「★1つもつけたくない。」メイズ・ランナー 最期の迷宮 と・みざわTAKECHIさんの映画レビュー(感想・評価)
★1つもつけたくない。
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(ややキツイ表現をお許しください)前2作から3年近く経っているので結構忘れているところもあり、振り返り映像を期待していたが全くなく突然始まるドンパチ。(後半再登場するギャリーについても「どんな人だったか」くらいの補足映像は欲しかった)
しかしドンパチといっても最後まで救いのないドンパチとしかいいようのない映画だった。もともと、リーダーの自覚なく自分だけの判断で暴走ばかりしている主人公には全く魅力を感じないのでひたすらニュート(トーマス・ブロディ・サングスター君)の活躍を期待していたのだが彼の魅力を伝えるシーンもほとんどなく、結局ゾンビ化して死んでしまう。美しいニュートをよくもあんなに醜くしたなあ~(呪い)(笑)
そして一番腹が立ったのが最後のシーン。一瞬「えっ・・・まさかの夢オチ!?」と。(そうではなかったけど)
主人公の血さえ平和的に採って血清化すればすべて済む話なのに、全く気づかないで今回も自分の判断だけで暴走する頭の悪い主人公のために多くの犠牲と破壊を生み・・こういう映画を作る製作側は楽しかったのかどうかはなはだ疑問。
ドンパチ映画というのはある意味快感がないとドンパチ映画たりえないと思う。悪役をやっつける快感、SW第一作のように苦労して苦労してやっと敵の本拠地を破壊する快感、そういったわくわく要素もなくただ救いのない破壊を繰り返すだけのこの第3作。見ながら思わず「胸糞わる・・・」とつぶやき、帰宅してホントに具合が悪くなりましたわ~。ニュートはもういないので第4作が出ても見ません。
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