万引き家族のレビュー・感想・評価
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カンヌ作品らしい作品
友達に「観てきたよ」って言うとみんな「おもしろかった?」って聞いてくるのですが、笑えたりする面白さはないです。ただひたすらにいい映画です。
子役の子を含めてキャストさんたちの演技が上手すぎます。
演技してるっていう感じがしません。本当に日常を切り取って観ているような気持ちになりました。
すごく考えさせられますね。
ハッピーエンドとは言えないですし。
あれで良かったといえば良かったのかもしれないですけど。
うーん
期待がすごかったぶん、思ったよりは…って感じかな
社会の規範からはみ出してしまった人たちのお話
なんでだろう、考えさせられる要素は詰まってるはずなのに余韻がない。むしろ答えを見せてくれたほうが良かったかも
ただ、役者はみんなよかった。ドキュメンタリーってくらい自然
確かに役者さん全員演技が素晴らしかった。 でも堅いところ揃えてるか...
確かに役者さん全員演技が素晴らしかった。
でも堅いところ揃えてるから、この方々が演技を絶賛されるのは今に始まったとこではない。
「貴方は何と呼ばれてるの?」
とても考えさせられる。言葉が詰まる。涙が溢れ出る。
自分はこの人にとってどんな存在意義があり、どのくらいの存在なのか。
このシーンが一番良かったな!
パルムドール受賞おめでとうございます。
パルムドール受賞おめでとうございます。
祥太が、いきなり「ミカン」を衝動的というか、発作的に見え見えの決して計画的とは思えない万引きをどうしてしまったのだろう。彼があのような行動に至ったのかが判らなかった。彼は、十分捕まると知りながら。彼の心境の変化を描いて欲しかった。
この作品には、高良と池脇が出演されている。彼らは、親が子を虐待してしまう「きみはいい子」(2015年)という作品に出ている。私自身、池脇の演技が良かったと評価したものと記憶している。今回是枝氏の作品は、そこから想起させるものと感じた。
今回は、犯罪で繋がっている「家族」を描いているという点は、物悲しく、やりきれない印象を、私に与えた。祥太が「スイミー」の話する場面が出てくる。監督自身が今の「万引き家族」の形を表しているのだろうか。
観終わって、心に突き刺さる、物凄く暗い気持ちにさせる。
是枝監督らしく、非常に長く感じた。場面々々に監督からの問題提起が詰まっているように感じた。正直、泣き疲れた。何度も繰り返し見る作品ではない。
キャスト陣が少し贅沢すぎ。吃音青年役か?池松を出演していた意味が判らない。う~ん、柄本さん?緒形さん?必要かな?????
個人的には「海街diary」の方が好きだ。
リアリティ
現実は生活でニュースで語られる事実は正論で。
その通りかもしれないけど。
物語の多様性。
人の数だけ見えかたが増える。違う。
どれも正である。
この映画は何もかもが生々しい。すごいリアルで。考えさせられる。
最後の安藤サクラに脱帽。
もうわかったでしょ。
重い。
リアルを告げる。
リリーの尻!!
社会からはみ出した弱者たちが繋がる万引き家族。
核家族化が進み、家族・町内・隣人の絆が薄れ、形式的なセーフティ・ネットでは救われない人々。落語の世界なら存在する長屋的助け合いが希薄な現代で、犯罪を犯すことでかすかに生きていける人々だ。
社会の方はマイナンバー制度など管理体制が整い、ドロップアウトした人間には益々生きづらい様相を示している。そんな中、優しさは失われていく。
本物の家族の方が、わが子を虐待して絆が薄い。
偽物の万引き家族の方が、互いをいたわり合い絆も深いように前半は見える。
しかしそこは是枝監督、そんな甘い人情噺を描くわけではない。
後半、危機を迎えた偽物家族の中から各々の闇が浮かび上がってくる。
助け合ったのでなく、互いを利用し合ったに過ぎないのか?
彼ら自身でも解らないことだろう。
小さな女の子の件で家族が危機に及ぶと思っていたが、それはミスリード。別の事から家族は危機を迎える。
関係性の希薄な現代社会で、本当の家族とは絆とは優しさとはを問う問題作、2018年必見の映画だ。
是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。 現代日本では、...
是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。
現代日本では、血の繋がりよりも、みんなで心を許せる場所を共有できてるってことの方が大切なんだろうな。
やってることは万引きという犯罪でも、それを見て見ぬふりをしてあげる店の店主。
なんか、古き良き日本を思い出した。
色んな生き方してる人が観るんだから、色んな見方があって当たり前。
きっと、観終わった後、その館内にはいろんな思いが渦巻いてたはず。
それを認め合う、心を許せる日本人でありたいと思った。
受け取るモノは人それぞれ
万引きというタイトルは違和感
それ以上の窃盗もするし、タカリもあるし、働いてもいる。
年寄りの死亡隠蔽して年金の不正も・・
扱っているテーマが多い。育児放棄・虐待、地域社会の空洞化、
無戸籍児、労災隠し、前科者の社会復帰、リストラ、性風俗・・
盛り沢山の中から、描いたものは「家族愛」です、も違う感じ。
社会問題を、アウトローな家族でクローズアップした事で、何が
訴えたいのかを押し出すのではなく、風景のように撮った映画。
遠い他国の話で、フランス人には受けたようですが、日本人には
居心地の良くない人も居るでしょう。
自分的には、次のシーンが気になるのに場面チェンジ多すぎて
掘り下げない撮り方に不満が残りました。
基本自分は、救いのある映画に高評価の傾向です。
それに、映画=教育的、である必要も無い。エンタメとしての価値も
求められてしかり。
だから見る人は、十人十色の感想と評価があってしかり。
落ちこぼれた大人達との家族愛が幻想であると気付き、自我に目覚める子供達の成長でのエンディングに対し、このタイトルが、個人的に残念でした。もっと素敵なタイトル無いのかなあ。
昔の映画「砂の器」とか「家族の肖像」とか題名が素晴らしいですよね。
高評価が8割の本作。映画に対して批判する意見もありますが、
映画への批判に対し、批判した個人の人格への攻撃が目に付きます。
批判する者は許さない、馬鹿だアホだの風潮は問題でしょう。
映画への批判に対抗するなら、映画への高評価であるべきです。
基本エンタメですよね・・
見えない本当のことって、、
凄いもの、観てしまった‼
是枝さん会心の一作❗
万引きって単語に引き寄せられて劇場にあしを運んだけどそんな事すぐに忘れてた。
こころをさらけ出せる空間、関係がなんと清潔なことか。
帰りたくなるだろうし、迎えにきてほしくなるでしょう。
なんともいえない
わたしも子供の頃、あんたなんか産まなきゃよかったとか言われたな〜とか、だいたい、貧乏と汚部屋はセットだよな〜とか、風俗の仕事に対する中途半端さとか、色々、あ〜よくあるパターンと思った。この作品は、こういった人々の心理をよく観察、表現できている。映画がはじまってすぐに、スクリーンの中の部屋を片付けたくなったのは私だけだろうか。きっと、歪みのない家庭にうまれていると、意味がわからない映画かもしれないが、ある意味優しさに溢れた映画だったとおもう。
万引きについて深く考えるリテラシー
安藤さくらさん女優さんだなぁ〜と改めて思った。
池脇千鶴さんに高良健吾さん。好きな俳優さん揃い踏み。家族万引き・万引き家族・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの作品「バベル」は何年前の作品だろうか?ドメスティックバイオレンスは昔々の太古から存在してると考える私。子供は強くなければいけないとも私は考える。子供が強く戦えないのは何故だろうか?また子供が強くなりすぎると、それもまた様々な問題が生まれる。私は映画が好きで10歳ぐらいから映画を見続けてる。寧ろ映画と本で私の脳は出来上がってる気もする。この作品安藤さくらさんが本当に良い。樹木希林さんが安藤さくらさんに向かって言うセリフ「あんた良くみりゃ綺麗だねー」この台詞が大好き。この作品観なきゃ大損っす。(笑)
是非是非劇場で観てください。
間違いない作品。
家族とはなにか
どの役者さんの演技も素晴らしく、とてもリアル感がありました。
きっと似たような家族は存在するとさえ感じさせました。
この6人は、たとえ血が繋がっていなくとも、紛れもなく「家族」であることを実感させられた映画です。
「家族」とはなんなのか を改めて考えさせられました。
ラスト近くの安藤サクラの涙のシーンは必見だと思います。
観て良かったです。
サクラ半端無いって!
樹木希林が好きです。ですが、この作品は安藤サクラです。いくつもの、色んな意味での「笑顔」がゾクっと来ました。最後、ゆりが飛び降りたと感じたのは私だけじゃ無いはずですが…それも是枝監督の恐ろしさですね。
生々しい不潔さ
が、ひしひしと伝わる映画だった。
万引きのシーンは思ったほど多くなく、主に貧乏な人々の生活を不潔に生々しく描いた作品だと思った。
安藤サクラはピッタリの役だったように感じた。
また、メインテーマとして家族と他人の絆が強く訴えられている。
この監督はこういったテーマが得意なのだろうか?
感動も感慨深さもなかったが、演技力と生々しさは良いと思った。
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