劇場公開日 2018年5月18日

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「なんてマッチョな映画!」ランペイジ 巨獣大乱闘 Ko Fuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なんてマッチョな映画!

2018年5月20日
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パシフィックリムとGODZILLAがなんとなく不完全燃焼で、パワフルな怪獣映画を求めていたそこのあなた!このマッチョな映画は如何ですか?
マッチョな主人公がマッチョなゴリラと友人で、ある日飛んできた化学兵器の影響でマッチョなゴリラが凶暴化して、同じくマッチョなワニとオオカミも凶暴化して、ついでに巨大化しちゃったマッチョな映画です。
なにが凄いって中身がすっからかんな所。バカな大企業の姉弟社長が遺伝子兵器を作ったけど事故ったんでサンプル回収のために電波出して遺伝子兵器吸い込んだ動物たちをシカゴに集めちゃった!ってあまりにバカすぎるシナリオ。あとは軍を巻き込んで大乱闘!軍の決めてはきました!お決まりの核です!街に落ちたら大変!止めなきゃ!巨獣たちをやっつけるぞ!以上です。ネタバレも何もあったもんじゃないです。
しかしこのバカさ加減に何もかもをつぎ込んで細かいこと全部ぶっ飛ばしている辺りに古き良きエンタメ映画の血を感じます。最近はなんやかやと懲りすぎなエンタメが多いので、たまにはこういうのもアリです。なんてマッチョな考え方。
細かいことはいいから戦いを見せろ!という方にはピッタリ。是非ともその大破壊映像をご堪能あれ。

Ko Fu