「やっぱり出演者が歌わないと。」アリー スター誕生 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり出演者が歌わないと。
これが何回目の映画化だろうか。アメリカ人が好きそうな話、なのだろうか。
ロックスター ジャック(ブラッドリー・クーパー)が場末の小さなお店で見つけた歌姫アリー(レディー・ガガ)。その才能を引き出した代わりに自分が、というお話。
歌われている曲は、かつての「スター誕生」で歌われたものが入っているかもしれないし、今回作られたものがあるかもしれない。
いずれにしても、レディー・ガガは当然としても、ブラッドリー・クーパーもきっちりと歌っているのがいい。
だから伝わるのだ。
ラストで歌われた曲には完全にやられた。
ブラッドリー・クーパーの監督としての力量は相当である。
「ボヘミアン・ラプソディ」のライブシーンと比較してみても、ブラッドリー・クーパーのうまさが光る。観客をあまり映さなかったのは、大人の事情かもしれないが、本物の演奏を観た気がした。
ブラッドリー・クーパーには「ハング・オーバー!」のような映画にも出てほしいが、本作ではトッド・フィリップスもかんでいるので、いつかはコメディもやってくれるだろう。また、コメディの監督もあるかもしれない。
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