「ワンダーさんいなくても良かったんじゃない?」ワンダーウーマン 1984 k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ワンダーさんいなくても良かったんじゃない?
クリックして本文を読む
コッチのユニバースの敵は超自然モンスターばかりのインフレバトルになっていたので、諸悪の根源が「人間の欲望」である事が非常に興味深かった。
メディアを使って人を煽動する感じは恥ずかしげもなくトランプを意識していて、とても今っぽい。
そう、今っぽいんだな。
84年を舞台にする意味あったかな?ファッションで少し遊んだところはあるけど、それ以外はイマイチ設定が活きていなかったのでは?もっと当時の大ヒット曲とかでノリノリにするとか、当時のsf映画ぽいデザインを入れるとか「マーベルの手垢がベッタリついた技法」を使えばよかったのに。
あと、話の流れ的にアクションシーンなくても成立するよね。
冒頭のSASUKEのシーンもアバンを派手にする為だけにあって、あそこでダイアナが説教される件も大オチに繋がっているのかモヤモヤする。(ルールもよく分からんし)
そもそも、ラスボスとの決着が『説教』って、なんかスッキリしないなー。
欲望に正直な平民をビリビリにして、説教こくとかあんまり格好よくないし。
ダイアナの世を忍ぶ仮の姿の時もなんだかスカしててハッキリ言って感じが悪い。逆恨みされても仕方ないのでは?
悪い言葉を使うと「説教臭いオバさん」に見えた。(言いすぎましたゴメンナサイ😛)
ワンダーウーマンの非常にマンガ的な設定(見えない飛行機とか空飛んだりとかゴールドクロスとか)をムリヤリ説明つけてる感じで、「こんなんやってるから2時間半もかかるんだよ。スマートじゃねーなー」と思った。
そんなことはどうでも良くて、
ゴールドセイントになると、太ももが見えなくなるから、もう残念でなりませんでした。
コメントする