「尻窄みのシリーズ」メイズ・ランナー 最期の迷宮 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
尻窄みのシリーズ
『メイズランナー』3部作シリーズの最終章。だが物語が進むにつれて、内容的には尻窄みの内容。パート1で、迷路を命がけで脱出をはかる緊迫感や、若者達の集められた謎に迫るミステリアスさが無くなり、内容も様変わりしてしまった。
やはり、本シリーズは巨大迷路に潜む不気味さや恐さが惹かれた。しかし2作目からは、『バイオハザード』や『ハンガーゲーム』『マッドマックス』のいいとことりしたような内容で、本シリーズならではの面白さが影を潜めたのが残念。
前作ラストで、WCKDに囚われたミンホを救う為に、トーマス達は、WCKDの本部がある最後の都市へと向かう。そこでは、フレアの血清を作るために、ミンホのような抗体のある人間を使って、人体実験を繰り返していた。そんな折、ある集団の中には死んだはずのギャリーと再会し、WCKD壊滅とミンホ救出の為に共に闘うと誓い、本部に潜入し、激しいバトルを繰り広げる。
出演者は,トーマス役のディラン・オブライエンをはじめとして、パート1から引き続き、テレサ役はカヤ・スコデラリオ、ニュート役のトーマス・ブローディ・サングスター、ミンホ役のキー・ホン・リー、ギャリー役のウィル・ポール等が顔を揃えている。ディラン・オブライエンは、本シリーズからハリウッド・スターとしての地位を固めた。
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