「誕生と死」アリー スター誕生 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
誕生と死
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ライブパフォーマンスで人気のギタリスト&歌手のジャックに見いだされアリーがスターダムに上るのだがジャックは気を病む性格で重いアル中、アリーの足枷になっているのではないかと自身に失望、自殺してしまうという残念な悲恋の物語。感情移入しようにも人物像の掘り下げが足りないのでトラウマの真相も判らず傍観するだけでした。
ブラッドリー・クーパー初監督、やたらライトを画面に入れ込んだ逆光シーンがお気に入りのようだが眩しいだけ、俳優業に専念した方が良いでしょう。一方、ガガも演技は素人、感情剥き出しはできるが繊細な喜びや悲しみの表現は苦手のようだ。
好みの問題だがバンドは良かったがご両人とも歌は頂けない、ガガのラビアンローズもシャウトするだけで乱暴な歌い方、どこが上手いのか説得力に欠けている。兎角、自作自演では自己陶酔に陥りやすい、しっかりNGの出せる厳しい目と耳が必要、やっぱりイーストウッドが撮っていればよかった・・。
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