「キャラへの愛着ももはや無い。」メイズ・ランナー 最期の迷宮 伊織さんの映画レビュー(感想・評価)
キャラへの愛着ももはや無い。
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ごめんなさい。がっかりです。
2作目まではギリ続いていた
キャラへの愛着も本作ですっかり消されました。
1作目は2回見たほど好きでした。
興味深い設定、疾走感ある展開、
狭いグレードの中にも出来上がる対立構造
(トーマスがリベラル、ギャリーが保守)
謎を解いて迷路を抜けても最後に残される謎…
2作目で次々出てきたご都合主義や
トーマスの話の分からなさに
イライラしてきましたが、
1作目で培ったキャラへの愛がまだ残っていたので許せました。
何より2作目ラストのテレサの裏切りは
トーマスにも観客にも想像が及ばないような
よっぽどの理由で、
しかもそれをトーマスに話さないのにも
よっぽどの理由があるんだろうと思っていた。
それが本作のキモになるんだろうと。
フタを開けてみれば、テレサの裏切りは
2作目の時点で容易に想像できたことで、
トーマスたちの血液がウィルスの
血清になり得るというもの。
しかもそれをどうしてテレサがトーマスに
伝えてやらないのかの説明が全く為されない。
(↑↑↑これ😡😡😡😡)
故にトーマスらとWCKD間で不要な争いが
いくつもいくつもいくつも起きる。
この争いを映画で起こさせたいから上の説明をしないんだろうけど、それはいくらなんでも現実離れすぎるって。
この無理やり感に本当に呆れたので
(ついでにギャリーの復活にも)
一番好きなキャラのニュートの死も
白けた目で見てしまいました。がっかり。おわり。
原作はこんな感じなの?
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