アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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平成30年音楽ものの仕上げ
ブラッドリー・クーパーと言えば、「アメリカン・スナイパー」は印象にのこっているものの、私の中では「ハングオーバー」のイメージなので、本作の酔っ払いミュージシャンはイメージぴったりだった。先日、エリック・クラプトンの映画見たばかりで、キャラ的に完全にダブった。まぁ、あっちは本物だけど。
ブラッドリー・クーパーの唄も上手いが、レディ・ガガはさすがの歌唱力で、物語の合間合間に挟まれる歌唱シーンは、それだけで聴かせる。
映画の内容としてはサクセスストーリーで、プリティウーマン風の物語だ。それほど捻りも無いので、素直に2人の心情を追え、感情移入しやすい作りだ。
3時間と長い映画だが、歌のシーンのおかげで中だるみもなく、最後まで見れた。まぁ、悪くはないけど、2時間で収めでもよかった内容といえばそうだろう。デートには良いかもね。
スターは、なってからが大変
ベタでベター
ちょっとペンチを貸してくれ
容姿に自身がなく、顔で拒否られるって・・・つけ眉毛のせいじゃないの?と、最初からツッコミ態勢で鑑賞してしまいましたが、細かなところで音楽映画の素晴らしさを堪能することができました。さすがに全体的にはジュディ・ガーランド版『スタア誕生』(1954)もバーバラ・ストライザンド版『スター誕生』(1976)も観ているので、男が落ちぶれていく展開は知っていた。言ってみれば、ストーリー的には安心して見れたのです。
細かな点でちょっと使えそうな、また今後流行るかもしれないペンチでギターの弦を切るエピソードがお気に入りです。ギターを弾いたことのある人しかわからないかもしれないのですが、古くなった弦の処分、分別は困りものなのです。ゴミの分別がうるさくなってからは、細い弦は丸めて、太い弦はペンチで切り刻んで空き缶の中に入れてゴミ出しする方法をとっています。そんな処分に困る不要弦を指輪にしてプロポーズするという画期的なアイデア!世の男性ギタリストたちが真似すること間違いなしと思えるシーンでした。
もうひとつ、音楽映画特有のものですが、あり得ないやろ!とも批判される重要なファクターがあります。古くは『ベニイ・グッドマン物語』(1956)で、ライオネル・ハンプトンがいきなり乱入してセッションを始めるシーンだとか、『スウィングガールズ』(2004)で遊びまくってた女の子がいきなり楽器店で管楽器を購入して主人公のバンドで演奏するとか、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ではフレディが歌う「Doing All Right」にいきなりハモるブライアンとロジャーだったり、練習してないのにできるわけないやろ!と感じるシーンが必ずあるものなのです。このレディー・ガガ版でも、酔っぱらったジャックがアリーの口ずさんだ曲を次の日のコンサートでいきなり編曲し、完成された曲としてアリーとデュエットするという凄技がありました。こういう「嘘やろ!」的なエピソードが音楽映画独特の手法(?)として存在しています。ミュージカル映画ではもっとあり得ないシーンがいっぱいありますので、元々はミュージカルから来てるのでしょうね。
さて、このレディ・ガガ版というより、ブラッドリー・クーパー版といった方がいいかもしれない今作品では、聴力を失いかけて酒に溺れる男を好演していましたが、もっと聴力が失われるシーンを重く描いてほしかったと感じました。これじゃ、単に禁酒できない上にドラッグ漬けになっただけの男のような気もする。頭の中で想像していた音というエピソードも良かっただけに残念でした。あ、それと、いつの間にか酔っぱらってるジャックというのも不自然でした。
なにはともあれ、シャロウを聴くだけでも価値のある映画だと思います。
んー
ボヘミアンよりアリー
人生で初めて歌で泣いた。
心を揺さぶるパフォーマンス。
秀逸のラストカット。
素晴らしい映画。ストーリーがベタといえばそうだが、、。
ただただ素晴らしかった。
日本では、ボヘミアンラプソディの方が圧倒的に人気。
アリーはボヘミアンに比較されているようではあるし、ボヘミアンの方が優れているという評価が多いが、アリーがボヘミアンより下だという評価をとても悲しく思う。
ただCDかTVか何かの音源流して、人物を描かない、ドラマを描かない映画より評価されないって何なんだろう。
素晴らしい映画に出会ったものの、自分の気持ちに共感してくれるのが少ないのは悲しい。
まあ映画は好みなので共感してほしいと望むことがおかしいとは思うが。
少しでも多くの人にこの映画を観てほしいと思う。
もう少し…
歌声が映画の質を上げた
主演2人の芝居も抜群!勿論歌唱力も最高に迫力有って楽しい!
今年は、「ボヘミアン」が観られただけでも最高に嬉しい年だったけれども、更に本作「アリー」が観られて今年の自己映画観賞ラインナップは大満足で言う事無い!
最高にご機嫌!楽しい年だったと言っても過言では決してありません。
ここ数年来クラッシックミュージック関連音楽とその演奏者或いは、声楽家達との人間模様がテーマの作品が多かった。「オーケストラ・クラス」「プラハのモーツアルト」に代表される様な作品群。これらの作品は好きだけれども、もう食傷気味であった事も確かだった。
そして「アリー」は「スター誕生」のリメイクなので、今度は4度目?5作目なのかな?前作のバーバラとクリス出演作からは40年以上が経っているのだけれど、タイトルはスター誕生ではなかったけれども物語自体は同じストーリーのオスカー受賞作品「アーティスト」が制作されてから6年が経つ。
これほど再三リメイクされる作品もそうそう無いだろう。
と言う訳で、ストーリー自体はお馴染なので、誰もが知っている物語だから、その話に何か新しい良さを求められてしまう分だけ、作り手は苦労が付き纏う作品だと思う。
しかし、本作は全く古さを感じさせないストーリー展開で、演出も良いし、レディーガガの芝居も、クーパーの芝居も共に良い。
そして何よりも最高に純!ピュアーでピュアーな純愛映画に徹しているのが、更に良かった!
特にクリスマスデートにぴったりの作品でもあるので、丁度良いタイミング!
これは絶対に見逃せない、映画館でこそ観たい作品だ。
また映画音楽の名曲が誕生したね!音楽を聴きに行くだけでも楽しい映画!
ファーストシーンからラストまで歌は効果的に巧く使われていて最高に良かった!
そして何と言っても今年は犬年だから、ラストの方で、犬がガレージの前に動かずにいたシーンが切な過ぎた!
犬が大活躍の〆の大役と言うのも今年にこそ相応しい作品だった!
歌を聞くだけなら良し
素敵なラブストーリー
鑑賞して感傷に浸りました。
あ ほ く さ
全てがトントン拍子のシンデレラストーリー。こんなんでいいんか?
「スター同士の恋愛」という点以外は、全くもって普通以下のザ・メロドラマ。
率直に言って、レディ・ガガ主演のアイドル映画でしかない。残念ながらね。
冒頭5分くらい、アリーがトイレで「ア゛アァア゛^ァあアァー!ッ!」と絶叫かますシーンでそう思ってしまった。
寒いよ。あんたが既に大スターなのは皆知ってるよ。ファン以外は見る意義ないと思います。
和風に言うなら、レディ・ガガ的「成りあがり」っすね。好きなだけタオル投げてろや。
私は何も悪くない!世間や酒やジャーマネが悪い!可哀想な私!!あほくさ。
ここからは映画関係ないけど…
レディ・ガガって、あれだけセンセーショナルに売っておきながら、根はカントリーの人だってのが如実に現れてましたね。別にいいけどさ。
アレッ?感が強いような
現実の視点で見るとガガがグラミー賞新人賞に受賞できたのではないが、あのシーンはどこかティラースウィフトの受賞シーンみたいだったし、SNLに登場していたのはティラーにもあった。アレックス・ボールドヴィンがカメオ出演していたのには笑った。
あと旦那がドラックと酒に堕ちて行くのは、故ホイットニーの旦那のボビー・ブラウンもそうだったし、リアルな世界をところどころ彷彿させた。
若い世代が知っているかどうかだけど、こうしたミュージジャンが銀幕に出るのは珍しい事ではなく、とっくの昔からある。オリビアとトラボルタのフットルースとか。
それに続いて、マドンナもホイットニーも映画に出ている。
現実のガガは、何を描きたかったのか、腑に落ちない。
実話じゃない
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