万引き家族のレビュー・感想・評価
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★の数で評価できるようなものじゃない
この映画の感想を言葉にするのは難しく、実際に見た直後は話す事ができなかった。見終わった後すぐに立ち上がる事が出来ず、エンドロールが短く感じるほど。次の日にならないと冷静になる事ができなかった。
★を付けるならば最高得点の★5にするしかないが、そういう評価さえ必要性を感じない。
映画祭の最高賞もいいが、ノーベル文学賞の方が似合う作品ではないかと思った。
これ以上の日本映画を私は知らない、という言葉さえ陳腐に思えるほどで、やっぱり言葉が見つからない。
人が人に依存し、愛情を注ぎ、愛情を受けて、共に生きる、というのはどういう事なのか。様々な価値観に疑問を呈す。
もう二度と見たくない映画でもあり、必ずもう一度見る映画でもある。
事前に予想せずみて欲しい
声を上げて泣きそうになる作品
結構重い・・・
貧しさ故に家族ぐるみで万引きし、生計を立てている。それでも、元気に楽しく生きている・・・
みたいなストーリーだと思っていたが予想以上に重い作品でしたね。
序盤から虐待を受けているであろう女児を家に勝手に連れてきちゃって、おいおい何してんの?って思ってたけど、この家族 ただの万引きだけの家族じゃなかったです。
現代を反映するような問題がいろいろ詰まってました。
こんな家族は実際にはいないのだろうが、似た境遇の人はいるかもしれない。
道徳的に間違っていても、家族の絆としては正しいのか?
同意はできないけど、考えさせられる作品です。
それにしても、目黒の幼児虐待死という胸くそ悪くなる事件がタイムリーで起こってる中、この作品の少女を見てると切なくて切なくて。。。
いずれにしても、かなりの衝撃作だと思いますし、とても印象に残った作品でした。でも、後味は決していいものではない。何とも重い気持ちで会場を後にしました。
まあ、これ程感情に影響を与えてくるって事、そういうとこがすごい作品なんだろうって思うけど。
1つ残念だったのは、最近の邦画でよく見られるんだけど、演技が素晴らしいが故にセリフが聞き取りずらい!
今作も結構聞き取りずらいとこ多かったです。
今の日本の生活感が出てる
・・・。
安藤さくらさんの演技が一番
カンヌ受けする作品
公にしない本当の日本の一部分。
夢想的であり、現実的
リアルの世界では5歳児虐待死亡事件が起こりました。犯人は両親でした...
リアルの世界では5歳児虐待死亡事件が起こりました。犯人は両親でした。父親が義父とは言え悲惨な事件が現実にはあります。
日本の豊かさを強調する映画は多数ありますが、貧困問題・貧困層の問題に正面から取り組んだ映画はほとんどありません。過去には少数ありましたが、特に近年は。
監督は貧困問題・家庭内暴力に正面から立ち向かい、告発しました。
5歳児虐待死亡事件でも児童相談所の対応の不手際が疑われます。警察も事件後には対応しますが、未然には無力でした。
日本の社会、社会そのものが問われているのだと思います。
事情は海外でも同じで海外の国も対応に苦慮しているのでしょう。
賞を受賞した背景を考えたいとも思います。
ただし、少し長い。90分にまとめて欲しかった。そこで★一つ減。
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