「愛あればこそ」アリー スター誕生 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
愛あればこそ
アカデミー賞での、レディ・ガガとブラッドリー・クーパの熱唱シーンを見ました。
とても伸びやかでセクシーで、目と耳が釘付け。
いつか観たいと思っていました。
実はレディ・ガガの歌を知らず(ファンの方ごめんなさい)。
だからひとつの作品として、向き合うことができました。
「スターが誕生する、その裏側見せます」。
ざっくりいうと、そんな内容。
そこに至る二人や、周囲の悲喜こもごもが視線をいろいろ変えて進んでいくので。
あっという間に時間が過ぎていきます。
壁に当たると「私は自信がない」と、下を向いてしまうアリー。
それを励ますジャックだけど、彼も問題を抱えていて。
ジャックの変貌していく姿、どこかで這い上がってくるんじゃないかと、期待しました。
家族愛も時々出てきて。
ジャックのマネージャーであり兄の言葉が、印象的。
アリーのステージの袖で、「俺たちがやってきたことは、悪くなかった」。
なるほど。
作品を包む「愛あればこそ」。それは全てに置いて、言えることだなあ。
アカデミー賞歌曲賞受賞も納得の、1作でした。
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