君が君で君だのレビュー・感想・評価
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バカすぎるけどちょっとだけうらやまし。
私たちのハァハァのさっつんが出てた。姫を助けようとしてボコられた時の、ボコってきたグループにいた女子ちゃうかな。あの子インパクト強いわー。
眉毛がウスバカゲロウな向井りがハマってた。柄悪いの地なんちゃう?ってツンツンしたくなる感じ。わたし爽やかでないこっちの向井りの方がすきやわ。
ヒモ彼氏の高杉真宙も良かった。
あたしは多分YOUと大体おんなじ気持ちで尾崎と坂本とプラピを見てたと思う。
この映画を見る動機は、松井大悟監督×池松壮亮主演です。
松井大悟は全部見てるわけじゃないし、全部好きってこともないけど、ちょっとわたしより年下の男性なのに、わたし(たち)の気持ちを、代弁してくれてるように、感じているのです。アズミ・ハルコは行方不明の影響ですがね。
あと、バイプレイヤーズが好きでね。
そして池松壮亮が、大好きだからね。
池松壮亮を貶すレビューを、目にすると、きぃってなる(ハンカチを噛み締めてる画をご想像ください)。
特にボソボソ喋って演技下手とか言ってると、きぃって(以下同じ)。
演技下手ちゃうし!むしろめっちゃ演技上手やし!!って思う。
でも、じゃあ演技の、上手い下手って具体的に何よ?って言われると、説明できないのよね。
それを説明したいと思って、役者を観察しているけど、単なる好き嫌いも過分に混じっている様に思えて、学術的にはどうなん?っていつも思う。
まぁ、話はそれまくりましたが、
わたしは演技上手いよって思う、大好きな、池松壮亮主演ですから、見てきました。
今回は髪の毛まじで食べたらしいってのを、フランソワオゾンと対談してる番組で見てびっくりしました。えー、人毛まじで美味しそうに食べてたやんかー!ってびっくりしました。
だいぶみんな狂ってて、つかバカすぎるんやけど(龍馬は特にね、がちストーカー)、10年も夢中ってね。
その狂気な一途さが、かけらもないわたしとしてはちょっとだけうらやま。なのでYOUの立ち位置なんですわ。
姫が美人すぎなくて、リアルでよかった。
あそこをすんげーべっぴんでやるとあかんのですわ。
素朴な可愛らしさがええんですわ。
でも姫、あのヒモ彼氏に貢ぐために風俗はあかん。
あんなもんそんな価値ないで。
あんたが借金返す法的義務はないんやで。
保証人になってない限り(なってるんかな?)。
姫が哀れすぎて、寄り添いたくなりました。
ラストでヒモ彼氏ぶっ刺してかっこよかったで!(そのシーン映ってへんけど)
大倉孝二と満島真之介も良かったです。
怖い。池松くん怖い。描写がきもちわるい。ヒロインが絶妙なビジュアル...
怖い。池松くん怖い。描写がきもちわるい。ヒロインが絶妙なビジュアルで逆に怖い。
この映画で伝えたい事がイマイチ私には分からなかった。とゆうか理解が出来なくて怖かった。
YOUが良かった。向井理はいつもの方がいい。
ある意味トラウマ系映画だった。
マドンナのいる青春
かつて通っていた大学のフランス文学科は総勢66人のうち、男子44人に対して女子が22人だった。受講する科目は人それぞれなので、同じクラスといっても必ずしも仲がよくなる訳でもなく、男女比も特に意味を持たなかった。
しかし22名の女学生の中にひとりだけ、おっとりした育ちのいい感じの美人がいた。入学して間もなく、同じ仏文科のクラスの男子学生のほとんどが彼女をとても好きになった。誰もが彼女と会えることを楽しみに通学していたと思う。もちろん当方もそのひとりであったが、多くの男子たちと同様に、彼女と付き合いたいというよりも、遠くから眺めていることで満足していた。それは2次元のアイドルを大切にするオタクたちの心理に似ていて、彼女の存在が心の中にある灯のように光と熱を与えてくれていた。しかし心の奥底で、いつかみんなに祝福されながら彼女と結ばれることを微かに夢見ている部分もあった。文学部だったので彼女を漱石の「坊ちゃん」に出てくるマドンナと重ね合わせ、いつしか男子学生は皆、彼女を名前ではなくマドンナと呼ぶようになった。
この映画を見て、学生時代を思い出し、マドンナを思い出した。マドンナのいた4年間の学生生活は、マドンナのいない4年間を考えてみたとき、かなりマシな4年間だったと思う。本作品の3人の若者たちにとって、韓国人女性のソンはマドンナだったのである。マドンナは彼女でもなく、恋人でもなく、ましてや婚約者でもなく、マドンナはマドンナなのだ。そしてただ生きているだけで自分たちの心に灯をともしてくれる、あたたかい存在なのである。
池松壮亮がいい。この世界に何の望みも持てなくても、彼女を見つめていることで生きていけるという若者独特の気持ちを、ストレートにではなく様々な行動や言葉、表情であぶりだすように表現する。物語が進んでいくのにつれて、彼らの気持ちがだんだんわかってくる。その気持ちは次第に、向井理が演じたチンピラにも伝わっていく。心に灯をともす存在は誰にとっても必要な存在なのである。
必死で青春を生きた彼らの姿に、人生の切なさがこみあげてくる。人の心を上手に描いた佳作である。
これはホラー映画?
何とも現在の日本映画界を象徴する典型的な作品の印象。俺が学生時代に仲間と撮っていたような自意識過剰な押し付けがましい感じに胃もたれしました。こんなプライベートフィルムぽい作品に出資する人達って度量が大きいなぁ。
姫役のキム・コッピは素晴らしかった。彼女を前提にした配役だよね。満島真之介も面白かった。向井理のイラつき具合が観客目線で有り難かった。
さて、ラストはどう解釈すれば良いの?新たなホラーの始まり⁉︎怖すぎるよ…
僕が僕であるために
ストーリーがとか、役者の演技が、という前に、訳のわからない展開に巻き込まれた感じでした。ぶっ飛び映画!!
根本的に救いようのない題材なのに、最後はなぜだかあったかい気分になりました。不思議。
ストーカー3人は気持ち悪いし、高杉真宙たちはサイテーだし。ストーカーたちはもちろん正義ではないけれど、かと言って高杉真宙たちがただ悪ということでもない。
大倉孝二と高杉真宙がボロボロになってるシーンは不謹慎にも笑いが止まりませんでした。笑ここ泣くとこよ!ここ笑うとこよ!と言った感じが一切なく、観ている人がそれぞれの思いで自由に観られる映画でした!
ただの変態トリオかと…💧
どの立場からの目線で観るか…
いずれにしても、あの3人は狂ってるでしょ😧
いくら姫とか言って崇めてても、
どんな理由でどんな価値観で居ようとも
アレだけ監視されてたら、
普通にキモくて嫌われるに決まってる
と言うのが、常識的な感想……
だけど映画だし、
せっかくなので楽しみたい♬
ヤクザが入ってきてからかな?
やっと楽しみ方が分かって、
それからは爆笑する場面が沢山ありました
新宿の映画館であれだけ笑い声が聞けたのも珍しく、それも全て演者さん達の演技力が素晴らしく、皆さんとてもハマり役で
YOUの言うアドリブみたいなセリフ、
私も思ってたんだって!と突っ込みたくなった😄
長すぎず時間的にも丁度いいし
犯罪者を美化している所は多々有りますが
大人の中二病とでも言いますか…
狭い世界の人間模様🌀
度が過ぎた演技を是非とも見て頂きたいと思います
無茶振りに全力で応える池松壮亮
映画を観た感想は「怖すぎる」と「池松壮亮やっぱすごい」って事だった。
池松壮亮が出てるだけでその作品の価値が上がるのは以前から感じていたことだけど、この作品ではストーリーや展開の破たん部分も彼が補い8割くらい彼の力で乗り切った感がある。
倫理観はギリギリのラインで超えてしまっている作品だと思うので、観る人を選ぶ作品ですが、池松壮亮の凄さを実感したい人は観るべき作品。ストーカーの被害に遇われたことのある方、それに近い経験のあるかたはひたすら嫌な気持ちになるつらい映画だと思うので注意。
異次元だと思う事にします
全く共感できませんでした。
弾ければ良いというわけでもなく単なるB級ストーリー。池松君をわざわざ起用する価値がある作品には思えなかった。
とにかく姫が可愛くないので見てると不快になってくる。個人的な意見ですけど。
早起きは・・・
101本目。
舞台みたいな作品だった。
心にポッカリ穴が空いた感じがして、嫌いじゃない。
名作1歩手前って感じ。
名前言って終わりが、好きかな。
あの3人が隣人だったら、すごい迷惑だけどね。
あと池松壮亮、いい役者だと思ってるんだけど、何か破滅型な匂いがするんだよな。
予想以上に狂ってたw 特に尾崎豊の好きの姿勢は全てを受け入れる代わ...
予想以上に狂ってたw
特に尾崎豊の好きの姿勢は全てを受け入れる代わりに完全な傍観者て所が、極端過ぎで見てて異様な気もするけど自分も客観的に見たらそういう所あるかもなーと思ったり。
尾崎豊 ブラピ 坂本龍馬の3人の愛のあり方の違いも面白いし、わちゃわちゃして楽しんでるのも可愛いかったww
俳優陣の力で乗り切った感
楽しい気持ちになるわけでも、考えさせられるわけでもない映画だった。
ひたすら胸糞悪いシーンばかりだし、ブラピの名前を出す意味が分からないし、純情の部分はどこにあったのだろう。
結局誰も救われてない。
ストーカー側が勝手に終わらせるべきことではないのに、何故あんなにすっきりした表情になれるのだろう。
最後は被害者(ソン)もだが、終始、観客が置いてけぼりの映画だった。
この俳優陣の演技力をもってしても補えない何かがあった。
パンフレットで「ストーカー行為を正当化してはいけない」というような発言を見かけたが、監督は「言葉では表せない愛の形はある。それを表現したい」と仰っていた。
ストーカーは愛の形なのか?この映画はそれを正当化しようとしていないか?
「こんな愛の形もある。理解してくれ」の押し付けが酷かった。こんなものは誰も理解しなくていい。
上映後舞台挨拶があった。
この作品は、愛だと思っていたものがただの執着に変わり、途中から「この国を守る」ことを目的としている3人が主人公だった。
しかし、発言を聞く限り、登壇していた俳優さんはそれを理解していなかったようだ。
この作品を理解し、受け止めることはきっと監督にしかできない気がするので、彼のその発言は正しいと感じた。
また上映後舞台挨拶がある際に、上映後一切拍手が起こらなかったのは、私が体験した限り初めてだった。
観客は呆然とし、俳優さんが出て来なければ救えない空気がそこにあった。
良かった点としては、高杉真宙さんが彼史上最も自然な演技をしていたことだ。
自然に話し、そこにいるような演技だった。
音楽や、回想(妄想)シーンの映像が素敵だったことも良かったと思う。
愛は疲れるらしい
疲れるくらいの愛と愛の中にある自分のどうなんだかわからない感じ異常なまでの愛は愛すのも愛されるのもすごく疲れるんだなって、でもその人間味というかもう人間なのかもわからない自分がなんなのかもわからなくなるくらいに愛してその人を守ることに執着してるのかなんなのか、その愛し方もあるんだなって。ほんとみんながぶっ飛んでて苦しくて楽しくて。みんなの演技がほんとに凄かった。真宙くん宗太クズでした。そこに至るまでの宗太の気持ちとか葛藤とかすごく考えてみたり。もう一回観よう
なんなんこの映画めっちゃ面白い
3人のストーカーが一人の女の子をずっと見守ってる話なんだが、やってることは相当やばい。覗き、盗聴、盗撮、女の子が捨てたゴミを拾ってくる、などなど。
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普通だったらめちゃくちゃ気持ち悪いけどなぜか気持ち悪さをあまり感じさせない。なんならその一生懸命さを応援したくなる。
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それに出てるキャストがみんないい!特に池松壮亮と満島真之介の素の感じがすごい好きだった
映画の内容とそのノリ合ってる?
扱ってるテーマが倫理的に問題のあるもので、観る前からこの作品の宣伝のどことなくお祭り騒ぎな雰囲気に嫌悪感があったが、映画の内容も割とそのノリのままだった。
池松壮亮とキム・コッピの迫真のお芝居も出てくる俳優陣も魅力的で素晴らしかったが、奇抜な展開ばかりが目につき、登場人物に与えられた設定の内容が薄っぺらくて、俳優陣が頑張れば頑張るほど空しくなる。
彼らの青春ストーリーを描くのも、これを純愛と呼ぶのも自由だけど、作り手としてわきまえておかなきゃいけないことが欠落してる気がしてしまう。
毎回、これまでの作品を越えていく監督が松居大悟
私が溺愛に溺愛している松居大悟監督、の最新作。
去年の7末にエキストラに参加してたのもあり、楽しみ倍増でした!!勿論初日に鑑賞。
今のこのご時世にこんな「昭和の頃の邦画ってこんなはちゃめちゃな映画あったよね〜!!!」ジャンルの、とんでも問題作を原案・脚本から作っちゃう松居監督は本当素晴らしい、大好き。
1人の女の子を10年間見守り続ける3人のストーカー男たちの話。終始明るくて面白いんだけど、非人道的なことを明るいシーンに見せるのはとても狂気でとんでもなく歪んでいて怖い!ある意味、殺人や暴力団の話やホラー以上に怖い映画でもある。
池松君、満島真之介、大倉孝二は演技がとても上手いから余計に…。
爆笑のシーンも沢山あったけど!
向井理とYOUの借金の取り立てヤクザコンビが出て来たのはある意味とても、いやかなり救われた。やってることはヤクザだけど、この3人に比べたらまともに見えてくるから面白い。ストーカー男3人組と、たまたま出会うこのコンビのマッチングがとても良かった。3人が姫と呼び見守ってる女の子の、付き合っているダメ彼氏の役は高杉真宙。さすが松居監督…高杉真宙君史上一番自然な演技だった…!良い監督の作品に出る人は誰一人大根過ぎて浮いてるって人がいないからマジで凄いと思う…。
姫と呼ばれるマドンナ役はキムコッピ。
笑った顔がくしゃってなって、とても可愛らしい人。吉高由里子にちょっと笑顔がにてる。決してすんごい美少女ではないんだけど、人を夢中にさせる魅力があるのがすごく伝わってきた。人を好きになるシチュエーションのあるストーリーの中で、好かれる側の人の魅力がスクリーン越しに観客に伝わってくるのはとても大事だけどなかなか難しいポイントでもある。松居監督は、女の子を可愛く撮る天才でもある。
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きっと10人中8人くらいのひとがこの映画を観て「…」となることでしょう。しかし残りの2人のひと。の感受性が私はとても好きだと思います。
恋する人間の深層心理をえぐりだした、全く新しいタイプの恋愛映画。「勝手にふるえてろ」と同じで、この映画を観て、共感出来ないと嘲笑う人がいるかもしれないけど、そんな考えの人の中にも絶対多かれ少なかれ心の深いところにある黒いけど純粋な恋する気持ちを炙り出してくれると思います。
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ちなみに池松君は姫の大好きな尾崎豊になりすまして生きる役なのだけど、私も尾崎の歌が大好きなので劇中で皆んなで「僕が僕であるために」を歌ってるシーンは本当に染みるし、この映画の中でも重要なキーポイントになってて、良いです。
完全に見る人えらぶ
危ない倫理観を越えてはいけない。所々でその一線を越えてしまっているような気がした。あくまで映画であり、フィクションであるがために存在して良いものだろう。こうした背徳感を伴うスリルは普通に生きていたらまず味わえない(はず…)、それを味わえた一定数はまずある程度の満足感を得ます。非日常を求め、劇場に足を運んでいるのだろうし。
この映画、観客参加型といってもいい気がするんですよね。そういったカメラの視点がいくらかありましたし。
見てはいけない、越えてはいけないものを仲間と共に共有する事って、男女問わずいつだって心踊る。(現にYOUだって気になっちゃってるし。)
初めの興味対象はどうでもよくなっちゃって、それをみんなでやってる事に快楽を感じる。そういう点ではこの映画、誰もがとは言えずとも、多くの人が何処かで経験した青春の一部分をうまく描いていると思います。
だがしかし、恐ろしいのは、この映画で起こった一部始終みたいなことは案外、身の周りでこっそり起こっていそうなところです。(そういう意味ではノンフィクション?)少し逸れて逸れると、とても危ない。
序文にフィクションだからと書いたものの、実はリアルに少し脚色してノンフィクションにしたところもあるのではないでしょうか。
自我を失った3人が失った自我を取り戻していく話か、、、自我を失ったというよりは、恋をするということを全うするために素の自我を捨てて、新たな自我を獲得して最後また自我の方から戻ってくるみたいな話か、、、3人ってのが良いですよね。協力するのは3人、補うのも3人、喧嘩するのも3人ですよね。3人組。プロジェクトAも3人、プロジェクトXも3人、、
恋をした人間が自我失なってめちゃくちゃなことしちゃうのって、結構大昔からから繰り返されてるんですよね(なぜか他人事)。それを表したコトバも多くあるし(多く挙げるとは言ってない)。そういう意味では意外と普遍的な愛の物語?ただその熱量の方向と度合いが全く異なるだけで、、いや、ほんとに全く、、、、
とは言え、全体通してスピードが速く見飽きることもほとんどなかったです。(松居監督、演劇出身とのことで、速いテンポ慣れしてるのですかね)
池松壮亮、狂気、目がイッてた、髪耳にかけるの色っぽい。好き。食べちゃう所とか、ホーリーモーターズのドニ ラヴァンのそれ。影響受けたってなんかのインタビューて言ってましたものね。
ハッとさせられるカットあり、。
松居監督二作目ですが、あなた体毛フェチ??(スイートプールサイドでした)
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