万引きをするがわざと捕まる。
リリーに対して恩義は感じているものの。反面教師として見ている節も見え、だからなのか?【おとうさん】の一言がどうしても出て来ない。
その想いを明らかに顔に出すのが、(この時には気が付いていたのかは不明だが)自身が拾われた時と同じくパチンコ屋の駐車場。

…色々と「あれも書き込んだら、これも書き込まなきゃ!」…と思っていながら。いざ…となるとなかなか考えがまとまらない(>_<)
今後も絶えず改定してしまうかもしれない。

2018年6月14日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン5

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松井の天井直撃ホームラン

4.5俳優陣がすごい

2018年6月3日
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とても面白かったです。

万引きを含む家族の日常生活が描かれています。
だけど、なんとなく違和感、なにか引っかかるものがあって、それがなんなのかがわからなくて。
それが終盤に差し掛かるころ、紐解くようにわかる感じがわたしはとても好きでした。
紐解けば解くほどに泣きたい気持ちになりました。
でもこの涙はなんの涙かわかりません。
悔し涙なのか、感動しているのか、自分でよくわかりませんでした。

タイトルがタイトルなので起承転結でいう【転】がどんな展開なのかは皆さんお察しの通りじゃないでしょうか。
予想を裏切らない展開でしたが、その後にそれ以上のものがありました。
それが上記の紐解く感覚です。
伏線回収とは違う、ストンストンとなにかが少しずつ落ちていく感じです。

俳優陣の皆さんも本当に豪華で素晴らしいメンバーでした。
安藤さくらさんらは勿論ですが、池松さんや柄本さん、高良さんら脇を固めた皆さんの表情や台詞が忘れられません。

邦画好きの方は言わずもがな観られる作品だとは思いますが、そういう方の方がやっぱりお好きな作品かもしれませんね。

わたしはこの映画を観ることが出来てとても満足しています。

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わたなべばう

3.5安藤サクラ

2018年6月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

印象に残りました。

感動とか無く、切ない気分に。

一緒に生活してたら情がうつるし、
それだけで家族っても違うやろし、
(良い事も悪い事も全部受け入れる…お互いに)

絆…

(簡単には出来ない と自分は思います。)

観終わった後、そんな事考えながら
家に帰りました。

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コンブ

4.0オキシトシン

2018年6月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

 オキシトシンというホルモンが最近になって注目されている。愛情ホルモンとも呼ばれており、他人に心を許して仲間意識や帰属意識、愛著などを持つようになる働きがあるそうだ。
 愛著と言えば、ブッダは愛著は解脱の障害になると言っている。たとえば道に猫がいるのが見えても、普通は単なる風景のひとつだが、それがタマだったら風景ではなくなる。こんなところでタマは何をしているんだろうとか、怪我をしたりしていないかなど、気になってしまう。愛著は名前を付けることで生まれるのだとブッダは言う。
 固有名詞がオキシトシンの分泌を活発にすることをブッダは遥か昔に見抜いていたのかもしれない。愛著を持つことによって人は客観性を失い、ニュートラルな判断が出来なくなる。命の重さは誰でも皆同じだと思っていても、いざとなると家族や知り合いを優先する。優先するのが自国民であれば、それはそのまま国家主義である。オキシトシンは愛情を生むが、同時に排斥する気持ちも生んでしまうのだ。
 ブッダはオキシトシンを否定して解脱を説くが、解脱することが必ずしも人類の目的ではない。というか、解脱を目標にしている人は世界にほとんどいないのではないか。人は大概、幸福を愛著の中に見出す。

 この映画は社会的または家庭的にうまく生きていけない人間たちが、ひとつ屋根の下で寝食を共にする話である。作品は様々な形の愛著を描くのがテーマなので、ブッダの言葉に従えば、読み解くキーワードは名前ということになる。名前を付ける、或いは別の名前を名乗ることでこれまでとは違う関係性を獲得し、違う愛著を得る。
 愛著は時間とともに変化し、濃くなったり薄くなったり、ときには裏返って憎悪になったりもする。オキシトシンの変化によるものである。可愛さ余って憎さ百倍という諺はとりもなおさずオキシトシンの分泌の増減によるのである。オキシトシンには他者への排斥や憎悪にならないような微妙な分泌のバランスがある。人は綱渡りをして生きているようなものなのだ。綱渡りは非常に困難で、しばしば人は足を踏み外して憎悪と無関心の淵に落ちていく。

 本作品では愛著のありようが人によって異なることを表現する。役者陣の演技はそれぞれに見事であった。特に安藤サクラが素晴らしい。降旗康男監督の「追憶」で初めて見たときから思っていたが、女の優しさを表現するときにこの人の右に出る女優は思い浮かばない。彼女の演じた信代の包容力と愛著のありようがそのままこの作品の世界観となっている。登場人物同士は薄氷のような関係性ではあるが、互いに憎悪や無関心の対象となることはない。相手の人格と多様性を認める寛容さがあるからである。
 憎悪と無関心が猖獗を極める現代社会でこの作品がカンヌフェスティバルでパルムドールを受賞したのは、ある意味で必然であるかのように思われる。

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耶馬英彦

5.0(*´-`)いい映画 観てよかった

2018年6月2日
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泣ける

幸せ

この映画は見ないとね。本当にいい映画。
あの家族はそれぞれを思いつつ一生出会えないのですかね。
やるせない。
樹木希林 神演技。リリーフランキーだらしない男を演じさせたらピカイチ。安藤サクラエロい。松岡茉優好演技、樹木希林に甘えるシーンは光る。子役二人 自然な演技、とにかく助けてあげたくなる。

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おにっち弐号

5.0素晴らしい

2018年6月2日
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泣ける

興奮

知的

素晴らしいの一言。
安藤サクラの目力に
ただただノックアウトされました!

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Mark

5.0素晴らしかったです

2018年6月2日
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 今回の是枝裕和監督の作品は、なんとも素晴らしかったです。これまでの作品のあらゆる要素を含みながら、これまでの作品を超えていました。悲しくて、優しくて、残酷で、切なくて、深くて、言葉が途切れるところから物語は始まり、言葉が途切るところで物語は終わっています。
 カンヌ映画祭パルムドール受賞といえば、頭でっかちな映画では、と一抹の不安があったのですが、観終ると、この映画にはふさわしくない言い方かも知れませんが、ごくごく自然体の映画でした。逆にカンヌがよくこの映画を選んだな、と思います。この映画に描かれた世界は、現代という世界の共通の思いなのでしょうか。
 人と人の結びつきとは何なのか、その不確かさともろさを通して、それでも、それを求める純粋さを一貫して描いています。そこにはある種の宗教的な崇高ささえ感じられます。
 ぜひ、映画館でご覧下さい。

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sarbi07

4.5お釣りがでるくらいだよ

2018年6月2日
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あるシーンでの『こんなのお釣りがでるくらいだよ』という台詞が胸にきた。
人と人との関係、思いやり。自分が恵まれた状況でなくても、他者を思いやれる人としての強さと美しさ。思いやりほど人として美しいものはないし、人と人との関係ほど幸せなものはない、と改めて感じたし、そう思えるほどの、幸福感と美しさがスクリーンから強く伝わりました。

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のん

5.0良かった

2018年6月2日
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泣ける

悲しい

楽しい

この人の映画は好き
淡々とした描き方は、わざと盛り上がらないようにしているように思う
あからさまなお涙頂戴を回避する描写は最近の流れだし、観る人を選ぶ分、少し高尚な感じもするし、心地も良い
役者も相当なスキルを要求するされるだろう、毎回毎度、役者の演技が強く印象に残り、その役者が好きになってしまう
樹木希林は言うまでもなく、今回は娘役の松岡が強く残った
黒澤のどですかでんにヒントを得たのだろうか
現代版どですかでんを現代の小津安二郎が撮った映画と言うと、単純過ぎて怒られるかな
このカンヌ受賞がきっかけとなり、また日本映画の黄金時代が来ることを切に願う

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さくお

3.5既視感あり

2018年6月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

先行ロードショウで鑑賞。パルムドール受賞ということで期待していたが、悪くはないが何故か既視感がある、どこかドラマ、小説、漫画で同じような作品はなかっただろうか、本当に純粋な創作なのか?後で盗作騒ぎなんてないだろうな。出演陣は頑張っていたと思うが、池松壮亮の演技が一番印象に残ってしまったのはいただけない。やはりフランスの賞なんてあまりありがたがっていては日本映画の将来はないと思う。

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kohei1813

4.5本当の幸せって?

2018年6月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

合法、常識下の家族と、違法、非常識下の家族と、どっちが幸せなのか?
答えはどっちも幸せかもしれないし、どっちも不幸せなのかもしれない。
幸せは人が決めるものではなく、自分の心が決めることだ。
だけど、自分の心なんてとてもあいまいで、周りの騒がしい声にいつも震えながら形態を変えていく。
でも、それでいいんだ、それだから人間なんだ。家族はそんな人間の集合体なんだから、家族の形に正解なんてない。

なんてことをしみじみと感じさせてくれる素晴らしい映画でした。

是枝監督の丁寧に丹念に人間を描ききる仕事ぶりに敬意を表します。

と同時に、全ての役者さんのおさえた自然な演技に割れんばかりの拍手をお送りしたいと思います。

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みよけん

1.0意味不明。何を伝えたいのか、何も響かず。

2018年6月2日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

「万引き家族」鑑賞。

※「デッドプール2」見た後に鑑賞。

*概要*
是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。

*主演*
リリー・フランキー

*感想*
まず始めに、カンヌ受賞おめでとうございます。と…言いたい所なんですが、ごめんなさい是枝監督。めちゃめちゃつまらなかった。

全キャストの演技は上手かった。でも、、全体的に何を伝えたいのか、1ミリも響かない。家族で万引きやって、悪いことするばかり。リアリティーはあるけど、ストーリーが1ミリも共感できないですし、ほとんど印象的に残るものがなかった。あるとするなら、松岡茉優が店でオ○○ーする所、リリー・フランキーと安藤サクラの必要のないフルヌード。申し訳ないけど、そこだけしか印象に残らなかった。(^^;

盗んだのは絆というのは、ん~だいたい解りますが、分かりにくいですし、全体的に退屈。感動しないし、、これで賞を取ったのが信じられない。

すみません…ボロクソに書いてしまいましたが、、個人的に素晴らしい映画ではなかったです。途中で帰りたくなりました。

観なきゃ良かった。。。

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ひろっぴ

4.0家族って何? 生きるって何? 血・愛・絆…?

2018年6月2日
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今、"万引き家族"を観終わりました…。

人は血の繋がった家族と暮らすのが一番⁉︎

愛が無くても、血が繋がってれば幸せ?

血が繋がって無くても、愛が有ればそれは家族だと思う…?

お金が無くても、万引きして食べれれば幸せ?

どれが正しいのかは分からない…、

けど…本人達が幸せならOKなのかもしれません…。

パチンコ屋で子供を車に乗せたままの親、

産みたかったわけでもなく出来たから仕方なく産む…、
理由もなく叩く・殴る・火傷をさせる。

脅して、年金の様にお金をせびる年寄り、

皆んな心が寂しいから寄り添って暖まる。

幸せって、なんだろう?

生きるって何だろう?

なんか、考えさせられた映画でした。

深い映画、でした。

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♡まーこ♡

2.5悪くないがちょっと物足りない

2018年6月2日
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正直な話、ストーリー的には他の映画でも良くある内容だと思いました。描きたい内容は良く分かりましたが何かが物足りないと言いますか、感動が今一つでした。

絵的には生活感がリアル、特に汚れがリアルだと思いました。

想像に反してエッチなシーンが結構ありましたので1人で観に行くほうが良いかもしれません。なお、客層は結構年齢高めでした。

リリー・フランキーという名前は知っていましたが顔は知らなかったので、エンドロールを見て初めてこの人がリリー・フランキーだと分かりました。何だか田中邦衛+矢沢永吉みたいな喋りだと思いました。

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canghuixing

3.0共鳴

2018年6月2日
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幸せ

悲しい

独り暮らしのお婆さんのもとに集い家族の様に暮らす血の繫がらない人達の話。

脛にキズを持つ中年男女と家出少女に拾われた男の子に女の子。

家族というタイトルを冠しているけれど家族愛を感じることはなく、年齢を超え痛みを理解し合い暮らす仲間という感じを受けた。
まあそれで良いのだけどね。

正しい形であるかは別として、それでも確かに心や情を感じた。

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Bacchus

3.0不思議な魅力

2018年6月2日
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不思議な魅力でスクリーンに引き付けられる作品ですが感動や余韻は無い。終わってみれば普通の作品で何も印象は残らない。
2018-103

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隣組

5.0魂が揺さぶられるシーン

2018年6月2日
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近藤龍人さんの、ガッツリ真正面から役者と向き合う、腹の座った撮影が大好きです。(*゚▽゚*)
是枝監督との初タッグとあって期待していましたが、まさかパルムドールまで受賞するとは!
期待値MAX!
待ちきれず、先行上映に行ってきました。

是枝監督と言えば山崎裕さんの“そこに人がいるシーン”とでも言いますか、
役者の演技から漏れ出たかのような、“愛おしい日常の瞬間”を切り取ったシーンに、いつも魂が震えます。
もはや、このシーンが観たいがために是枝作品を追いかけているようなものですがww
久々に組んだ『海よりも…』は、やや物足りない印象でした。

そして今回、近藤さんを迎えたことで、是枝劇場第2章の幕開けを感じました!
監督が「各世代で一番撮りたい役者」を揃えただけあって、キャストの素晴らしさは言うまでもありませんが、監督の描きたいものが“フィクションの中のリアル”から“フィクションのリアル”へ移行したのではないかと思えました。

そして特筆すべきは、汗の匂いが漂うようなSEXシーン!
これも近藤さんの真骨頂ですよね(*^ω^*)
人の営みを描くうえで重要な要素だと思うのですが、これまでの是枝作品には無い肉感が加わって、とてもとても愛おしかったです。

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shiron

4.5家族の繋がり

2018年6月2日
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まずは子役含めすべての役者さんの演技に拍手。カメラワークや細野晴臣さんの控え目な音楽も作品を邪魔すること無く映画に集中できました。

家族の繋がりとは何かを問う作品として「そして父になる」との類似性を強く感じます。
血の繋がりを基盤に置く山田洋次に対峙する是枝裕和の模索なのか?
是枝監督には今後もぶれること無くこのテーマを一貫して追及し続けて欲しいと思いました。

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shioshio