劇場公開日 2019年6月14日

  • 予告編を見る

「知ってほしい」劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム もっちさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0知ってほしい

2019年6月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

「うたの☆プリンスさまっ♪」(略してうたプリ)とは2010年に発売されたアイドルとデビューを目指し奮闘する“乙女ゲーム” です。その1年後にはアニメ化を果たし4期に及ぶ大人気作品で、様々なCD企画や声優さんがライブを行うなど幅広いコンテンツです。何よりキャラクターの個性が強く、「財閥の御曹司」「異国の伯爵」や「お弁当屋の息子」など生まれた場所育った環境その何もかも違う彼らががそれぞれの“過去”を抱えアイドルとして成長していく姿に魅了され、私はこのコンテンツを5年近く応援しています。

今回は「うたプリ」9年の歴史で初めての劇場版。
制作が発表されたのは、メットライフドームで行われた6th LIVEでした。
総勢18人のキャストが揃う大きなステージ。スクリーンに映し出される「劇場版制作決定」の文字と鳴り止まない歓声。泣き崩れる人、抱き合い喜びを分かち合う人。あの感動と歓声は2度と忘れません。そんな期待に満ち溢れた新作。

一言でいえば「ライブ」そう、ライブです。
何か出来事が起こるわけじゃない。起承転結なんて何処にもない。公開前からずっと楽しみで前売り券を何枚も買って、いい歳してカウントダウンまでして。出来上がったのは、ライブでした。涙が止まりませんでした。終わった後席を立てないくらいにはボロボロでメイクも落ちて。

それはもう............楽しかった。
アイドルが歌って踊るその全てが喜びだった。
アニメーションだなんて信じられないくらいアイドルがそこにいた。
笑顔で溢れてた。
うたプリらしさが散りばめられていてクスッと笑えたり、今までを振り返ってウルっとくる場面もあった。

何年も作品を応援していても「次元」という大きな壁が立ちはだかって。どんなにキャラクターを愛していても永遠なんてない。私だけの好きでコンテンツは続かない。そんな不安を搔き消すぐらいの大きな希望が「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」です。

5年間応援してきて“いつも”楽しかったわけじゃなかった。バッシングを受け炎上したこともキャラクター内で格差が生まれることもコンテンツが終わりそうになったときもあった。愛が冷めて離れようとした。それでもここまで来れた。

どんな理由でもいいんです。どんなタイミングでもいいんです。「アニメ見てない」「ゲームやってない」「キャラクター知らない」大丈夫です。ふらっと見てみてください。
劇場に入ればアイドルたちが楽しませてくれます!
是非、足を運んでください!

夢の王国!楽しんできてくださいね!

(こんな長文を最後まで見て下さってありがとうございます。レビューというか感想に近いですが、どうか多くの人が見てくれることを願っております。)

もっち