劇場公開日 2018年4月14日

心と体とのレビュー・感想・評価

全51件中、21~40件目を表示

4.0鹿の夢が繋ぐ年齢差のふたり

2019年2月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

この鹿の夢が彼らの深層心理(要求)の現れなのか?最初は分からないが、二人の関係性が変わっていくにつれて、夢は変化していく。
左手に麻痺のあるエンドレ、記憶力は凄まじいコミュ障のマーリアと言う少し変わったふたりに起こる心の変化が始まると物語はゆっくり進み始める。
お国柄と言うか、奔放な女性が出てくるので、マーリアと上手くいかなかったエンドレがモヤモヤを職場の女性とのSEXで晴らすみたいなシーンがあるけどやったらすぐ帰らせるとか、男って…とは思う。(笑)
マーリアは記憶力こそ凄いが、精神的な部分に発達障害がある様子で他人とのふれあいを怖れている。
その二人が夢を通して、惹かれあうのだが、食肉工場が出てくるので、血と肉が出てきて、生と性を想像させられてしまう。

マーリアが色々頑張って、ぎこちない誘い方したのに伝わらないのはもどかしかった。

入浴シーンはセクシーであったが、リストカットシーンでもあった為、このままバッドエンド一直線かと不安になったが、そこはそれ(笑)

素直な二人に幸舞い降りる(笑)

ただ机の上のこぼれた欠片をそっとかき寄せる手には何か不安を感じさせられた。

特殊な恋愛譚と思うが、好きになると不安になるのは誰もが経験するものだから、これは良い作品と思う。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

4.5お幸せに

2019年2月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

怖い

知的

主人公は牛肉の処理工場のリーダー、新しい検査官がやってくる。
この金髪の美人検査官は仲間と打ち解けることはせず、基準厳守でとても厳しかった。
盗難事件をきっかけに、従業員の精神分析が行われ、リーダーと検査官は全く同じ夢を見ていることがわかる。
牛肉の処理は丁寧でハードな映像だ。
この検査官のキャラがとてもよく、幸せを願ってしまう。

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いやよセブン

1.0鑑賞注意!

2018年12月16日
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鑑賞方法:映画館

予告のどこにも「血に弱い方は注意!」と書いてなかった気がするが…本当に血のシーンが多くて、吐き気を感じました。

ストーリーもなぜ二人が結び付くのか、イマイチ分からない

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大人気分

4.0あり得ないからロマンティック

2018年10月3日
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鑑賞方法:映画館

鹿の夢を共有する孤独な男女の恋。夢の共有を知ってからの下世話さにも共感できる。

ファンタジーで終わらない大人なメルヘンの秀作だ。

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エロくそチキン

2.5同床異夢

2018年9月30日
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って事なのか、ちょっとあり得ない設定かな。次の展開に惹かれたが終わっちゃった。。。

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Miya-n

3.5異色官能作。

2018年9月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

硬直美人を口説く難しさ。障害の苦悩を夢にのせ描く不思議な官能作品。

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ハチコ

4.5【透き通るが如き白い肌のコミュニケーション不全の美しき女性と孤独な中年男の愛を、静謐に描く物語。ローラマーリングの”What He Wrote”が流れる映像の美しさと儚さは比類なき作品である。】

2018年8月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 ー イルディコー・エニュディ監督が18年振りに発表した長編ハンガリー映画。ー

 ・マーリアを演じた、アレクサンドラ・ボルベーイの”漂白感”が圧倒的な静謐な美しさで、この作品の世界観を支えている。

 ・マーリアが働き始めた精肉工場の片腕が不自由な上司エンドレとマーリアの不器用な恋を”雄雌鹿”の山中での姿を象徴的に絡ませて描き出す。

 ・冒頭と、それ以降随所に現れる雄雌鹿のモノトーンに近い映像が秀逸。

 ・コミュニケーション不全故、漂白の肌の、マーリアの手首から流れ出る鮮血・・。

 ・”ローラマーリング”の”What He Wrote”が流れる映像の儚さ、美しさは比類がなく、何故か落涙してしまった作品。
  旅から戻り、”ローラマーリング”のCD数作を購入した事は言うまでもない。

<イルディコー・エニュディ監督の独特な世界観、映像に圧倒的された、とても好きな静謐な美しさを醸し出す作品でもある。>

<2018年8月14日 旅先のミニシアター"京都シネマ"で鑑賞>

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NOBU

0.5無残な失敗作。

2018年8月19日
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鑑賞方法:映画館

単純

 途中までは男女の心理サスペンスかと思いましたが、最終的にはハッピーエンドの恋愛ドラマに着地。意味ありげに挿入される鹿の画像、あれはいったい何であったのでしょう。バスタブでの痛々しい自傷行為、あれはいったい何であったのでしょう。思わせぶりな映像全てが、今となっては、徒労の源です。ベルリン国際映画祭金熊賞受賞が悪い冗談にしか思えません。観終わった後、ここまで怒りが込み上げてきた映画も珍しいです。
 ああ、虚しい!

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bashiba

3.5生きる

2018年8月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

生命は生まれて死にゆくもの。牛肉も血も愛もセックスも、全てが生命の営みと死から産み出されるものです。そんなこと普段は全く考えないけれど、だけど見えないものに、気がつかないものに、私自身が生かされているのだ。生命に「勝ち組」「負け組」も関係ない。圧倒的な生命の存在の中では、アスペルガーも障害も何でもありなのです。

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ミカ

2.0違和感あり

2018年7月24日
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鑑賞方法:映画館

個人的に共感できる内容では無く主演男優にもかなり違和感を感じた。鹿の夢の発想は良いが食肉処理場の設定は疑問が残る。
2018-136

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隣組

3.0痛々しい陶酔劇

2018年7月17日
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鑑賞方法:映画館

食肉処理施設での解体、誤解から来る独り善がりの自傷行為、痛々しいが、生きることこそに意味かあると考えさせられる。
しかし、共通の夢を見ることで年齢差関係なく恋愛感情にまで発展するというのが、ちょっと非現実的。主人公の男も急に言ってることを翻したような他の女へとる行動も共感できず。
最後の食卓シーンも何ゆえ敬語?
ショウウインドウのポケモンぬいぐるみでクールジャパンが実感できたのがプラスかな。

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さんにん@㌦㌦

2.5私には合いませんでした

2018年7月14日
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レビュー見て期待して37度の中行きましたが、引き込まれることもなくクーラーの気持ちよさで終始うとうと。残念でした。

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きょん

3.0白雪姫

2018年6月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

絵が綺麗。
照明が良い。
カット割りもザクッとしてて好き。

ヒロインの演技力が◎。
観客をゆっくり感情移入させる。
コメディなシーンもあるが、
淡々としてて悪ノリ感はなかった。

監督は女性だったのが意外。

これがハンガリーで大ヒットって凄い。
地味といえば地味なのに。

ラストが難しい。
男は夢を見ていたんだろうか?
見ていないとしたら、質問するだろうか?
男だけ見ていたとしたら?
この後の二人は?

もう1回観るかなあ…。

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shadow-81

2.5いかれてる映画でした

2018年6月6日
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鑑賞方法:映画館

映像は綺麗でムードもあり、上手な監督や撮影だなあと心から思う。

一方で、同じ夢を見る二人が惹かれあっていくというお話自体は、全然入り込めないまま終了。向き不向きってあるんだなあ。あと、やっぱり血は苦手。女性向き?

映画のレベルとしては高いと思います。さすが金熊賞。

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CB

3.5ファンタジーのようなリアル

2018年6月2日
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鑑賞方法:映画館

今日来た三本の中で一番良かった。
コメディー的な主人公の女の子のまっすぐさが良い。

英語の映画に慣れてるせいかハンガリー映画だとパンフを読んでわかって。へぇーって感じだった。
ハンガリーの食肉工場の現実にファンタジーのような鹿の夢を融合させた本作。

面白かった。

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emp

4.0とても良い映画

2018年6月1日
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人との関わりやコミュニケーションが苦手な女性が主人公の恋愛映画。夢を通じて心を徐々に通わせていく様子が感動的でした。

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stoneage

4.0観終わったあとに無表情になる。 そしてその評定のまま”頑張らねば”って少し励まされる。じんわり良い映画。

2018年5月27日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

知的

がっつりラブストーリーかと思いきや、ヒロインの人間成長的な側面も強くて良い意味で裏切られた。愛だけではない。

前半は食肉処理場の生理的な不穏さと共通して見る夢の謎/ミステリーな要素の緊張感でひっぱる、がめちゃくちゃ惹き込まれるわけではありませんでした。
しかし中盤からヒロインのマーリアが変わっていく……いや変わろうとしていく描写が始まってからが素晴らしい。

マーリアは人とのコミュニケーションのとり方がわからない傾向がある。前日に会話のシミュレーションをしたり、ルールから逸脱できなかったりする。
そんな自分の個性をしっかり認識して、人に相談して、自分で変えようとして変化していく。その様子がステキ。

他と違う人だって、それを認識して努力してるんだ。そのために人に相談してもいいんだ。
そんなことを教えてくれる映画。

変わっている人をシリアスとコミカルを含みながら描くのはNHKにようこそ!を思い出した。
ただシリアスとコミカルのバランスは反対かな。本作はシリアス/アート的な側面が強い。
ここらへんが日本と海外の映画/エンタメの違いだなぁ。邦画ではこんな作品にはならない

ラストの朝のシーンの意味は……なるほど、人生ですな。ヨーロッパ映画らしい。

昼のシーンが多い前半から夜のシーンが増える後半。なんだか映画全体で1日だった感覚。
人生全部じゃなくて、人生のちょこっとを切り取った物語なのかも。

ラブストーリーであるし、”人生”、”生きるってこと”はどういうことなのか教えてくれる映画。生きづらく感じてる人ほど響きそう。

ポスターなどの印象ほどは重い/暗い作品ではなかったです。軽い作品でもないけど;そういう意味では人生ここにあり!にも近いかな。

あと夢に現れる鹿の神秘性には目を奪われる。鹿の顔ってすごいな。神様みたいだ。目と毛並みを見ているだけで体の血がドクっと脈打った。
あと演技が完璧。CG?

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kizkiz

4.5静謐さと純愛。

2018年5月19日
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鑑賞方法:映画館

鹿、牛、女、男。すべての瞳にフォーカスするカメラワークが秀逸。今年のベスト。

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ありくろ

4.5これが映画です

2018年5月18日
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鑑賞方法:映画館

久々に映画らしい映画を観た
良き日のフランス映画の様な感じ
少しのユーモア
摩訶不思議な設定
何と言っても登場人物の魅力!
これにつきます

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シネパラ

4.0夢は2人を出会わせた

2018年5月13日
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鑑賞方法:映画館

言葉のない世界の豊かさを感じさせる夢

言葉の世界は2人には少し生きづらい。

深い余韻が残る良い映画でした。

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Momoko
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