ワンダーウーマン 1984のレビュー・感想・評価
全101件中、1~20件目を表示
間違ったことをしでかす人たちのお話
人の期待ポイントはさまざまなで、本来他愛のない娯楽映画でいいように思うのだが、意外なほど賛否が分かれている。
ガル・ガドットは大好きだし、彼女が演じるダイアナ/ワンダーウーマンも魅力的だと思うのだが、前作はどうも食い足りなかった。おそらくとんでもない邪悪な神様という敵の設定が陳腐に見えてしまい、その敵との(勝つに決まってる)バトルを延々見せられるジャンルのルーティーンにも飽きてしまった(当該のクライマックスについてはワーナーに押し切られたと監督がコメントしているが)。
まあヒーロー映画だから、アクションシーンもCGを使ったスペクタクルも付き物だと言われればそれまでなのだが、今回はザルだらけの脚本だとは思いつつ、ぐっと感情移入して観てしまった。一番の理由は、これが「間違ったことをしでかす人間たち」の物語だったからだ。
もう最初のロビン・ライトの説教の時点で、ダイアナがいつか真実に向き合わねばならないことが示唆されていて、ああ、予告編でも明かされていたスティーブの復活は一時の安らぎに過ぎないのだろうなと、開幕早々に胸が締め付けられてしまった。
そして今回の敵となる二人も、せちがらい人生に逆らって必死にあがいているだけで、決して邪悪ではない。その矛盾や葛藤がストーリーになっていて、前作より100倍好きだ。バーバラの結末が描かれないのは続編を見越しているのだろうが、彼女にだけは改心せず、救いが与えられないことも、その闇と苦しみの深さを象徴しているように思えた。
クリスティン・ウィグはいつも通りに最高だが、ペドロ・パスカルの胡散臭い小物感もとてもいい。メキシコ系の人間が髪を金髪にブリーチして実業界に食い込もうと必死という、なんと意地悪な設定だとも思うが、こっちの方がスーパーな正義とスーパーな悪の戦いよりずっと自分にとってはしっくりする映画でした。
ドラえもんの道具にありそうな設定が面白い
あなたの願いは何ですか?何でも願いを叶える魔法のアイテムが凄い!
ドラえもんの道具にありそうな設定で、前作よりも面白かった。理由は2つある。
1つめは、悪役マックスに感情移入できたこと。
息子の前では見栄を張りたい父親の気持ち分かる。しかも限られた面会時間の中だけだから尚更。俺の両親も離婚して母子家庭だ。この前15年ぶりに父に会いに行ったら、金も無いくせにお小遣いくれたり、繁盛してない店なのに仕事はうまくいってると言った。絶対見栄を張ってるなと思った。
成功に取り憑かれたマックスが、自分自身を願い石にするアイデアはぶっ飛んでて面白い。切羽詰まると人間はとんでもないことを思いついちゃう。
ハッピーエンドで締めたのは良いけれど、さすがにマックスにお咎め無しは納得いかない。世界を混乱に陥れたのだから制裁してほしかった。
それとバーバラのその後が描かれてなかったので気になる。願い取り消したってことは地味女に戻ったのかな。個人的にはメガネ無し陽キャバージョンの方が好き。
2つめは、前作とダイアナとスティーブの立場が逆転すること。
前作ではダイアナが現代社会に驚いてたけど、今作ではスティーブが実質タイムトラベルして未来の世界に驚く。あたふたするスティーブが可愛い。タイムトラベルものを見てる感覚で楽しめた。予告編だとそのまま生き返るかと思ってたから、他人の身体を乗っ取るのは意外だったな。やっぱりクリスの方がイケメン。
気になったのは、アクション映画と謳ってる割にはアクション少なめだったのと、長くてダレたこと。
ダイアナの戦闘服より、考古学者の服を見てる時間の方が長かった気がする。それでも前作よりはアクション多めで、チーターや聖闘士星矢みたいな鎧など、画面的に迫力があり楽しめた。
2時間30分の長さがネック。軽く調べたけどDC映画って長い作品多いのね。自分はDC映画合わないかもしれない。ただ前作よりは面白かったので評価は上げとく。
ちなみに俺の願い事はお金持ちになること。なんだけどマックスみてたら、俺も同じようにどんどん欲に溺れて人間崩壊しそうなんで怖くなっちゃった。それでも人生一度でいいからお金持ちを味わってみたいのじゃ...!
将来アメリカという国の歴史を研究する時に検証すべき映画
スパイダーマンもスーパーマンも、ニンジャタートルも、はたまたバットマンまでアメリカンウェイを体現する魅力的なキャラはある中でワンダーウーマンは王道中の王道、さらには多くのアメリカ人の望んでいる古き良き(?)価値観が散りばめられてる。
印象に残ったのがアメリカの街の描写。これは監督の嗜虐的演出かもだが、現代2020年代の、閉店した店や殺風景な通り、また場所によってはゴミ溜めでジャンキー溢れるダウンタウンと違いアメリカも80年代には夢に溢れた"ちゃんとした"人の住むところだったんだね。少なくとも理想的には。
ワンダーウーマンもストイックで世界の平和を愛してるところはスーパーマンと同じだが、恋する男を天秤にかけ、男を捨てて世界を救うことを選択させられる演出は興味深い。まさに女神じゃないか。これからその女神的偶像が、どう変質する、もしくは変質しないのかを、ウォッチしていきたい。
Make America great again!が頭に鳴り響く
※お父さんと子供のくだりは省略
ワンダーウーマン!ヒーローが女性に変わる時・・・
今回、DCの映画を時系列に見てみようってことで、「ワンダーウーマン」に続いての本作となります。
前作で十分楽しませてもらった後の本作は、期待を遥かに越える!ってとこまでは及ばなかった感じ。まぁ、面白かったことは面白かったんですが・・・
舞台は1984年。 どんな願いでも叶える力を持った男が、今回のヴィランになるんだけど・・・ 1984年って何してたかな?どんな時代だっただろう?
こんな話をすると、ポンポンポ~ンって色々出てくる人いるけど、自分はダメですね。人の話を聞いて、あったあったって言うタイプです。
そんなだから、この作品が1984年に設定された訳も解らないけど、米ソの冷戦の時期だからかな?
まぁ、過去に起こった大事件ってのはパラレルワールドと割りきって、楽しんで見れば大丈夫です。
どんな願いも叶えてくれるって、パッと聞きでは素晴らしいと思うんだけど、みんなの願いによって、世の中が大混乱するって話です。
ストーリー的には、面白かったと思うんだけど、なんか、入り込めなかったです。おーーーって部分がなかったかな。
【ネタバレ】
ダイアナになりたいって願った、友達の女性が力を手にして、実質的な敵として戦うんだけど、これがまた複雑ですね。
力は五分、戦い的にはハードなものになるんだけど、それ以上に心情的に辛かったりして。
また、前作で思いをよせていたスティーブの復活を願っちゃったもんだから、その見返りに力が弱っていく。そんなピンチに見舞われながらも、ガル・ガドットがホンッと綺麗。
やっぱり、彼女の魅力あってのワンダーウーマンですね。
黄金聖闘士vs岩井志麻子。 未練を断ち切り、飛べ鉄腕美女!!
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「DCEU」シリーズの第9作にして、アマゾン族の王女ダイアナの活躍を描く『ワンダーウーマン』シリーズの第2作。
舞台となるのは前作の戦いから70年近くが経過した、1984年のワシントンD.C。「願いを一つだけ叶えてくれる」という不思議な鉱石が引き起こす大騒動に、ダイアナが立ち向かう…。
○キャスト
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン…ガル・ガドット(兼製作)。
スティーブ・トレバー…クリス・パイン。
石油王を夢見る男、マックス・ロードを演じるのは『キングスマン:ゴールデン・サークル』『イコライザー2』のペドロ・パスカル。
製作に名を連ねるのはザック・スナイダー。
音楽は、DCEUシリーズ第2作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)以来となるハンス・ジマーが務める。
『マン・オブ・スティール』(2013)、『バットマン vs スーパーマン』、『スーサイド・スクワッド』(2016)と、三者三振と言わざるを得ないショボショボ具合だったDCEU。その危機を救ったのがシリーズ第4作となる『ワンダーウーマン』(2017)!興行的にも批評的にも大成功を収めたこの作品が無ければ、もっと早い段階でこのユニバースは消滅していたかもしれません。
好感の持てるキャラクターと明快なアクション、そしてビターなストーリーが三位一体となって映画を盛り上げた前作。その続編となる本作では、キャラクターはより魅力的に、アクションはより派手に、ストーリーはより儚いものとなっている。
色々と過剰に盛り込みすぎているせいで明らかにバランスがぶっ壊れているし、後半に進むに従って物語はどんどんしっちゃかめっちゃかになっていく。
しかし、この過剰なサービス精神というか、みんなで汗だくになりながらなんとか映画をまとめ上げました感が非常に好ましく、上手く出来ているとは言えないものの決して嫌いになれない…というかかなり好きな映画になってしまった😊
タイトルにもあるように、舞台はレーガノミクスによる好景気にアメリカが湧いた1984年。1984年と言われれば、どうしたってジョージ・オーウェルの書いたディストピア小説「1984年」(1949)を連想してしまうが、内容は正直そんなに関係ない。メディアで人々を支配しようとするところが唯一の相似点か?
別にオーウェルの物語をヒーローものとして描きなおそうとした訳ではなく、ただ単に1984年というバブリーな時代感を映し出してみたかったということなんだろう多分。
リチャード・ドナー版『スーパーマン』(1978〜1987)やティム・バートン版『バットマン』(1989〜1992)など、懐かしスーパーヒーロー映画のエッセンスを多分に取り入れ制作されており、この過剰な80's感が心地よい。石が願いを叶える際、ブワーッと風が舞うあの演出が当時のジャリ映画っぽくて良いっ♪😆
冒頭、ワンダーウーマンの大立ち回りがスーパーマーケットの店内で行われるというのも、『コマンドー』(1985)や『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(1985)を彷彿とさせる展開でとっても懐かしい気持ちになりました。こういう勘所をしっかりと押さえてきてくれるのは映画ファンとして素直に嬉しい✨
何より、キャラクターのコスチュームがバカっぽく、それでいて演じている側は大真面目なのが最高っ!!
『シャザム!』(2019)なんかにも原作準拠のバカっぽさはあったが、あれはその馬鹿馬鹿しさをコメディに落とし込んでいた。それはそれで良いんだけど、本作はアメコミのバカっぽさを「どうだぁっ!!」と観客にぶちかましてくれる。その臆面のなさには平身低頭するしかない。
あのワンダーウーマン・ゴールドアーマーver.なんて、完璧に黄金聖闘士じゃねぇかっ!!敵役のチーターなんて、完璧に岩井志麻子じゃねぇか!!黄金聖闘士vs岩井志麻子…うーん濃厚なカオス。
馬鹿げたことをカッコ良いものとして、真っ向から描く。この辺りも一昔前の王道スーパーヒーロー映画っぽくて、とっても好感が持てますよね😊
王道ヒーローものでありながら、スーパーヴィランが存在していないというのは意外と新しいのかも。純粋な悪役を設定せず、人間の心の弱さこそが敵なんだと描いているという点に、新たなヒーロー映画を築き上げようという気概を感じる。
クライマックスも、武力により敵を倒すのではなく、一人ひとりの心に語りかけることにより事態を終息させるという展開が非常に優しく、力だけではないヒーローの本当の強さを見せていただけた。捻りながらも直球ど真ん中!見事!!
なんのかんの言っても、やはりこの映画の見どころはダイアナとスティーブ、70年ぶりの再会。このエモーションに尽きる。
2度と無いと思っていた奇跡の逢瀬。ここで描かれる多幸感と、やがて訪れる別れの予感が胸を締め付ける。80年代のカルチャーに大はしゃぎするスティーブとそれを微笑ましく見守るダイアナが可愛らしく、もうこの時間が永遠に続けば良いとこちらも思ってしまう。『ダイアナ&スティーブ』という、2人が色々な時代でイチャイチャするだけのTVシリーズがあれば俺は観るぞ!!
あの別れのシーンも良い…。メソメソ泣きながらも、一切彼の方を振り返らないダイアナのいじらしさと逞しさが…😭悲恋はスーパーヒーローの性ですが、この映画での別れシーンは全ヒーロー映画の中でもNo.1。花丸あげちゃいます💮
前述したように、終盤に向かってどんどん物語がごちゃごちゃしてきちゃうのはやはりマイナス。製作陣の愛は伝わってきたが、愛ゆえに色々と描きたくなってしまい、その結果バランスが崩壊してしまったのだろう。
ランタイムが150分台というのも、ヒーロー映画としては長すぎる。冒頭の超人オリンピックとか中東パートとか要るか?あの辺を切れば120分台に収まったんじゃなかろうか。
とまぁ、決して完璧な映画とは思わないものの、結果としてはかなり楽しめました。TVドラマ版『ワンダーウーマン』(1975-1979)でワンダーウーマンを演じていたリンダ・カーターのカメオ出演もキマっていたし、とにかく愛に溢れた一作だったと思います✨
『ワンダーウーマン3』の製作については、今のところかなり不安定な状態ではっきりとしたことは決まっていない模様。ここでこのシリーズが終わってしまうのは勿体無い…。リブートでも続編でもいいから、ワンウーの火は絶やさないで欲しいものです。
❇️結構都合が良すぎて萎えてしまった⤵︎( ; ; )
ワンダーウーマン1984
1984年🇺🇸アメリカ ワシントンD.C.
バブル全盛期のアメリカ、博物館で働くダイアナはワンダーウーマンとして世直しもしていた。
捕まえた強盗の盗品に願い事が一つ叶う特殊な力のある石を巡りとんでもない事になっていく‼️
野心と野望で悪の心を持つ男や主人公に憧れる友人、生き別れた彼氏などのエピソードが混ざり話は進むエンタメアクション。
◉47E点。
★彡後半は楽しめましたけど、ほぼ前半はご都合主義で良い様にストーリーが進み、つまらなすぎた。
今回は酷評になるの気の悪くする人は見ないでくださいね。😁
★彡同じ監督とは思えない残念感。
自分の蒔いた種を刈り取ったんだから仕方ない😅
⬇️ネタバレあります!
⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
❌残念な点。
1️⃣街で発揮するジャンプや着地がやや重力が無視されていて、リアリティーが薄く感じました。
2️⃣昔の死んだ彼氏が66年ぶりにパーティーで再開するけど、本来かなり感動するシーンではないかなぁ⁉️
★彡一週間ぶりの恋人程度な演出。
3️⃣説得力のない友人バーバラの特殊能力!
★彡バーベル上げても全く説得力がないし、ワンダーウーマンにも慣れてないし😅
4️⃣脚本がいまいちなのかなぁ?
★彡出会いのラブストーリーもつまんない💢ワンダーウーマンもどきがもう一人増えた所で、ダイアナ以上になってもいないしでなんかなぁ〜💢飛行機を飛ばせる権限あるんかい💢
そして運転出来ちゃうんかい💢
5️⃣友人のバーバラが何も私は持ってないと言うけど…
★彡かなり良い仕事で勝ち組かと思うけどなぁ〜
6️⃣格闘シーンがいまいち感。
★彡ロープ格闘信子シーンが多くて、スパイダーマンとかぶるし、挙げ句の果てには空飛んじゃうってなんでもあり!金ピカのスーツはどの様に持ってきたのなど😅やや劣るなぁ〜
⭕️良かった点。
奮闘するワンダーウーマンが本当に疲れ切っていて同情したくなった。
★彡特殊能力があっても人間らしくて、高貴で美しダイアナが好き💖
👸🏻👠🧣🌏🚁🛩💺💸💰
スーパーヒロインのアクション映画に、嘘つきは駄目真実が重要と、米国人へのメッセージも折り込んだ
パティ・ジェンキンス 監督による2020年製作(151分)のアメリカ映画。原題:Wonder Woman 1984、配給:ワーナー・ブラザース映画。
アメリカでの劇場公開予定は、2020年6月5日(第59回大統領選挙は同年11/3)だったとのこと(実際は新型コロナの影響で12/25に劇場公開及び配信)。真実を重視しないトランプ類似の悪役も登場し、かなり強いメッセージ性も感じさせられた。
まず、ダイアナ演ずる主演のガル・ギャドットが、強く、美しく、とてもチャーミング(特に祈って復活させた恋人クリス・パインの前では)で、また前作と多少異なりバーバラ(クリステン・ウィグ)相手の格闘では弱さも見せて、なかなか素晴らしかった。
更に、ペドロ・パスカル演ずる詐欺師的な実業家マックスが、強く印象に残った。彼は石油が出るということで大勢の出資者から資金を集めていた様だが、出鱈目がバレて進退極まっていた。しかし希望が叶えられる石を盗み出し、石油も出て富と権力を得ていく。髪毛や風貌がトランプ大統領にソックリ。そして、大統領を凌ぐ権力を得た彼は群衆の欲望を掻き立て扇動し、世界中で大きな騒動を引き起こし、世界は核戦争寸前に陥る。
しかし愛する息子が危機に陥っていることを知り、願いを全て取り下げる。マックスは力を失うが、息子に再会。改心した彼は、「パパは嘘をついていた。自分は偉大な男では無かった。もう一度、お前に愛してもらえるように努力する」と息子を抱きしめる。大きな権力に取り憑かれた様な人間が一人の親に戻る姿は、なかなか感動的でもあった。また嘘に騙されず真実を重視せよとの痛烈なメッセージも込められていた。スーパーヒロインのアクション映画に米国人へのメッセージも折り込み、パティ・ジェンキンス 監督なかなかやるじゃんと思わされた。
監督パティ・ジェンキンス、製作チャールズ・ローベン 、デボラ・スナイダー 、ザック・スナイダー 、パティ・ジェンキンス、 ガル・ギャドット 、スティーブン・ジョーンズ、製作総指揮レベッカ・スティール・ローベン・オークリー 、リチャード・サックル 、マリアンヌ・ジェンキンス 、ジェフ・ジョンズ 、ウォルター・ハマダ 、シャンタル・ノン・ボ ウェスリー・カラー、キャラクター創造ウィリアム・モール、トン・マーストン、原案
パティ・ジェンキンス 、ジェフ・ジョンズ、脚本ジェフ・ジョンズ 、デイブ・キャラハム、
撮影マシュー・ジェンセン、美術アリーヌ・ボネット、衣装リンディ・ヘミング、編集リチャード・ピアソン、音楽ハンス・ジマー、視覚効果監修ジョン・モファット。
出演
ガル・ギャドットダイアナ/ワンダーウーマン、クリス・パインスティーブ・トレバー、クリステン・ウィグバーバラ、ペドロ・パスカルマックス、ロビン・ライトアンティオペ、コニー・ニールセンヒッポリタ、リリー・アスペルダイアナ(少女時代)、アムール・ワケド、クリストファー・ポラーハ、ナターシャ・ロスウェルキャロル、ラビ・パテルババジーデ、オリバー・コットンサイモン・スタッグ、ルシアン・ペレスアリスタ、エド・バーチカール、リンダ・カーターアステリア。
順調間違えてた‥
無印ワンダーウーマンと1984、公開年を確認してコチラから鑑賞。
冒頭SASUKEみたいなアクロバティックレース、ふむふむこうしてワンダーウーマンが誕生するのだな、と思ってたら、
いきなり1984年。
すでにワンダーウーマン。
あの女性ばかりの島なんやねん?
後半でまた描かれるのかな、
と思っていたら、
なんか昔っぽい写真、
ワンダーウーマンって長生きなの?
その昔の話も後半で描かれるのかな、
と思っていたら、
死んだ昔の恋人らしき人が復活、
しかもアクション息ピッタリ、
なになに?
こちとら、何の思い入れも無いのに息ピッタリ過ぎ無い?
この昔の恋人との馴れ初めも後半描かれるのかな?
と思っていたら、
なんか佳境、
昔の恋人との別れ、だから思い入れ無いんですけど!
それにしても、長げぇーなぁ。
願いを叶える規模がデカ過ぎて、願いの矛盾起きるだろ!
混乱した世界で平和を願う人が10億人くらいはいるだろ!
終わった。
あれだけ混乱した世の中になったのに、街も元通りの平和なクリスマス。
鑑賞後、調べたら無印ワンダーウーマンの方が先だった‥
順調間違えてたのね‥
色々納得。
でも順番通りに見てても、感想は変わらなかったと思う。
知らんけど‥
弱るダイアナの姿にもらい涙
冒頭の女神たちの運動会(?)シーンが複線となってラスト回収。
誰かの欲望は誰かの不幸の上に成り立っている。そんな社会のジレンマと、個人の抱える恨み、承認欲求、苦しみを絡ませて「悪なきヒーロー映画」に仕上がった。宝物を作った呪いの力を持つ神が特定されないのもいい。
前半、80年代のお気楽なコミカルさから一転、中盤以降は人生の苦しい選択を迫られる一人の女性として、悩み苦しむ大人な雰囲気に。
ダイアナは愛しい人を二度失った。でもそれは楽して苦しみから逃れたいと思ったから。
雲や雷を鞭で掴むCGはちょっとやりすぎな気もしたが、サマになるのはガル・ギャドットだからか。
スティーブのどことなく天然ボケな雰囲気が愛嬌があって、シリアスになりすぎず救われる。ヴィランなど周りのキャストもこれ以上ない配役。
ちなみにスターウォーズ計画というのは本当にあった軍事計画。ということは、大統領はレーガンをモデルにしたのだろう。どことなく似ている。
〉〉wikiより
アメリカ合衆国がかつて構想した軍事計画。通称スター・ウォーズ計画。 衛星軌道上にミサイル衛星やレーザー衛星、早期警戒衛星などを配備、それらと地上の迎撃システムが連携して敵国の大陸間弾道弾を各飛翔段階で迎撃、撃墜し、アメリカ合衆国本土への被害を最小限に留めることを目的にした。
今回の顛末を鑑みると、願いを取り消しても人々の記憶は消えないのだから、DC版の世界観ではヒーローの存在は庶民に認知されていると考えていいのだろうか。DCの設定が少しわからなくなってきた。
願いを叶える系、石の新しい使い方
途中からなんとなく見始めたけど、オモロかったなぁ。
願いを一つだけ叶える石、ただしそれには代償が。この設定が登場人物たちの葛藤から、世界が全面核戦争へ向かう物語の大きな流れにまで効いてくるんやけど・・・。
悪者自身が石と一体化し都合の良い願いを他人に願わせる、その使い方が新しい。運転手に「『十戒』のように他の車が道を譲って欲しい」と願わせて交通渋滞を回避するとか、硬軟織り交ぜ面白かった。
クライマックスの、悪者が全世界放送で呼びかけるだけで世界中の人々の欲望にアクセスできる設定は急に雑になった気がしたし、最終的にはハッピーエンドになったけど、「夢落ち」みたいでちょっと強引やったかなぁ。。。
何も考えずに見るならいいかも
ご都合主義が過ぎる。
いくらパイロットだったとはいえ、エスカレーターに驚くぐらい昔の人が今の戦闘機を初見で飛ばせる?しかも戦闘機を透明にしたり、カイロ?まで時間かけて行ったけど帰りはどこでもドア使った?と思うぐらい一瞬で戻ってるし、光る鞭は空の何も無い空間に引っ掛け可能だし、いつの間にか空飛べるし、ラストの息子はヘリで移動した施設の近くまでどうやって移動してきた?そもそも何故そこの場所わかった?娯楽映画の許容範囲を越える雑な展開で全然面白くなかった。
全てが叶う神通力
前作は女性版ヘラクレスといったところだが本作では空も飛んじゃうスーパーマン並みの進化を遂げていた。おとぎ話や神話の世界を現代的背景で見せる趣向、コミックだから何でもアリとはいえ全てが叶う神通力とはちょっと羽目を外しているかも・・。
人智や努力の限界を超えているから人は神や星に願うのだろう、願いが単なる個人的な欲望の発露では邪神しか聴いてはくれまい。ベースは望みと引き換えに悪魔に魂を売り渡したファウスト伝説だろうか。
人の心の闇を持ってくるあたりはノーラン調の臭いがするし、古代文明の謎のストーンが絡むところはスピルバーグのインディ・ジョーンズ風、バーバラの変身は「ゴジラを倒せるのはゴジラだけ」とメカゴジラが生まれたようにもう一人のワンダーウーマンを産み出している、超人とはいえ女性だから男性が痛めつける訳にもいかず女性同士で戦わせるという苦肉の策でもあるのでしょう。
今回は原案・脚本・監督・製作と八面六臂のパティ・ジェンキンスさん、ヒット映画研究の集大成といった感もありますね。
要は哲学的な基盤と荒唐無稽なフィクションがうまく融け合うかだろう、「昔々あるところに・・」では成立していた寓話の世界観を現代に持ち込むと大人には既成概念が邪魔をするところは否めまい。
それでもエンターティンメント性はあるので2時間半の長丁場でも飽きずに観賞はできました。
いつのまに?
最初のワンダーウーマンは見ているが、いつの間にスーパーマンのように空を自由に飛べるようになってしまっているのか? と思った。
スーパーマンやキャプテンマーベルの様に異星人ではあるまいし。。
そこがラストで無理矢理で有り興ざめしてしまった。
前回より楽しめた!!
分かり易いストーリー展開で前回より楽しめました。予告で彼氏が生き返っていて何か嫌だったのですが、理由があって納得しました。バーバラではどう頑張ってもダイアナにはなれず、格差を感じました。ペドロは「ナルコス」とはまた違い、往年のAチーム・フェイスマン(CV.安原義人)のような印象でした。石そのものになりたい、というのは中々良かったです。ワイスピEURO MISSIONと前作、今作と滑走路が出る度に笑ってしまいますが、ガル・ギャドットはどんな場面でも美しいのが凄いです。ラストは、神具の作り手と時空を超えたバトル等をして欲しかったです。出だしのシーンは要らないと思いますし、アクションとドラマをもっと流れるように展開させると面白くなったと思います。
チートパワーを使わない戦い
願いが叶う石によってめちゃくちゃになった
世界を救う女戦士の話。
スーパーマン並みのチートキャラでお馴染みの
ワンダーウーマンですが今作は諸事情があり
チートパワーが使えない展開がよかったです。
DC映画なので人間ドラマ厚めで
途中退屈もしましたが、
その分ラストのメッセージが刺さります。
人は現実から逃げたくなるけど
現実に目を向けることも大事だと
思わせてくれる映画でした。
とはいえアクションはまずまずだし
飛んでるシーンはちょっと笑っちゃったし
おもろしかった!!とは言えなかったです。
スティーブ復活の理由が..
ちょっと、復活の理由浅すぎないか..?
あと、最初の1時間以上、退屈なシーンが続くから、つまんないって感じるのは普通かなー?
後半に、若干巻き返すけどなー..まあ、ガルガドットの美しさと、脇役に大好きなモデルのドウツェン出てたから、なんでもいいや。
前作の方が、圧倒的におもろいけどね。
「悪」がいない?
マックスウェルは成り上がりを目指し、果敢にビジネスにチャレンジする。倒産間近でも子供に醜態は見せられないと躍起になった結果、いつからかはわからないが探し求めていた「願いが叶う石」を手にいれ、その石自体になってしまう。そのせいで、「願いを1つだけ」の条件が、他人を介することで自分に優位に働くように「他人のぶんだけ願い」をかなえられるようになる。言い換えれば、他人の願いに乗っかって自分の願いもかなえてもらおうという魂胆。
石だけだったころは、見返りはなく、1つだけという条件だった。条件が取っ払われ、ルールがなくなった石は、人間の欲望の数だけ見境なく願いを聞き入れるもんだから、世界は混沌としていく。
SDGsのテーマにぴったりの映画のような。来世の人らにも現世の我々にもより良い世界にしていきましょう、なんてテーマでもって、ラストは、核戦争を眼前にした、終わりを体現した全人類が、願いを取り下げていく。
己が欲望を優先するあまり、世界は崩壊する。だからSDGsを実行していこう。…なんていう風にも見えました。
さて「悪」は誰か…というより、「悪」とは何か…というより、「悪い方向」があるという感じ。風水ではないけれど行ってはいけない場所というか、そっちに行くとあぶないよという。「悪い方向」とは何かを感じさせてくれた映画です。おもしろかった。
ビジュアルともに最高にカッコイイのだが……
ストーリーと敵キャラに萌えない……
ポスター等ビジュアルはキラキラ綺麗でカッコイイ♬
アーマーはすんなり手に入らずに、探しに行くとかチーター(同僚の女性)が装着して出てくるとか(原作はどうなってるか知りません。(-_-;))
敵も完全に悪ではなかった。
もっと勧善懲悪にして敵を倒した後のカタルシスを感じさせて欲しかった……
スティーブは、実体ではなくダイアナしか見えない幻だったら逆に素敵だったのかもしれない……
等々からかストーリーに山がなかった……
あくまでも個人的感想です。
映画を作るのは大変なのにこんなことレビューしてすみませんm(_ _)m
全101件中、1~20件目を表示