アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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最後の曲のほうが好き
途中、とても楽しくて幸せな時間が流れたからこそ、
たくさんのことを乗り越えてきたからこそ、
最後の曲はかなり心にぐっときました。
歌詞も、メロディーも、最高。
シャロウはラジオでもテレビでもどこでも流れてて飽きた分、
I'll never love againが新鮮に感じられ
心にすーっと入ってきました。
今思い出しても涙が出ます。
ガガの歌を聴く映画
極めてベタな展開に、チープな映像。心象描写も大まか映画としての満足度はイマイチ。
ただ、それを上回るぐらいガガの歌が素晴らしい。映画自体はI’ll Never Love Againの熱唱への前フリと思った方がいいかも。演出を見ても、リハなしでアレンジも聞かされずに歌うシーンで、少しも探り探り感はなく、制作側も音楽を聞かせる映画と割り切っているのかも知れない。
ジャックにの心情について
諸々省いて、ジャックの自殺についてですが、
アリーの為にと、自己犠牲の愛と解釈されてる方が多いですが、私は自分に絶望したのだと思いました。
寝室で君の顔が見たかったとと引き留めたとき、
死のうではなく、去ろうとしたのだと、
去ろうとしたけど、車に乗って車が坂道を上がらず、
ダッシュボードを開くと薬物があった。
(車上がらないように見えたけど勘違いかな、笑)
やりたくなったか、やってしまったか、はわからなかったけど、自分に絶望して、昔のようにベルトを使ったのだと。
つらくてみかえせないと思っていたけど、この辺りをしっかり理解したいと思っているので、レンタル開始されたらみたいと思います。
序盤で展開が読めてしまった。
初めてジャクソンがアリーを舞台に呼んだシーンで、ジャクソンが落ちていくことが容易に想像できた。なぜなら、序盤で成功して、このまま2人ともスター街道をのし上がっていくのならば、映画に深みが無いなと思ったからだ。
最後の場面、ジャクソンが死んで、アリーがジャクソンの作った曲を歌うシーンでは、泣かされた。涙を物理的に押し出された感じで後味が悪かった。涙活がしたい人には良い映画かもしれない。
もちろん、レディー・ガガさんの歌唱力は文句なしの一級品だ。芝居も下手だなとは感じなかった。また、ブラッドリー・クーパーさんが歌手ではない、と映画を見た後に初めて知り、素直にすごいと思ったので、評価1.0。
忖度映画
映画『アリー 』鑑賞の感想。
点数:30点
ひどいストーリー。
なぜかというとガガ様に忖度しつくした映画。ガガ様のことは好きで観に行ったが、まったく観た価値は無かった。
ガガ様は複雑な演技ができないからだろうか?物語の進みかたが明らかにおかしい。ガガ様のガガ様によるガガ様のためのうまく行き過ぎるストーリーで、何一つ新しい進み方をせず、通り一遍の使い古されたストーリーをさらにバカみたいにわかりやすく、ペラペラの砂糖菓子にして、感動を押し付けて来ようとしてる。だいたい、クーパーさんの役の立ち位置もよくわからん。スターやのに場末のキャバレーで一目惚れしてそれが純愛とかあるか?
色々問題起こしてたけど、金あるならもう少し色んなサポートつくのでは?
まるで、ここで泣けよ!と言わんばかり。はっきり言って映画ファンをバカにしてる。クーパーさんは、今のところ尖ったところの一切ない、無用な監督の1人に収まった。
はっきり言えば監督としての才能は一切ない。
ただ、ガガ様を使う。ということや、歌をあれほど作り込む。
という点は評価される点だと思います。
プロデューサーとしてはすごい能力があるかもしれない。元々俳優としてはもちろんすごい。
映画としては、久々に途中で帰ろうかと本気で思い、観終わってイライラした映画でした。
うっ…やられた。
予想外に胸をえぐられた。
確かにある程度の期待はしていた。しかし、こういうタイプの映画は普段はあまり好まない。
と言うわけで、力まずに映画館へ。幸運なことに平日に行ったが、お客さんは案外入っていた。
始まり方のシーンはロック好きは「うわあ来たかー。ギターかき鳴らしたら観客のテンションが上がるとか思うなよ。」と思っているうちにテンションが上がっていた。
やがて有名なシーンに。アリーのラヴィアンローズ。この時点で何故か感無量。ネタバレして観たからなのかも知れないが、切なさが込み上げてきた。ジャックとアリーの運命的な出逢い。
あれやこれやと二人は恋仲になり、ジャックのお陰で名前が知られたアリーはどんどんとソロの人気シンガーになっていく。
ジャックは素直に喜ぶ反面、納得できないんだなー。そして酒に溺れていく…。
この映画は、全部○○のせいだ!みたいな悪者が登場せず、人間の難しさが浮き彫りになっていると思う。
*見終わってしばらくは放心状態でした。
帰途、電車を待つ頃になってようやく「もう一度、君たちの姿が観たい。」と感じました。安くなる時期を狙ってレンタルしたいです。
この感想は例の台詞をもじったものですが、脚本にまんまと乗せられた(笑)
もう一度映画が観たくなるようにあんな台詞を入れたのかもと思ったりもします。
それにしてもブラッドリー・クーパーには脱帽。渋い。渋いぞー!自分の魅せ方をわかっている!bassmanにもその男前を分けてくれ、なんて(笑)
おすすめポイント
・人間関係のドラマ
・登場人物のリアリティ
・レディー・ガガの地味なのに可愛い姿
・所々違う味わいを持つ "shallow"
お酒あんまり飲めないからアル中の気持ちに共感できなかった。 ガガの...
お酒あんまり飲めないからアル中の気持ちに共感できなかった。
ガガの見た目で鼻のせいで売れないという設定は無理があるのでは?と思った。
音楽は最高だった。
ガガよりすごいクーパー、そして依存症
アリー(レディ・ガガ)はウェイトレスとして働きながら、夜はクラブで歌っている。
国民的シンガーのジャック(ブラッドリー・クーパー)はライヴがはねた後、飲み屋を探していて偶然、アリーが歌う店に入る。
ここでアリーが歌うのは「ラ・ヴィ・アン・ローズ(薔薇色の人生)」。
このシーン、「シャロウ」のPVにもあったから、ガガがクラブで何か歌うシーンがあることは知っていた。
それが「ラ・ヴィ・アン・ローズ」とは!
日本では越路吹雪などのヴァージョンで知られるスタンダード・ナンバー。試合初球にいきなり、ど真ん中のストレートを投げられた気分だ。
圧巻の歌唱力にいきなり涙腺が緩む。
いや、待てよ。
演じているのがレディ・ガガなんだから、そりゃそーだよ。
彼女はスタンダード・ナンバーだって歌える。既に2014年に、彼女はトニー・ベネット(アメリカの超大者シンガー、「霧のサンフランシスコ」などのヒットで知られる)と、ジャズのスタンダード・ナンバーをカバーしたデュエットアルバム「チーク・トゥ・チーク」(傑作です)をヒットさせているではないか。
本作は「スター誕生」の4回目のリメイクだ。ストーリーのフォーマットはこれまでと大きく変わらない。無名の女性が男によって見出される。やがて女性は才能を開花させ、男はダメになっていく、というもの。
このハリウッドの古典とも言える作品に、レディ・ガガがキャスティングされたことに意外だという声もあったが、彼女は「レディ・ガガ」である。これくらい演ることは容易に想像できた。
(まだガガをデビュー直後のようなイメージを持っている人は、認識を改めるべきである)
Tony Bennett, Lady Gaga “Anything Goes”
https://youtu.be/EIoyTlfUPPU
かく言う自分も、ガガにばかり気を取られ、相手役のことを意識していなかったのは不覚だ。
このガガの相手役は、映画の役として、なんとガガよりキャリアのあるミュージシャンを演じなければならないのだ。
ガガよりブラッドリー・クーパーの心配をすべきだったのである。
ところが、である。
クーパーはガガの相手役として、まったく見劣りのしない出色の出来で、心配は無用だったのである。
ええっ?あのクーパーって、音楽もやってたの?と思ってしまうほどの、驚愕レベルのパフォーマンスを見せるのだ。
しかも、サントラのクレジットを見ると劇中の重要曲の作曲までしているではないか!
これはもう、グループ魂が紅白出たとかいうレベルを超えている。
クーパーは、「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・スナイパー」などでの演技が評価されたのだが、これが2013年前後のこと。以降、映画から遠ざかっていたように思えるが、実は本作の制作に集中するため、この4年間、ほかの仕事を断っていたという。そして、ミュージシャン修行も、この間、おこなったのだそうだ。
クーパーは本作では監督、脚本のほか、プロデュースも兼ねている。だから、彼は自身の音楽面におけるパフォーマンスについて、手応えを感じていたはずである。恐るべしブラッドリー・クーパー。
映画は素晴らしい出来だ。
世評では専らガガの評価が目立つようだが、ガガの向こうを張ったクーパーも相当スゴい。しかも、前述の通り、音楽的にも本作に貢献している。
つまり、役者が演じるこの映画のストーリーそのままに、本作はレディ・ガガとブラッドリー・クーパーという優れた2人の“ミュージシャン”のコラボレーションの成果なのである。
この映画は後世、“女優”レディ・ガガの誕生以上に、“ミュージシャン”ブラッドリー・クーパーのデビュー作として記憶に刻まれるかもしれない。
脚本も練られている。
アリー、ジャック双方の家族のこと、いわゆる「セルアウト(売れることを目指すこと)」の問題、そして恋愛など複数のテーマを破綻なくまとめている。ミュージシャンが売れるまでの、舞台裏を見る楽しさもある。アリー、ジャック、双方の楽曲も素晴らしく、まったく飽きることはない。
最後に、本作の重要な要素の1つである依存症について触れたい。
なぜジャックは自殺をしたのか。
アリーはグラミーの新人賞を獲得(ちなみにレディ・ガガはグラミーの新人賞は獲っていない。どういう気持ちで演じたのかと思うと面白い)。この頃、すでにジャックは深刻なアルコール依存症に陥っていた。アリーとともに表彰式のステージに上がったジャックは泥酔しており、なんと失禁してしまう。
これを契機に彼は依存症の克服のための施設に入院する。
退院したジャック。アリーは喜ぶ。ところが、アリーのマネージャーは彼に、「お前はアリーの足手まといだ。グラミーの件を火消しするのに、どれだけ大変だったか」と責める。
表面的には、この一件が引金を引いたように見えるが、どうか。
依存症は恐ろしい病気だ。そして、多くの場合、親や家族との関係が背後にある。ジャックと父、そして兄との確執のことは、前半、本作で触れられていた。ジャックの兄は公私両面でジャックを支えていたが、アリーを得たジャックが兄を切ったのは象徴的だ。ジャックにとっての家族が兄からアリーに代わった、ということである。
依存症で難しいのは、家族が症状を加速させることがある、ということである。いわゆる共依存に陥ってしまうのだ。
施設に入ったジャックは、こうした依存のメカニズムについても学んだはずである。
ここからは推測だ。アリーのマネージャーに責められたジャックはどうしたか。ジャックは酒に手を伸ばしたのではないか。または、飲みたいと思ってしまったのではないか(問題の2人の会話の前に酒が話題に出ていることに注意)。
アリーはジャックを深く愛している。グラミーのときも、アリーはジャックをかばっていた。
死の直前、アリーはライヴに出掛ける前、ジャックに対し、「ステージで一緒に『シャロウ』を歌おう」と誘っていた。
ジャックにとっては、こうしたことがまた、いたたまれなかったはずだ。
そして、ジャックがアルコールに手を伸ばしたとしても、アリーは変わらず自分を愛するだろう。そう悟った瞬間、彼は自分の存在を消してしまうことしか選べなかったのではないだろうか。
アリーはミュージシャンとしては成功する。しかし、それは大切な人を喪うということと引き換えだった。
このように、単純なサクセスストーリーではないことが、本作に複雑な味わいを与えている。
また、依存症による死と、その背景も破綻なく描きこまれていて物語の奥行きも十分。
音楽ももちろん素晴らしく、映画館の音響設備で楽しむべきクオリティ。
傑作である。
ハッピーエンドじゃない
アリーとジャックの二人の愛の話。
自信のないアリーはジャックがいなければ今の自分はなかった。スターになっても彼を捨てませんでした。
ジャックはどんどんおかしくなっていきますが、根は優しくて一途な人なんだな思います。そして弱い....それは酒や薬のせいかもしれないけど、普通ではなかった。アリーの為にあの最後の手段を選んでしまった、アリーはどんなジャックだろうとあいしてくれて、彼を待っていたのに。最後は泣きました。感動じゃなく、悲しかった。切ない。夢を追うのは難しいね。恋は盲目。残される側の気持ち、切ないね。
ドキュメント映画みたいだった。歌はさすがレディーガガ、クーパー!バンドは痺れる!!
賛否両論あるけど
最高だった。
ブラッドリークーパーの歌声に驚いた。もはや歌手としても活動してほしいと思うくらい。
甘い目で見つめられてえ。
とりあえずハスキーボイスがとってもかっこよかった。
ガガは期待通りの歌唱力。やっぱりあの人はすごいよ。
内容はドリームガールズみたいなよくあるストーリー
でもガガが彼を溺愛してる演技やシナリオがすごく効いてたから最後クーパーが自殺したときは涙が止まらなかった。
愛するということを考えさせられた。私はあんなに人を愛した事がなかったんだなって思った。
クーパーの歌声と曲最高でした
近年世界から認められつつあるのか洋画に日本がちょいちょい出てきて嬉しい
こんなに愛し合えるなんて素敵だと思った
彼女の為に
初め会場に行かず黙って家を出ていくのかなと思ったのだけれど13の時失敗した方法で自殺して
車から出た時ベルト持ってて あっ... って
彼女が追悼に歌った歌は
彼が彼女を想って書いた歌
実話はより泣ける
役割を終えて
役割を終えて死んでいく男と、歌手としてイメージを他人に作られ、自分はどうしたいのか見失っていく女の物語でした。
それを書きたかったんか、それは余りにせつないやんか・・・クーパーさん。
シャロウをアリーがライブで初めて歌う時が最高の時でした。それは素晴らしかったです。
クーパーさんの演技はこの人がこうなっちゃったのは仕方ないよね、ってその人生を見せてもらった感があった。微妙で繊細な演技の積み重ねで深く心に染み入りました。魂に響くとも言える。
ガガは演技は大味で、やはり演技の拙さを感じずにおれません。それさえも演技だとしたら凄いですけど。
歌に魅せられる
レディガガの歌声に、鳥肌がゾゾゾと。
やっぱり半端なく歌が上手い。
俳優が歌を歌うのとは別格。
感動して何回か涙が溢れた。
ブラッドリークーパーが
哀愁があってカッコ良かった。
ストーリーは少しだけ物足りなかった。
最初に出会った時に耳がちょっと聴こえないんだと
言ってたのに、
その後、なんでもっと気遣うことが出来なかったのか、気になった。
お酒飲んじゃうのも
難聴のストレスなのかもしれないのに
お酒飲むことばかり責めてるように見えた。
有名になってテレビに出るときの衣装やメイクが
少しイマイチに感じた。
GAGAのイメージ、奇抜さを
出したくなかったのかな。
音楽が素晴らしい。
最後の曲は切なくてボロ泣き。
映画のサントラを是非聴いてみたい。
スター誕生
レディーガガの歌が素晴らしかった!
映画の冒頭のシーンを見たときから、
ラストの展開は予想がついたけれど、
それでも辛くて涙が出ました。
燦然と活躍していた人が
輝きを失っていくのは切ない。
ジャックを失ったアリーは、
そこから本当の意味でのスターになるのだと
一緒に見た人が言っていて、
とても納得しました。
悪くないけど、なぜ、が多い映画になってしまった。
いろいろあるけど、自殺について。
矯正施設からでてきて、これからという時。
マネージャーに、言われた事は、正論。
だけど、アリーは、すべてを受け入れて、
これからを考えている。
二人のあいだに、溝が出来かけてるのは確かだか、
あれほど思い合っているのだから、
欧州ツアーに、行け!となぜ
言えないのか?
アリーの、歌手になる夢を、かなえた優しさがあるなら、より近くなった今、なぜ出来ない?
嫉妬か?だって、そんな事してら、一番悲しむのは誰か
わかりそうなもんだろ!
ふたりで、もう恋なんかしないって、一緒に曲だって
作ってたじゃないか。
わざとらしい感じ。
アリー役のレデイ・ガガが素晴らしい
ブラッドリー・クーパーが歌をうたって監督までやるなんて、才能が溢れていますね。アリー役のガガが見出され、一緒に歌うことで人気を得ていく。愛し合って結婚して二人三脚で行くが、クーパーは難聴を抱えスターの座から落ちていく。それでもなお夫婦であり続けるアリーの愛には涙が出ます。クーパーも歌が上手いが、ガガの歌は素晴らしいです。ボヘミアンラプソディーに比べれば圧倒的に負けますが、題材がそう言う愛の物語なので評価される映画だと思います。
ガガ様のエネルギーが凄い
スターがスターの役をやるのだから、当然なのかもしれないけれど、ガガ様の歌に、迫力に感動!ストーリーがあって、背景が見えているので、歌のシーンが一際グッときます。
アリーとして歌っているのかもしれないけれど、歌のシーンは生の感情が伝わって来る感じでした。まあ、本人が曲も作っているから演じる必要はないのかも…
また二人の音楽に対して謙虚な姿勢にも感動しました。マネージャーの路線に乗って売れて行くアリーに、ジャックが言う台詞は、ガガ様が自分に言い聞かせていそうな台詞です。
最後の歌は泣けます。
2人の物語
アリーシリーズはこれが初見
とにかくしさ2人の歌唱力が素晴らしくそれだけで作品の完成度を高くしていたと思います。
ほかのキャラにはほとんどスポットが当たらずひたすら2人の愛を追い続けた作品。
2人の幸せな過程をゆっくりと眺めているからこそその後の転落、そして最後の嘘…すべてが尊く涙を誘いました。
最後の追悼ライブの演出も本当に辛くて…でもその中からそアリーの想いの深さ、ジャックの想いの強さを感じて大号泣でした。
もう一度君が見たかった
きっとずっとこのシーンは忘れないと思います。
大満足の作品ですがもう辛くて見返すことはないかと思います。
We're far from the shallow now. 切ない。
ちょっと待って。これってあのマネージャーが酷くないですか?せっかくリハビリ施設に入ってアルコール依存性から脱却しよう、アリーと一緒にやっていこうって時にあのマネージャーの心無い言葉!酷くない?マジあり得ないんですけど。なんか、最後ハッピーエンドを望んでたんですが「スタア誕生」ってこういう話なの?
この「スタア誕生」は今回で4作目らしいのですが、昔の作品は古すぎて観たことありません。というわけで変に色眼鏡無しで観る事ができたのですが、最後が切ない!邦題は「アリー」っと銘打ってありますが、確実にジャックのお話ですよね。アリーの為にとは言え自殺しなくってもいいのに!!
レディ・ガガはデビュー当時日本でまだ全然売れてない頃から注目していたのですが、まさかここまでビックになるとは!?鼻が大きいって言われたのは実際にあった話で、初期のPVで素顔を分かりにくくしているのはコンプレックスを隠す為ですよね。
日本では残念な事に奇抜さだけがクローズアップされてる印象なのですが、実はけっこう本格派なアーティストで大御所トニー・ベネットとデュエット・アルバムを作ったりもしてます。個人的に4thアルバム「Artpop」辺りは残念な仕上がりで一時離れていたのですが、「Cheek to Cheek 」からの「Joanne」は上手く方向転換してて好きなアルバムです。
最近は「アメリカン・ホラー・ストーリー」でゴールデングローブ賞主演女優賞(TV部門)を取ったりと歌手業から離れてる感じだったのですが、本作では存分にガガさんの歌声を堪能する事ができました。
初監督だったブラットリー・クーパー上手いですね!歌も上手かったですし、俳優に近い距離のカメラワークも攻めてる感じで良かったです。追い付け追い越せクリント・イーストウッド!ですね。
本作最初はビヨンセをキャスティングする予定だったみたいですが、正直ビヨンセじゃなくって良かったと思います。ビヨンセだったら力強すぎでしょう。確かに本作もアニーが売れた後にはガガさんにしか見えなくなりましたが。特にガガさんを観てれば観てる程ガガさんでした。そこはもうちょっと音楽の作風変えるなりでガガ色を払拭してほしかった所ではあります。
最後の演出もベタと言えばベタですが、しっかりグッとくるベタで良かったです。それでも(繰り返すようですが)ジャックの自殺は納得いかないですけどね!あー、良かったけどなんかスッキリしない!!
イチャつきすぎ
主演の二人が何かにつけてイチャついてばかりいて、しかもそんなシーンが無駄に長すぎる。
使い古されたシナリオをどう描いているのか楽しみだったが、冒頭の「シャロウ」のみで終わっていい内容だったと思う。
レディガガの演技は別のシナリオで観たかった。
全109件中、21~40件目を表示