劇場公開日 2018年6月8日

  • 予告編を見る

万引き家族のレビュー・感想・評価

全918件中、181~200件目を表示

3.5家族とは

2019年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

家族とは血のつながりだけではないと思い知らされる作品でした。
いかにも日本映画という構成と雰囲気でした。

序盤から中盤以降までは、家族の生活風景のみなので、刺激が全くなかったのが残念な点でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
たけお

1.0これはひどい・・・・

2019年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ryu_8019

3.5是枝監督の技量

2019年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞した2018年最高の話題作ですが、何とも後味の悪い映画でした。

『三度目の殺人』『海街diary』『そして父になる』『誰も知らない』等々、近年の映画祭、映画賞の実績からすれば是枝裕和監督は、日本映画界を代表する名匠といえるのでしょうが、本作を含めストーリーテリングの妙は大いに実感しつつも、僭越ながら私としては映像作家としては超一流だが、映画監督としては疑問を抱いています。

公開後かなりの時間を経ても、その世評は相変わらず高いのは周知の通りです。安藤サクラや樹木希林といった演技派の、説得力を持って観衆に訴える、淡白ながらも迫力あるナチュラルな演技、子役二人の自然な情感に満ちた演技、リリー・フランキーの猥雑さ、松岡茉優のナイーブで堂々たる品のなさ。彼らが有機的に融和して昇華し、現代日本社会の底辺に生きる生活実相を赤裸々に抉り出し世に訴える社会ドラマは、やはりセンセーショナルであり重厚です。一方で観衆を惹きつける筋立てと小気味よくテンポの良い場面展開によって時を忘れさせる編集の技巧は名人級だと思います。
抑々のテーマは悲惨であり暗鬱であるにも関わらず、不快な嫌悪感が残らないのは、犯罪を描く惨憺たるエピソードを滑稽でユーモラスな台詞・所作と描写に徹しているからであり、いわばシリアスな社会派の色彩を塗した吉本新喜劇という印象がします。
またラストの安藤サクラのアップでのロングショットは、是枝作品では珍しく、作者の主張を明確に言わせていて、私としてはやや違和感を抱いた次第です。
ただ社会の底辺で生きる人間の強かさ、逞しさを高らかに讃えるような作調にはなっておらず、終始醒めた視点で淡々と画を切り取り組立てられており、黒澤明監督の名作『どですかでん』のような人間賛歌への感動は持てません。

但し、観終えた後に何とも言えぬ鬱屈感が残ります。それは、己より下層の者が犯罪にすら手を染めて、日々の暮らしに必死に踠く様、その苦しむ様に対して、決して公言したくはありませんが、どうしても心の中で抱いてしまう優越感、侮蔑感です。嘲笑してしまう自分を決して否定出来ない、一種の自己嫌悪でもあります。
これが後味の悪さの根源でしょうか。

尚、是枝監督の私見としての評価ですが、“家族”の在り様、真の“家族”とは、を常に追求する姿勢は、映像作家としては非常に高く尊重します。
ただ、私としては、映画館で対価を払って観る「映画」作品には、満足感、幸福感、陶酔感、高揚感による快感や感動を与えてくれることを期待しています。日常の延長として家庭のリビングで心身弛緩してやや騒然とした中で観るのと、映画館の暗闇と沈黙の中、多少の緊張感と不安感に揺蕩いながら、非日常空間の極大画面で観るのとは本質的に作品の作り方が異なるはずです。
是枝監督のストーリテラーとしての水準は極めて高いと確信しますが、映画作品としては、全体的ダイナミズム、その展開する舞台、アピールするテーマ、映像の構成が小ぢんまりと収まってしまっている感が拭えません。

残念ながら、昨今の映画作品、特に邦画には、映画館で観る作品たり得ていないものがあまりに多いと感じており、大いなる不安と憂慮を抱いています。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
keithKH

5.0【不寛容な思想が広がる現代日本でこの作品を世に送り出した是枝監督の映画人としての気概、姿勢を全面的に支持する】

2019年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

 現代日本が抱える様々な問題

  ・日雇い労働者の実態などで描かれる様々な経済格差
  ・ネグレクト、児童虐待
  ・家庭の崩壊
   (今作では上辺では普通の家庭を装っているケースを描いている)
  ・年金詐欺

    ・・・を炙り出した作品。

 記憶に残るシーンは数々あれど、

 信代(安藤サクラ)が女刑事(池脇千鶴)に机越しに尋問される件で、涙を拭いながらも毅然と前を向く姿には、涙が滲んだ。

<本当にあの家族は全否定されなければいけないのか。あの家族を産み出してしまった背景を深く考えさせられた作品>

<2018年6月2日 劇場にて鑑賞>

<2018年6月16日 劇場にて再鑑賞>

コメントする 1件)
共感した! 12件)
NOBU

3.5どうしてもリリー・フランキーより池脇千鶴

2019年10月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

安藤サクラ、リリー・フランキー、樹木希林、松岡茉優を他人は挙げるが、池脇千鶴の取り調べシーンが私は好きだ。訥々と攻め上げていく警察官池脇千鶴。好きです。安藤サクラの濡れ場よりもちぃちゃんの取り調べ。好き。いかん、取り乱した。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
さすまー

4.0家族らしさ

2019年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

難しい

万引きで繋がっていた、他人が集まった家族

でも血の繋がった家族よりも家族らしさがあった

父親役は、教えることは万引きしかないと言いつつ、
母親役も、精一杯愛を注ぎ、
その役割を果たそうとした

家族というものを見つめ直す機会となった

コメントする (0件)
共感した! 8件)
まーわん

4.5人たらしかニセ家族か

2019年10月21日
PCから投稿

登場人物のだれもがドメスティックな傷を抱えている。
しかしながら人の手を借りずには生きられない時、知らず知らず身についたものが、いや本能からか「人たらし」という人心掌握の方法だったとして、そもそもそれこそが愛情の本質だったのではと思い巡らせる。

家族における機能不全は愛情の有無ではなく、
一人では生きてゆけないことを受け入れるのか、吐き捨てるのかの違いだとするなら。

受け入れ、「人たらし」が互いに依存しながら暮らした「万引き家族」は、どれほど歪んでいようが真に家族として成立していた関係だったのではと振り返る。
同時に、その絆の濃さに、そうしなければ生きてゆけないのだという孤独を、打算を感じずにはおれず、始終殺伐さを感じ続けた作品だった。

家族のあり方、と語られていたがむしろ、親密な関係や親和性の必要、その健全についていろいろ考えさせられる作品と見る。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
N.river

3.0生々しい

2019年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

以前にもこういうテーマの小説を読んだことがあるけど、他人同士が集まって暮らすとか。
父親役のリリーフランキーがクズ過ぎるなぁ。。
愛があればよいのかっていうものではない気がして、どうしても相いれない。感情的にNGだったな。もちろん血がつながっていても虐待される女児のことを考えたらこっちの方が幸せなのかもしれないけど、やっぱリリーのクズさ加減が台無しにしているようで、でも逆にそれが生々しいというか、映画の芯になっている気がしました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NAO

2.5万引きをする事で生きていく、、、

2019年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

家族とは
血の繋がりが家族では無い。
本当の家族とは、、、

複雑な心情や環境を描いているんだけど
何か物足りないとゆうか
それを伝えるのに万引き題材にしてる所が
周りくどいとゆうか理解しがたい内容かなぁ。

子供が万引きをする理由や
生きるために名前を変え生活をする
など、世間から認められない行為をして
それでも心では繋がっている
だから家族だ!!

って事でしょうか?

もやもやが残る作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あっちゃん

4.0家族の愛情とはなんなのか

2019年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
sdfghjkl

4.5子供が家族だと思えるならそれは家族だ

2019年9月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
夢見る電気羊

3.5生々しさがすごい

2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

安藤さくらは愛のむきだしのインパクトが強くて
忘れられない女優さん

彼女の素の感じの芝居に引っ張られてく

そして妙に社会の底辺感がリアルで
いつも暴力がつきまとう

後味も良くないけど
社会派ヒューマンという感じ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
らら

5.0人には人の事情あり

2019年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

大人には選択肢が沢山あるけど、
子供には無いんだなと改めて思った。
大人の大切さを感じた。

大切なのは血の繋がりではなく、
血の繋がりがあれば当たり前でしょ?
と思われてるけど案外崩壊してるもの。

望めば楽しく生きられる
世の中であってほしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
acorn

3.5"家族"ってなんだろう

2019年9月1日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
rina

5.0人のつながりに焦点を当てたすごい映画

2019年8月25日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ニューおでん

5.0つながりを求めた者達の果て

2019年8月19日
iPhoneアプリから投稿

スクリーンで見れずにいた本作をアマゾンプライムビデオで鑑賞。これはスクリーンで観ておくべきだったと今更ながら後悔した。

古びた平屋で鍋をつつく家族の団欒。
血の繋がらない家族。
そこで交わされる言葉。
何気ない仕草。
これらの描写がなんとリアルな事か!
全く知らない他所の家に紛れたかのような、匂いさえ感じるほどの臨場感に驚かされる。

そのぼろ家で紡がれる群像劇の、なんと人間臭いこと。
なまじドキュメンタリータッチの作りなだけに、とても俳優が"演じた"キャラクターには見えない。
故に感情移入せずにはいられない。

貧困。
年金。
DV。
セックス。
核家族問題。
この国が抱えるあらゆる"闇"の要素がこの家に凝縮されていた。

エンタメとしてきっちり面白さが担保されたドラマながら、ベースにあるのは現実の社会問題。
これらが両立しているのは是枝監督の手腕ならではだろう。

あのどうしょうもなかったクライマックスを見てしまうと、それまで過ごした疑似家族の時間がいかに尊いものかが分かる。

社会的には正しくなかったとしても…
血縁者の家族でなかっとしても…
万引き家族には、昭和の大家族を思わせる温もりがあった。
それがたまらなく愛おしいのだ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ジョイ☮ JOY86式。

2.0普通に興味深く観ていたが。。。

2019年8月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
りかん

4.0良かった

2019年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

自分の常識は正しいのか…

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mackey2424

1.0万引き不要

2019年8月14日
PCから投稿

子供に万引きを強要する罪深さを知れ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
アサシンⅡ

4.5絆とは... 正しさとは....

2019年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

見ていて本当にキツイの一言に尽きる
社会の負の部分を本作ではまじまじと見せつけられる。
しかしそれ故考えさせられることが多い

本編では貧困、偽装、虐待,,,,そんな事情を抱えた人たちが
家族のようにぼろ小屋に寄り添って過ごしています。
しかし、とあることがきっかけで最後家族は、収まるべきとこに収まっていきます。

社会的に見ればそれが正解なのですがそれが果たして100点なのか...本作ではそんな正しさについて投げかけています。

絆とは... 正しさとは.... 安藤サクラ さんの言葉を借りるなら...なんだろうね...

こういう問題だけをぶん投げてこちらに考えさせる映画は好きですねぇ。
答えをこちらに委ねる感じが。
見る人によってはとにかく刺さるそんな作品

コメントする (0件)
共感した! 3件)
山下プレデリカ