アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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フツーでもきれい
日本語表記の「スター誕生」から想像される?シンデレラストーリーとはちょっと違う。
もともと実力がある歌手がポンと出てきた感じ。
レディガガのことは、名前しか知らず、派手なメイクの歌手の印象だった。
Wikipediaを見ると、彼女自身のストーリーが反映されているようにも見える。
映画での素顔をみると(メイクはしているだろうが)、フツーに美形に思えた。
こういうのを見ると、どこかの国のアイドル集団が、本当にちゃちなものに見えてくる・・・
ラストは映画的な終わらせ方で好感が持てた。
アル中の歌手がガガ様を救った話。
「アリー スター誕生」字幕版で鑑賞。
※「シュガー・ラッシュ オンライン」を見た後に鑑賞。
*概要*
歌の才能を見いだされた主人公がスターダムを駆け上がっていく姿をブラッドリー・クーパー監督&レディー・ガガ主演で描く。
*主演*
レディー・ガガ
ブラッドリー・クーパー
*感想*
この作品は、何度も映画化されたようですが僕は一度も見たことがありません。実は見る予定ではなかったのですが、時間が丁度余ってしまったので、鑑賞。
世界的に知られるレディー・ガガとブラッドリー・クーパーが競演した今作。予告編や広告などでは評価が高くて、号泣すると謳われてましたが、なんかもう前半から話が想像と違っていたので、個人的に全然ダメでした。
冒頭からアルコール中毒を匂わしてたし、酔ってたし、物語全体に品がない。登場人物に全く共感出来ないし、感情移入できなかったし、、まぁ…歌は上手かったけど、どうしても感動できなかった。ダラダラしてて、途中で帰ろうかなって思ってたけど、最後まで見ました。
最後は予想通りだったし、色々な意味でとても残念な映画でした。(^^;
リアリティと歌唱力
今作は、デイミアンチャゼルの作風のような二人だけの世界観プラス家族を交え、リアルなライブ映像。ガガとブラッドリークーパーでなければこんな傑作にはならなかっただろう。
ブラッドリーはパールジャムのエディヴェダー風、ガガは本人そのままのハマり役。
ラストはクリスコーネル、チェスターベニントン、アヴィーチの死を思い起こしてしまうほどの儚さ。
自分にはどストライクな作品。
素のガガの魅力に圧倒され続ける感動作
レディー・ガガに当て書きしたのではと思ってしまうアリーのサクセスストーリー。ひたすら彼女に見惚れてしまった。ホント「可愛い」と思った。
アリーが愛するロック・スターのジャクソンを演じたブラッドリー・クーパーはやたらカッコいいし、監督としての手腕も並々ならぬものを感じた。まったくストレスを感じさせない演出が心地いい。
そして何より「音楽」に感動する。ガガのヴォーカルの説得力はさすがだ。ブラッドリーのヴォーカルも渋いです。惹かれ合う二人のラブストーリーとしても秀逸で非の打ち所がない。
個人的には「エリック・クラプトン〜12小節の人生〜」を観て間もないので、ドラッグとアルコールに蝕まれるジャクソンとクラプトンを重ねてしまった。
映画の出来よりも気になること
ベタ……ひねりや工夫がなくて面白味にかける
アメリカン・スナイパーの出演などを通して、国家やそのシステムがいかに個人やその家族に関わってくるのか、などの難しいテーマに課題認識を持っているであろうブラッドリー・クーパーがなぜこのタイミングで、ベタな恋愛映画を、ベタなストーリーとベタな歌に乗せて謳い上げたのか。
ロシア疑惑とか過去のセクハラが俎上に乗ってもトランプさんは失脚しないし、相変わらず銃乱射事件は頻発しているし、差別的分断は拡散しているし、トランプさんに批判的なロバート・デ・ニーロは何者かに狙われるし……。
数字では測れない無力感や諦めのような雰囲気がハリウッドにも広がっているのではないか。そんな感じがします。
『華氏911』のように直接、政治の複雑な問題や課題を浮き彫りにしても、状況が変わることは簡単ではないのなら、各個人の愛とか優しさに訴え、それを思い起こさせることにも大きな意味がある。そんなことを考えたのではないでしょうか。
伏線の回収に追われて疲れる映画はちょっと…、という気分の時にはオススメです。
悪くはない
まぁ、いろいろと思うところはあるものの、これはこれで楽しめましたよ。
ブラッドリー・クーパー演じる世界的ロックスター、ジャクソンのライブシーンからの入りで一気に引き込まれ、
掴みはオッケー♪
かと思いきや、歌唱シーン以外は今ひとつ盛り上がりに欠ける展開で、ラストもなんだかなぁ・・・。
本年度のアカデミー賞の有力候補らしいけど、これで?といった感じ。
映画だと思って観ればいろいろ文句も出てきますが、音楽好きにとってはレディー・ガガの歌唱力はもちろん、ブラッドリー・クーパーの歌声にも痺れます。
特に予告編でも流れる『shallow』はいいですね。
既に楽譜やギターのtab譜、レッスン動画も多数上がっていので、早速練習しなきゃ。
この冬の楽しみが1つ増えた。
コンサート、最前列でみた感じ!
フィルムコンサートのような映画でした。
ただ、音楽映画だと思うと、少し中ダル気味。
最後、ジャクソンが元気に復活し、ハッピーエンドの方が良かったかも・・
全体的には、すごく良かったです。
何一つ驚きがない映画
歌はとてもいいのですがストーリーは陳腐です。
どこかで見たような場面を繋ぎ合わせた様な映画。
意外性も何もなくダラダラと続き、しかも長い。
似たような話ならバーレスクの方が歌も話も好きです。
でも歌は本当にいいので、星一つじゃなく二つで。
ブラッドリー クーパーが素晴らしい
意外と評価が低いコメントが多い本作。
リメイクという事もあり、ストーリー展開が読めてしまうからなのカナ?
自分には音楽も歌詞も素晴らしいし、レディーガガも良い。
しかしながら、主演 監督のブラッドリー クーパーがなんと言っても素晴らしいく、いい味を出していた。
音楽が好きな方は間違いなくオススメだし、映画としても良作だと思います。
傑作でした…
ガガが主演だからといってナメてはいけない。ブラッドリー・クーパーの歌が上手すぎて、ジャクソンが大物、アリーが新人というのも充分説得力がある。
そしてなによりも、音楽の力を信じている。監督もしているブラッドリー・クーパーは役者なのに。それがこの映画を傑作にしている。
何度もリメイクされている作品だし、ストーリーに意外性はない。だがそれで良い。説得力があれば良い。
中盤までの夢を見ているような美しさ、後半の切なさ、そして胸を掻き毟られるようなラスト。音楽の結晶のような映画だった…
役者陣は脇も含めて素晴らしかったが、兎に角ブラッドリーとガガを配役出来たことが勝因。
しかし、ブラッドリー・クーパー監督の次回作が楽しみだ。
すべてをさらけ出した魂の叫びは虚栄を打ち砕く
序盤の歌唱パートからクーパーとガガの世界にどっぷりと浸かる。
散在するありきたりなフィクションではない、一人のミュージシャンの人生を追った物語である。
二人が見せる人生の光と影が
だれもが持つ心の弱さを照らし出す。
影と向き合い、苦悩する二人が作り出した音楽たちに勇気付けられるだろう。
丁寧に作られた傑作
今作は昔からある映画の四度目のリメイクで、ストーリー自体の新しさは全く無い。ララランドや雨に唄えばなど、似たような作品を上げればきりがない。
しかし、今までつくられたどの類似映画より丁寧に、そして情熱を持って作られた映画だ。
セリフの一行一行に命がこもっているし、一人だって足を引っ張る役者がいない。全員が素晴らしい演技を最初から最後まで続け、それを非常に凝ったアングルから取っている。
光の使い方やフレームが美しく、本当にブラッドリー本人が監督したのか何度も確かめたほど。主演しながらこんな映画撮れるなんて、化物か。
ストーリーの展開はしっかりしていてテンポも程よく、合間にはいくつもウィットに富んだジョークや、ほっこりするやり取りが挟まれていて、飽きることがなかった。
その上、なんと言ってもレディー・ガガの圧倒的演技と歌唱力。それだけでなくほぼ全曲オリジナルの曲を使うという大盤振る舞い。どれも印象に残る曲で、しかも伴奏のバンドの質がありえんほど高い。歌と演奏のクオリティが、音楽映画としての説得力を最大限高めてくれている。その上、ガガ自身主人公と似たような苦悩を過去持っていたことも相まって、まるで、「いたかもしれないレディー・ガガ」を見ているような錯覚に陥る。
これより説得力のあるスター誕生は少なくともあと50年作ることができないだろう。
ーー少しネタバレーー
映画好きなら絶対に見たほうがいい傑作映画なのだが、ハッピーな展開一辺倒の映画ではない。レディー・ガガがスターになってやったー!という映画ではなく、それを取り巻く人間関係をじっくり描いた濃厚な映画だ。
ベタでベタベタな展開を期待してはいけない。それを期待していくと、がっかりするかもしれない。ブラッドリーとガガの歌が聴きたいだけの人は、ミュージカル映画ほど歌だらけではないので(それでもたっぷり尺はとるが)、そこも注意。
まとめ
気になっている映画好きは必見の傑作。気軽にちょっと映画を見たいだけの人にはちょっと重いかもしれない。
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