アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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新しいジャンル!絶対映画館で観るべき
監督でジャック役のブラッドリークーパーの歌がジブい!また男の私が嫉妬する色気があります。そして何よりガガの歌声に感動します。ガガのファンでなかった私がファンになりました。音響など考えるとこれは絶対映画館で観るべき作品です!新しいと思うことは、ヒロインが歌を書いて歌う詩の内容がその時のヒロインの心境を歌っている事。ジャックも同様。そこが自然でミュージカル映画とは違う良さがあり、只のサウンドトラックでもない。音楽の詩と内容が上手く溶け込んだ魅力のある内容です。監督と役者のブラッドリークーパーとミュージシャンのガガの2人は歌と役者とプロデュースのどの面を取っても一流だと感じる作品です!是非サントラCDもおススメしたい。映画のシーンを振り返れます。映画のセリフの後に歌が流れます。どれもいいですが12と17と23が最高です!
Bradly Cooper
ブラッドリー・クーパーの監督デビュー。レディー・ガガの主演女優デビュー。
世界中の期待が一身に集まった本作。何度もリメイクされている脚本で挑んだ。
正直に言おう。ブラッドリー・クーパーが映画賞を獲るために作った作品。残念ながら私には一切ハマらなかった。期待が高かったのも理由かもしれないが。どこでリズムをつかみとればいいのかわからずに終わってしまった。
まず、ブラッドリークーパーの役。これは絶対にブラッドリークーパーがやらなかったほうが良かった。なぜなら、かっこよすぎるから。今までの彼のイメージ、そしてこの作品におけるカリスマ的な彼の立場とは大きく違ったからだ。この作品での彼の描き方も謎。正解はないのかもsれないが、過去のスターとして、世間から見放されていないといけなかったんじゃないんだろうか。最初のライブシーンからほとんどのシーンで、ブラッドリークーパーがかっこよすぎて、レディーガガの役とのギャップが薄まり、誰が悪者なのかが掴めなかった。つまりは、誰に感情移入したらいいのかわからなかった。ジャックに感情移入して、嫉妬や孤独、後戻りできない極限の状態を感じながら、アリーの役に感情移入して、成功への喜び、自分の愛するものへのこだわり、感謝を応援して、その2人の関係性に心を打たれ、それでも叶わない思いに涙する。というのがこの作品の望んだところなのではないのだろうか。
ジャックの孤独は感じられず、アリーの愛するものへのこだわりも感じられない。つまりは、悲劇におけるクライマックスの部分がぽっこり抜け落ちていた。本当に1つ、2つシーンが抜けてたんじゃないかと思うぐらい。ジャックがアリーのグラミー賞受賞式典で失態を起こしてからのジャックの葛藤。それを見捨てず、これまでのジャックを尊敬する意味でのアリーの心からの行動。これがなかった。なぜ?なぜ?わからない。音楽の歌詞に込めたつもりかもしれないが、もっと素直に伝えて欲しかった。
そして、細かいところだが、所々見られるジャンプカット。使いすぎて、いざというところでのインパクトが薄すぎる。撮影は、彼独特のカメラワークが見られたが、流行のカラーライトの使い方がストーリーにマッチしていない。赤と青での表現したいことはわかるが、あまりトーンがあってなかった。
監督デビューとしてのポテンシャルはすごい。細かなところや、演技へのこだわりがすごいところは伝わってくる。でも2時間の映画として、視聴者に旅をさせる大きな枠組みでのストーリーテリングにかけている。あくまでも個人的な感想。
レディー・ガガは素晴らしいデビュー。圧倒的な歌声と、カメラを感じさせない目線はまさに表現者。これをどこまで引き延ばしていけるのかを楽しみに待ちたい。
期待しすぎた・・・
さすがですガガ様
圧倒される楽曲の数々。痛々しくて切ない愛情物語。
【賛否両論チェック】
賛:レディー・ガガやブラッドリー・クーパーの歌が非常に魅力的で、それだけで感動を誘う。ストーリーもそんな歌の数々に導かれるように、とても切なくて哀しい内容に仕上がっているのが印象深い。
否:ラブシーンが結構多いのが、どうしても気になるところ。ラストもかなり唐突。
まず特筆すべきは、何といってもレディー・ガガ演じるアリーと、ブラッドリー・クーパー演じるジャクソンの歌声です。劇中で歌われる2人の歌の数々が、物語の世界観をいざなうかのように紡がれていくのが印象に残ります。
ストーリーは非常に切ないです。ジャクソンに見出され、瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていったアリーと、彼女と反比例するかのように荒んでいってしまうジャクソンとの愛情物語が、時に痛々しいまでに伝わってくるようです。
終わり方はやや唐突で、
「えっ・・・!?」
という感じもありますが、楽曲だけでも一見の価値ありですので、気になった方は是非。
ブラッドリー・クーパーの歌が意外と良かった
レディ・ガガの歌が良いのは勿論、ブラッドリー・クーパーの歌が意外と良かったです。
アリーが帰宅した時に彼女のお父さん達が日本の競馬の馬券を買っているという件で競走馬の馬名がひらがなや漢字交じりだったのがちょっと気になりました。
2019年 1本目
人生の栄光と影の絶妙なかけあい
アメリカならではのシンデレラ・ストーリー
過去に何度かリメイクされ、古典とも言えるシンデレラ・ストーリー。
その度に旬のスターが起用され、今回はレディ・ガガ。
日本では比較的甘く見られがちな話ですが、エンターテインメントの本場アメリカとなれば夢物語も格段にスケールアップします。運と才能で一晩で世界的な名声と富を手に入れるのですからたまらない。半面、半端ないプレッシャーから酒やドラッグで身を滅ぼすスターが多いのもアメリカの芸能界の厳しさ。日本の様に頭数だけで実力のない素人同然のキャバクラ商法芸能界とはわけが違うのです。
その背景を踏まえて観れば、この作品がさらに面白くなるのでは?
主役のガガの演技もなかなか達者で、ブラッドリー・クーパーを相手に負けてません。彼女のやや野暮ったい容姿もこのシンデレラ・ストーリーによく合っている上、下積みから奇抜なファッションとダンスで注目され、その後本格的な歌手へと変貌していったガガ本人のサクセス・ストーリーに合致しています。その意味でも当たり役と言えるでしょう。
劇中の歌唱シーンはもちろん圧倒的で、こちらではクーパーもガガに負けてません。
スター誕生?
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