「映画の使命を感じました。」万引き家族 HIROKICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の使命を感じました。
最近耳にする、嫌なニュースに出てくる人々を魅力的に、隣人の如くリアルに描いているからこそ愛おしい。 社会(政府)に対し、『血の繋がらない家族』というキーワードが美化されがちですが、ちゃんと『犯罪』は犯罪として、描かれている所に共感がもてました。
是枝作品は全て観てますが、エンターテイメント性とドキュメント性のバランズが絶妙で、楽しいだけではない映画の使命を感じる作品でもありました。
簡単に答えが出るテーマではありませんが、作品を観た人達が語りあう事により、意味を持つ作品だと思います。
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