劇場公開日 2018年6月8日

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万引き家族のレビュー・感想・評価

全695件中、441~460件目を表示

4.0リリーの尻!!

2018年6月21日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

幸せ

社会からはみ出した弱者たちが繋がる万引き家族。
核家族化が進み、家族・町内・隣人の絆が薄れ、形式的なセーフティ・ネットでは救われない人々。落語の世界なら存在する長屋的助け合いが希薄な現代で、犯罪を犯すことでかすかに生きていける人々だ。
社会の方はマイナンバー制度など管理体制が整い、ドロップアウトした人間には益々生きづらい様相を示している。そんな中、優しさは失われていく。

本物の家族の方が、わが子を虐待して絆が薄い。
偽物の万引き家族の方が、互いをいたわり合い絆も深いように前半は見える。
しかしそこは是枝監督、そんな甘い人情噺を描くわけではない。
後半、危機を迎えた偽物家族の中から各々の闇が浮かび上がってくる。
助け合ったのでなく、互いを利用し合ったに過ぎないのか?
彼ら自身でも解らないことだろう。

小さな女の子の件で家族が危機に及ぶと思っていたが、それはミスリード。別の事から家族は危機を迎える。
関係性の希薄な現代社会で、本当の家族とは絆とは優しさとはを問う問題作、2018年必見の映画だ。

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るるびっち

4.0是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。 現代日本では、...

2018年6月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。

現代日本では、血の繋がりよりも、みんなで心を許せる場所を共有できてるってことの方が大切なんだろうな。

やってることは万引きという犯罪でも、それを見て見ぬふりをしてあげる店の店主。
なんか、古き良き日本を思い出した。

色んな生き方してる人が観るんだから、色んな見方があって当たり前。
きっと、観終わった後、その館内にはいろんな思いが渦巻いてたはず。
それを認め合う、心を許せる日本人でありたいと思った。

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ぽんぱる

5.0見えない本当のことって、、

2018年6月21日
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凄いもの、観てしまった‼
是枝さん会心の一作❗
万引きって単語に引き寄せられて劇場にあしを運んだけどそんな事すぐに忘れてた。
こころをさらけ出せる空間、関係がなんと清潔なことか。
帰りたくなるだろうし、迎えにきてほしくなるでしょう。

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こっしゃん

4.0家族とは

2018年6月20日
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鑑賞方法:映画館

家族とは何か、血のつながりって何か、すごく考えた。

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FMov

4.5なんともいえない

2018年6月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

わたしも子供の頃、あんたなんか産まなきゃよかったとか言われたな〜とか、だいたい、貧乏と汚部屋はセットだよな〜とか、風俗の仕事に対する中途半端さとか、色々、あ〜よくあるパターンと思った。この作品は、こういった人々の心理をよく観察、表現できている。映画がはじまってすぐに、スクリーンの中の部屋を片付けたくなったのは私だけだろうか。きっと、歪みのない家庭にうまれていると、意味がわからない映画かもしれないが、ある意味優しさに溢れた映画だったとおもう。

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ぴより

3.5前評判ほどでは

2018年6月20日
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鑑賞方法:映画館

安藤さんの演技が素晴らしい
もっと期待してましたが、それほどでは。万引きってタイトルほどそのシーンが多いわけでもなく。

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きょん

4.0万引きについて深く考えるリテラシー

2018年6月20日
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鑑賞方法:映画館

安藤さくらさん女優さんだなぁ〜と改めて思った。
池脇千鶴さんに高良健吾さん。好きな俳優さん揃い踏み。家族万引き・万引き家族・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの作品「バベル」は何年前の作品だろうか?ドメスティックバイオレンスは昔々の太古から存在してると考える私。子供は強くなければいけないとも私は考える。子供が強く戦えないのは何故だろうか?また子供が強くなりすぎると、それもまた様々な問題が生まれる。私は映画が好きで10歳ぐらいから映画を見続けてる。寧ろ映画と本で私の脳は出来上がってる気もする。この作品安藤さくらさんが本当に良い。樹木希林さんが安藤さくらさんに向かって言うセリフ「あんた良くみりゃ綺麗だねー」この台詞が大好き。この作品観なきゃ大損っす。(笑)

是非是非劇場で観てください。
間違いない作品。

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G・・HT3

3.0生々しい不潔さ

2018年6月20日
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鑑賞方法:映画館

が、ひしひしと伝わる映画だった。
万引きのシーンは思ったほど多くなく、主に貧乏な人々の生活を不潔に生々しく描いた作品だと思った。
安藤サクラはピッタリの役だったように感じた。

また、メインテーマとして家族と他人の絆が強く訴えられている。
この監督はこういったテーマが得意なのだろうか?

感動も感慨深さもなかったが、演技力と生々しさは良いと思った。

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みづき

4.5面白かったです。

2018年6月20日
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メガネをつけ忘れたので視界ボヤけながらの鑑賞でしたが、充分楽しめました。
邦画としてはまず合格の部類だと思います。
客や世間に媚びるような造りをせず、脚本と役者さん達の演技を最大限生かした撮影が魅力的でした。
今度はしっかりコンディション万全で考察したいと思います。
とても素晴らしい映画だったと思います。

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アキ

3.5もっと

2018年6月19日
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鑑賞方法:映画館

もっと先が、もっと皆の心の声をききたいな、と終わった時に思った。これじゃあ短いなぁ。

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ゆけの

3.0カンヌが好きそうな。

2018年6月19日
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安藤サクラが最高!

安藤サクラじゃないと成り立っていなかっただろう。
本当にいい役者さんだなと思った。
ナチュラルであり、ふとしたときすごく美しい。
静かな愛情と思いやりに溢れた"普通のお母さん"だった。

しかし難しいテーマに疲れた。
家族とはなんだろう。

是枝監督らしく、
答えは教えてくれない。
観たあと数日経っても考えてしまう。

ただセンセーショナルなタイトルとは違って、
複雑に入り組んだ単純な愛のお話で
面白かった。

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ぽいちゃ

4.0安藤サクラが主役といっていいくらいよかった。

2018年6月19日
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安藤サクラが主役といっていいくらいよかった。

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ghostdog_tbs

2.0そんなに…。

2018年6月18日
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鑑賞方法:映画館

単純

彼らは本当に貧しいのか。結構真面目に働いているし多額の借金があるわけでもないしみんな健康体であり食べ物にも困っている様子もない。だが万引きによって生活が支えられているという設定だ。そこに設定の甘さが見える。
疑似家族なのだが、けして強制ではないし家族でないことに対する苦悩もない。みんないい奴で問題を抱えているわけでもないのでこの映画にドラマ性はない。
ただ仲良く暮らしている映像を見せられ、疑似家族に対して問いかけられてもこっちが困るわけだ。

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金のバロット

4.5どこで繋がっているか

2018年6月18日
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鑑賞方法:映画館

生々しさが半端じゃない。
生活感とか通り越してだいぶ汚めでごちゃごちゃした家の中のにおいや、ベタつく肌の質感までリアルに触れているような感覚になった。

家族の在り方、生きる上での正しい道について問われる映画だった。
答えなんて無いし人によって違うだろうけど、少なくともこの寄せ集めの家族にとってこの結末は来るべきして来たものだと思う。
例えこの後どうなったとしても、楽しかった日々は消えず名残ることに救いを感じる。

安藤サクラが上手すぎて、信代に一番感情移入したかも。子供達に何と呼ばれていたかを問われた時の表情にはもうボロボロに泣いてしまった。
リリー・フランキーのお尻は結構小さくてプリッとしていて可愛いんだなという発見ができて良かった。

三度目の殺人でも観られた、ガラス越しに重なる顔のカットが好き。

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KinA

4.0よかった

2018年6月18日
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是枝監督は昔からよく見ていて思い入れのある監督なので今作も作品に深く共感して見ました。
空気人形というのが一番苦手な作品なのですが、この作品の設定はそれに近い気がするけど最後まで集中して見ることができた。

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たろう

5.0映画の使命を感じました。

2018年6月18日
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笑える

悲しい

幸せ

最近耳にする、嫌なニュースに出てくる人々を魅力的に、隣人の如くリアルに描いているからこそ愛おしい。 社会(政府)に対し、『血の繋がらない家族』というキーワードが美化されがちですが、ちゃんと『犯罪』は犯罪として、描かれている所に共感がもてました。
是枝作品は全て観てますが、エンターテイメント性とドキュメント性のバランズが絶妙で、楽しいだけではない映画の使命を感じる作品でもありました。
簡単に答えが出るテーマではありませんが、作品を観た人達が語りあう事により、意味を持つ作品だと思います。

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HIROKICHI

4.0猫町倶楽部 シネマテーブル 名古屋 6月 課題映画

2018年6月18日
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鑑賞方法:映画館

演技は最高
テーマは賛否が割れるな

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よしうみ

4.5十色の答えを持たせる映画

2018年6月18日
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泣ける

悲しい

難しい

邦画の多くは問題提起をしたのち、後半で怒涛の答えあわせに入る作品が多くを占めている印象を受けるが、この作品は次々に問題提起を促して来た挙句、その答えは決して映画側から与えられることはなかったように思える。まるで何度も、答えはお前の中にあるだろう、それくらい分かるだろうと言われているようであった。
現代社会で問題になった女子高生を売るピンクなお店のシーンでは、私たちが【普通】に生きていては想像する由もない絆の形があり、それはある種の居場所の提供にもなっていると、私たちは何故かそんなことはないと決めつけている、或いは、はなからそんなことなど、頭にもなかったのではないかと思う。
テーマは明確であるが、私たちが当たり前と感じていることの本来の重み、自分たちの角度でしか見てこなかった現代の闇(一般の人らがいう闇だがそれは誰かの当たり前或いは心の拠り所)、様々な角度から様々な憶測が飛び交ういい映画だったと声を大にして言える。
何が良くて何が悪い、何が当たり前で何が歪みか、自分のズレすぎていた秤を恥じる、いい機会になった。

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ヒツジ

4.0リアリティーのないリアル

2018年6月18日
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是枝監督は一貫して「家族」をテーマにしている。立派な志であると思うが、いつもはリアリティを持たせようとするがあまり、個人的には小うるさいインテリの偽善ぶった映画を見せられているようで正直好きではない。
しかし今作は意図してかせずしてか、とんでもなくリアリティにかける題材をリアルに見せようとしているところが陳腐な言い方だが非常に良かった。
それを支える役者陣の演技力が素晴らしい。
そしてテンポもよい。物語前半は四コマ漫画のようで、しかし後半の大きなうねりと着地に向けて話が停滞しない。
個人的に安藤サクラとリリーの絡みのシーンは、今年一興奮しない濡れ場として印象に残ると思う。
何はともあれ、非言語的なシーンが多いため外国でウケるのはわかるし、逆に国内の評判が微妙になることもまた予想できる。(映画の観客側の理解力が年々落ちてることも問題だが、それはまあとりあえずおいといて)
評判がどうであれ、知り合いに一回みさせたら何かしら響く作品であるのは間違いない。

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Ryuya

4.0万引きすな!

2018年6月18日
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鑑賞方法:映画館

とても良い映画だった。リリーフランキーの芝居が好きになった。万引きが悪いことという過程を学んでいく子供達の描写が良かった。

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